施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2010年度


<基本情報>

施策課題 55103000 新百合ヶ丘駅周辺地区の整備 作成課 まちづくり局総務部企画課
基本政策 活力にあふれ躍動するまちづくり 政策の
基本方向
都市の拠点機能を整備する 基本施策 民間活力を活かした魅力ある広域拠点の形成
関係課 建設局道路整備課、街路立体交差課、麻生区役所企画課 重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●新百合ヶ丘駅周辺においては、商業、業務機能等が集積することに伴う交通量の変化などに対する交通環境の向上、バリアフリー化の進展など、安全で快適に暮らしやすいまちづくりに向けた取組が必要となっています。
●駅北側の万福寺地区における土地区画整理事業の竣工とともに、昭和音楽大学や、「しんゆり・芸術のまち」を推進する中核施設として整備された川崎市アートセンターなどの地域資源を活かした、良好な自然環境と融合した芸術文化都市の創造に向けた取組が必要となっています。
施策の概要 ●新百合ヶ丘駅周辺は、土地区画整理事業などにより駅前を中心に一定の市街化が図られており、商業・業務機能とともに、川崎市アートセンター・映画学校・音楽大学などの文化・芸術機能が集積し、音楽祭や映画祭などの市民活動が盛んな地区へ発展しています。
●こうしたなか、商業・業務機能の集積に伴う交通量の変化に対する交通環境の向上、バリアフリー化への進展、芸術のまちづくの推進など、社会経済環境の変化に伴う新たな地域課題に対応した総合的な取組みにより、本市の広域拠点にふさわしい個性と魅力あるまちづくりを推進していきます。
施策の目標 ●駅北口のバリアフリー化を図るため、エレベーターの整備を推進します。
●駅前の地域交通課題への適切な対応とともに、交通環境変化に合わせ課題整理や対応策を検討します。
●都市活動を支える都市基盤として、国道・県道・都市計画道路などの周辺幹線道路の整備を推進します。
●新百合ヶ丘駅周辺地区を中心とした芸術のまちづくりを推進し、しんゆりブランドの確立に取り組みます。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●北口エレベーターは、より快適な利用を望む地域要望等を受け、施設内容の変更・追加を行うことになり、完成を来年度に変更しました。
●区画街路9号線は、拡幅部の整備が10月に完了し、安全に通行できる空間を確保しました。また、上麻生北第2公園は、改修に必要な設計を行い、3月に工事に着手しました。
●地区交通環境調査として、2月に交通量等の調査を実施しました。
●「しんゆり・芸術のまち」のまちづくりを行う推進団体として新たに平成22年2月に設立されたNPO法人を支援し、推進体制を確立しました。また、新百合ヶ丘駅周辺地区活性化推進事業を活用し、コンシェルジェ機能の確立やPRボードやホームページの安定的な更新を確保したほか、学生と連携した発信を行う(専修大学生との2プロジェクト、昭和音楽大学生との3プロジェクトの企画運営)など「しんゆり・芸術のまち」情報発信機能を強化しました。
2008
A
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●エレベーター設置については、関係事業者、地元住民等と調整し、設計内容について合意を得ることが必要です。
A
2010 (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 ●バリアフリー化推進のため、北口エレベータについては、地元住民、関係事業者等と協議・調整し、年度内の完成を目指し、平成23年度当初に工事着手します。
●道路整備プログラムとの整合を図りながら、尻手黒川線(IV期)や世田谷町田線の整備を推進します。
●尻手黒川線(III期)の開通などによる自動車交通の流れなどの変化を把握するための実態調査・検討を行い、駅周辺の地区交通環境の改善に向けた取組の検討を推進します。
●PR委員会からNPO法人しんゆり・芸術のまちづくりへと事業展開が進んできた成果と実績をもとに、持続可能な推進体制に向けた支援を行うとともに、情報発信を行うことで地域ブランドの定着化を図ります。
B

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
小田急新百合ヶ丘駅の一日平均乗降人員 麻生区の都市計画道路事業進捗率  
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
新たな都市機能の集積により、各施設への来訪者数による駅乗降人員の増加が見込まれます。
※小田急電鉄(株)による、2009年度の公表数値です。
※旅客施設のため、計画値の設定は困難です。
麻生区の都市計画道路の計画延長43kmに対する完成延長の割合
目標値 63%(2014年)
 
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい 大きいほどよい  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 - 116,812 2008 47 49.8 % 2008      
2009 - 120,516 2009 50 51.6 % 2009      
2010 - 121,705 2010 53 57.0 % 2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 20,817 5,343 59,474 30,656 5,135 242,211 247,379 18,771

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
新百合ヶ丘駅周辺交通環境調査事業 III 道路改良事業(国県道) III
街路整備事業 III しんゆり・芸術のまち推進事業(区課題) III
>>前のページへ戻る