施策課題 | 21301000 | 効果的な介護予防のしくみづくり | 作成課 | 健康福祉局長寿社会部介護保険課 | |||||
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基本政策 | 幸せな暮らしを共に支えるまちづくり | 政策の 基本方向 |
超高齢社会を見据えた安心のしくみを育てる | 基本施策 | 介護予防の促進 | ||||
関係課 | 高齢者事業推進課 | 重点 | ■ |
当該施策によって 解決すべき課題 |
●高齢者が要介護となる理由として、閉じこもりによる活動の低下等により、徐々に生活機能が低下していくことが挙げられます。閉じこもりがちな虚弱な高齢者(以下「特定高齢者」という。)を早期に把握し、介護が必要な状況となることを予防すること(以下「介護予防」という。)が重要です。 ●介護予防に効果のある事業の実施や、実施後の評価、検証が課題となっています。 ●介護予防に取り組める場所、取り組み続けられる仕組みが必要です。 |
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施策の概要 | ●介護予防が必要な方を早期に把握するための手法を確立します。 ●介護予防を必要とする方に、介護予防に取り組ませるための手法を確立します。 ●特定高齢者に対する、介護予防効果のあるプログラムを整備します。 ●介護予防プログラムの予防効果を評価、検証することで、効果的なプログラムを作成していきます。 ●特定高齢者に限らず、地域の誰もが介護予防に取り組めて、励ましあい支えあえるような事業を展開していきます。 |
施策の目標 | ●高齢者が身近な地域でいきいきとした生活が送れるように、効果的な介護予防のしくみをつくります。 |
評価結果 | (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 | ●平成20年度より、特定高齢者を把握するため、要支援・要介護状態を除く1号被保険者全員に、生活機能評価基本チェックリスト(暮らしの元気度チェック)を送付しました。その結果、送付対象者のうちの50%の方から返送があり、そのうちの26.6%の方に、生活機能の低下が見られる、特定高齢者候補者を把握することができました。 ●把握された特定高齢者候補者に対し、保健福祉センターの保健師等(非常勤職員)が電話で介護予防事業の説明と事業への参加勧奨を行いました。 ●平成19年10月より、市内老人いこいの家において軽易な体操と介護予防に関する講和を組み合わせて、介護予防事業「いこい元気広場」を毎週行っています。参加延べ数は平成19年10月から平成20年3月末で14,620人。平成20年4月から9月では、16,554人。20年度の参加延べ数が増加しています。 |
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2008 | ||
A | ||
2009 | (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 | ●特定高齢者を早期に把握するためには、ダイレクトメール方式による直接的な把握だけではなく、地区担当保健師、地域包括支援センター、民生委員等から間接的に把握する手法を確立することが必要です。 ●特定高齢者施策事業参加者が、地域で介護予防に取り組める場を充実させることが必要です。 ●介護予防活動の推進役として、ボランティア等の人材育成が必要です。 |
2010 | (1)、(2)を踏まえた次年度の取組や今後の方向性 | ●特定高齢者施策、一般高齢者施策の施策間の連携が図れる取り組みを行います。 ●地域の中で介護予防活動の担い手となる人材育成を強化します。 ●介護予防の取り組みの場としての「いこい元気広場」事業の充実を図ります。 ●地域における介護予防の活動の場づくりを行います。 |
A…目標に向かって順調に課題解決が図られている。B…目標に向かって一定の成果が上がっている。C…課題解決が不十分で取組の改善が必要である。D…課題解決が図られていないため、抜本的な見直しが必要である。
参考指標名(1) | 参考指標名(2) | 参考指標名(3) | |||||||||
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特定高齢者候補者の把握数 | 特定高齢者の事業参加数 | いこい元気広場参加者延べ数 | |||||||||
指標の説明(1) | 指標の説明(2) | 指標の説明(3) | |||||||||
介護予防に取組んでいただく方を早期に把握して、事業参加を勧奨することで、介護予防の概念の普及を図ることができます。 | 特定高齢者が事業に参加することで、要支援・要介護状態への移行を阻止することが可能となります。なお、2009年度から事業数を増やす(転倒骨折予防教室を実施予定)ことから、参加者数の大幅な伸びが見込まれます。 | 介護予防の普及啓発及び閉じこもり予防を目的とし、介護予防へ取り組むきっかけとなることを期待して実施しています。 | |||||||||
指標の方向性(1) | 指標の方向性(2) | 指標の方向性(3) | |||||||||
大きいほどよい | 大きいほどよい | 大きいほどよい | |||||||||
年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 |
2008 | 23900 | 18897 | 人 | 2008 | 870 | 603 | 人 | 2008 | 28,200 | 29,874 | 人 |
2009 | 24700 | 2009 | 2200 | 2009 | 31900 | ||||||
2010 | 25400 | 2010 | 2400 | 2010 | 34300 |
年度 | 2008(H20)年度 | 2009(H21)年度 | 2010(H22)年度 | |||||
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予算 | 決算見込 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | |
事業費合計 | 1,055,199 | 747,776 | 1,067,604 | 0 | 0 | 1,074,788 | 0 | 0 |
事務事業名 | 達成度 | 事務事業名 | 達成度 |
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介護予防事業 | 3 | 高齢者音楽療法推進事業 | 2 |