施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2008年度


<基本情報>

施策課題 21203000 シニア世代が地域社会で能力を発揮するための支援(再掲) 作成課 総合企画局自治政策部
基本政策 幸せな暮らしを共に支えるまちづくり 政策の
基本方向
超高齢社会を見据えた安心のしくみを育てる 基本施策 健康で生きがいを持てる地域づくり
関係課 経済・労働局労働雇用部、健康福祉局長寿社会部高齢者在宅サービス課、教育委員会総務部教育改革推進担当、教育委員会生涯学習部生涯学習推進課 重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●定年退職期を迎えたシニア世代がこれまで培った経験、知識、能力を発揮し、市民サービスの担い手として、地域の課題を自ら解決していくための仕組みづくりが求められています。
施策の概要 ●シニア世代がこれまで培った豊富な経験、知識、能力を地域社会の中で発揮し、地域の課題を解決していくため、地域で活躍する場の創出、情報発信機能、人材育成機能等の整備を図ります。●シニアの社会参加を促進する人材の育成を目的とした講座等の実施、また、就業機会の確保等により社会参加の場を提供します。●優れた技術、経験等を持つ企業等退職者のマッチングを行い、地域人材を活用します。
施策の目標 ●シニア関連施策の連携・調整を図り、シニア世代の豊富な経験、知識、能力を地域社会の中で発揮し、地域の課題を解決する仕組みづくりを進めます。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●いきいきシニアライフ促進事業では、シニア活動推進会議において、シニア関連施策の情報共有を図るとともに、パンフレットの作成とそれに伴うホームページの更新により情報発信を行いました。●生涯現役対策事業では、シニア向け講座(13回、延205人参加)、パソコン講座(20回、延232人参加)、講演会(180人参加)を開催しました。●高齢者就労支援事業では、シルバー人材センターに対して支援を行い、登録会員数が年度末現在で3,671人となり、対前年比686人、23.0%増となりました。●企業等退職者人材活用事業では、中小企業等とのマッチングを行うとともに、コミュニティビジネスにつながる活動支援として、NPO法人を1団体設立しました。●社会教育振興事業では、「シニアの社会参加支援事業」を立ち上げ、教育文化会館・各市民館において9事業を実施しました。●老人クラブ育成事業では、各老人クラブにおいて活発な活動が行われました。●学校施設の有効活用事業では、これまで開放してきた体育館や校庭に加え、地域活動、生涯学習活動などに利用できる、開放可能な特別教室等を新たに開放し、学校施設の有効活用を推進しました。●生涯学習財団補助事業では、小学校の授業をサポートするシニアの人材の養成・派遣や、「シニア活動シンポジウム」の開催を行いました。
2008
A
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●生涯現役対策事業については、より効果的な事業とするため、実際の活動の場づくりまで見据えた見直しが必要です。●学校施設の有効活用事業については、今年度は市内14校のモデル校で、学校施設の地域管理事業を推進しましたが、未開放の特別教室等の活用促進を図る必要があります。また、地域管理推進に向けた体制整備を図る必要があります。
 
2010 (1)、(2)を踏まえた次年度の取組や今後の方向性 ●いきいきシニアライフ促進事業については、シニア関連施策の情報共有を図り、効果的な情報発信を行います。●生涯現役対策事業については、これまでの実績等を勘案しつつ、運営手法を見直し新たな事業展開を図ります。●高齢者就労支援事業については、高齢者の就業機会の拡大に向けて、シルバー人材センターに対して、引続き支援を行います。●企業等退職者人材活用支援事業については、達人倶楽部のNPO法人化に向けた検討を行います。●社会教育振興事業については、事業担当者会議において各館の取組状況と成果に関る情報交換を進め、内容充実を図るとともに、関係部署との情報交換や連携を進めます。●老人クラブ育成事業では、各クラブの活動支援を引き続き実施します。●学校施設の有効活用事業については、地域管理事業のモデル校選定数を各区2校からそれ以上に年々増やしていく方向性を考えています。また、地域管理の推進については、管理手法等のあり方を検討します。●生涯学習財団補助事業については、シニア人材活動支援事業として、学校教育におけるニーズ把握と円滑な派遣のための調整を引続き行っていきます。
 

A…目標に向かって順調に課題解決が図られている。B…目標に向かって一定の成果が上がっている。C…課題解決が不十分で取組の改善が必要である。D…課題解決が図られていないため、抜本的な見直しが必要である。


<参考目標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
シルバー人材センター登録会員数 シニア人材と市内中小企業等へのマッチング 学校施設の地域開放
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
より多くの高齢者の就業機会を確保する目標を達成するため、指標として年度末における登録会員数を設定します。 技術・経験を持つシニアの登録者と市内中小企業等とのマッチングを行います。 学校施設の地域管理事業が当面対象としている特別教室の開放については、2008年度、166校中、81校で開放済みです。今後一層進捗ペースを速め、特別教室等の開放の促進を目指します。
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい 大きいほどよい 大きいほどよい
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 3,500 3,671 2008 10 12 2008 14 14
2009 4,100     2009 10     2009 18    
2010 4,600     2010 10     2010 22    

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 0 0 0 0 0 0 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
いきいきシニアライフ促進事業 3 生涯現役対策事業 3
高齢者就労支援事業 3 企業等退職者人材活用支援事業 3
社会教育振興事業 3 老人クラブ育成事業 3
学校施設の有効活用事業 3 生涯学習財団補助事業 3
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