施策進行管理・評価票(1)
評価年度:2010年度
<基本情報>
施策課題 |
63102000 |
多摩川における市民活動の育成・支援 |
作成課 |
建設緑政局緑政部多摩川施策推進課 |
基本政策 |
個性と魅力が輝くまちづくり |
政策の 基本方向 |
多摩川などの水辺空間を活かす |
基本施策 |
多摩川の魅力を活かす総合的な取組 |
関係課 |
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重点 |
■ |
<施策の概要及び施策の目標>
当該施策によって
解決すべき課題 |
●多摩川は川崎市のシンボル的な存在であるとともに、都市部に残された貴重な自然空間であり、現在でも多くの人々が貴重な自然とレクレーションの空間、歴史・文化的資源として利用しています。多摩川に親しめる環境を新たに発掘するとともに、より多くの市民に発信していくために、多摩川の歴史文化や自然などの情報発信や多摩川を対象に活動をしている市民団体(多摩川の自然環境、歴史や文化等の保全・継承を進めている団体)との連携を深め、市民や国、他自治体と協働・協調のもと、より多くの市民に広げていく仕掛けを構築していく必要があります。 |
施策の概要 |
●より多くの市民が多摩川の持つ様々な資源に触れられる機会を設けるために、多摩川の自然環境や歴史文化の保全・継承等を進めている市民活動の支援を行ないます。
●市民の情報の受発信や活動の拠点である二ケ領せせらぎ館を中心に、多摩川の自然環境や歴史文化の展示活動や環境学習、自然体験のイベント実施など多摩川エコミュージアムプランの趣旨に沿った市民の活動を支援します。
●大師河原に整備された水防センターで、平常時の環境学習等の市民活動拠点としての活用を図るとともに、子どもたちに環境学習や自然体験を行なうために地域の市民が主体となって運営する市内3校目の水辺の楽校の設立を目指します。 |
施策の目標 |
●多摩川の持つ魅力をより多くの市民に知ってもらうために、多摩川エコミュージアムプラン及び多摩川プランに基づき、市民団体と連携し企画段階から相互の役割分担を行ないながら、より多くの市民が参加できるイベント・環境学習・体験学習等を企画・運営・実施します。 |
<成果の説明>
評価結果 |
(1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 |
多摩川の魅力や価値をより多くの市民に共有してもらうためには、まず多摩川に来てもらい、体感してもらうことが大切と考えます。そのために年間を通じNPOと協働して事業を開催し、気軽に立ち寄れるものから自ら積極的に参加してもらうものなど、様々な企画を行いました。その結果、さくらのコンサート(700人)を始め、エコ★カップいかだくだり(昨年26艇、約100人から33艇、約140人)、水ウオーク(昨年400人から700人)、環境学習の実施(昨年50校、約2300人から60校、約3000人)など多くの参加を得られることができました。また、昨年同様マスコミ等にも取り上げられたことから、直接参加できなかった市民に対しても多摩川の魅力やその価値を伝えることができました。また、9月には市民の手により、机の上でなく実体験を通しかつ楽しみながら環境学習等を行う目的で設立される水辺の楽校が、市内3校目として大師地区に設立され河口域における活動を始めるとともに、川崎市域において上流部の「かわさき」、中流部の「とどろき」との連携の強化を図りました。さらに他都市(静岡市)との連携についても、引き続き行ってきました。 |
2008 |
A |
2009 |
(2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 |
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A |
2010 |
(1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 |
多摩川の持つ多面的な魅力や価値について、年間を通じて事業を通して行ってきましたが年々参加者が増えるなど市民の関心も高いことから、引き続きNPOや市民団体と連携していく必要があると考えています。また、今後は市内の企業とも連携を図り、市民・企業・学校・行政が連携し、よりよい事業を企画・運営していく必要があると考えています。 |
A |
A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの
<参考指標>
参考指標名(1) |
参考指標名(2) |
参考指標名(3) |
環境学習事業の実施 |
水防センターにおける来館者数 |
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指標の説明(1) |
指標の説明(2) |
指標の説明(3) |
多摩川の持つ自然環境を知ってもらうことを目的とした環境学習の参加数から判断した値です。 |
水防センターの来館者については、一般の来館者のみでなく、環境学習の受講者も多く含まれることから、水辺の楽校に移行した後の活動の指針となると考えています。 |
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指標の方向性(1) |
指標の方向性(2) |
指標の方向性(3) |
現状維持 |
大きいほどよい |
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年度 |
計画値 |
実績値 |
単位 |
年度 |
計画値 |
実績値 |
単位 |
年度 |
計画値 |
実績値 |
単位 |
2008 |
2,500 |
2,618 |
人 |
2008 |
4,000 |
4,776 |
人 |
2008 |
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2009 |
2,500 |
4,046 |
人 |
2009 |
4,500 |
7,889 |
人 |
2009 |
|
|
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2010 |
2,500 |
4,390 |
人 |
2010 |
4,500 |
10,223 |
人 |
2010 |
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年度 |
2008(H20)年度 |
2009(H21)年度 |
2010(H22)年度 |
予算 |
決算 |
計画事業費 |
予算 |
決算 |
計画事業費 |
予算 |
決算見込 |
事業費合計 |
57,024 |
52,497 |
57,310 |
58,746 |
56,236 |
55,042 |
56,779 |
51,524 |
<配下の事務事業所一覧>