施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2010年度


<基本情報>

施策課題 73105000 安全で効率的な情報化の確保 作成課 総務局情報管理部システム企画課
基本政策 参加と協働による市民自治のまちづくり 政策の
基本方向
市民満足度の高い行政サービスを提供する 基本施策 市民本位の情報環境の整備
関係課 総務局情報管理部行政情報課 重点  

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●電子行政サービスを市民が安心して利用できるよう、本市の情報セキュリティ基本方針に関する規程及び情報セキュリティ基準に基づき、各システムの企画、開発、運用の各段階で適正なセキュリティ管理を推進していく必要があります。
●情報環境整備の効果を最大限発揮するため、現在稼動中のシステムのライフサイクルや今後見込まれる再構築、大規模改修計画を見据えて、システムごとに再構築等の実施時期や方法などについて調整を行いながら、情報化に係る事業の最適化を進めることが必要です。
施策の概要 ●高度情報化社会が進展する一方、個人情報の保護の重要性が一層高まる中で、電子行政サービスを市民や企業が安心して利用できるよう、本市の情報セキュリティ基準などに基づき適正なセキュリティ管理を推進していくとともに、情報セキュリティ監査を計画的に行います。
●情報統括監理者(CIO)体制のもと、情報化に係る事業の最適化を図るため、「川崎市情報システム全体最適化計画」に基づき全庁のシステムについて導入時価格の適正化や技術的妥当性及び既存システムの適正化に向けた評価、大規模システム開発時の進捗管理等を実施し、全体としての費用対効果を高めます。
施策の目標 ●適正なセキュリティ管理を推進し、情報化に係る事業の最適化を図ることにより、安全で効率的な情報化を確保し、市民や企業が安心して電子行政サービスを利用できる情報環境の整備を図ります。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●情報セキュリティ外部監査は、消防情報管理システムを対象として実施し、要改善事項について、改善を指導し、改善計画を提出させました。情報セキュリティ対策マニュアルに基づく情報資産台帳作成状況の把握を行い、情報資産台帳作成の推進を図りました。
●情報セキュリティ対策マニュアルにより、各課が自ら行う情報セキュリティ対策の仕組みを構築し、この対策を推進しました。
●システム導入ガイドブックを活用し、すべての導入・相談案件に対して評価・調整を行い、システムの事後評価の試行を行いました。
●「川崎市情報システム全体最適化計画」の取組として、(1)汎用機の台数削減、(2)サーバ集中管理化の推進、(3)システム連携基盤の活用推進、(4)端末へのセキュリティ対策強化などを実施し、第2次アクションプラン(H23〜25)を策定しました。
●全市版の業務継続計画と連携を図りながら、「ICT部門の業務継続計画(簡略版)」を第2版へ改訂しました。(※ICT部門:システム管理部門)
2008
B
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●個々の情報資産に合った実効性の高い情報セキュリティ対策を講じる必要があります。
●本格的な「ICT部門の業務継続計画」を策定し、対策について検討を進めていく必要があります。
●クラウドコンピューティングという新しい種類のシステム利用形態に対し、川崎市クラウドコンピューティング検討部会を設置し、3回に渡り検討を行っておりますが、引き続き課題等の検討を行っていく必要があります。
B
2010 (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 ●個々の情報資産に合った情報セキュリティ実施要領等を作成し、実効性の高い情報セキュリティ対策を講じます。
●引き続きCIO体制のもとシステム評価を実施し、システムの事後評価についても取組を進めていきます。
●「川崎市情報システム全体最適化計画」第二次アクションプランの進捗管理を行います。
●「ICT部門の業務継続計画」を、本格的な業務継続計画に改訂していきます。
●総務省が進めている自治体クラウドについては、今後の国の動向や情報技術の推移などを見据えながら対応を検討していきます。
B

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
情報セキュリティレベルの向上 情報システムの信頼性、安全性、効率性の確保  
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
情報システムに関する情報流出事故の発生件数を0件に抑えます。 安全で効率的なシステム導入を実現するためのシステム評価実施率100%を維持します。  
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
現状維持 現状維持  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 0 0 2008 100 100 % 2008      
2009 0 0 2009 100 100 % 2009      
2010 0 0 2010 100 100 % 2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 75,191 70,819 73,296 74,523 70,499 70,239 75,155 68,289

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
情報統括監理推進事業 III    
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