施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2008年度


<基本情報>

施策課題 31103000 多様な保育の充実 作成課 市民・こども局こども支援部保育課
基本政策 人を育て心を育むまちづくり 政策の
基本方向
子育てを地域社会全体で支える 基本施策 安心して子育てできる環境づくり
関係課 市民・こども局こども本部こども支援部 保育課 重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●増大する保育需要への対応に加え、多様な保育ニーズに応えることを目的に策定した「保育緊急5か年計画」を着実に推進することが必要です。●持続可能な保育サービスの提供を進めていくために、民間活力を積極的に導入していく必要があります。●認可保育所の整備等による保育受入枠の拡充を行うとともに、認可外保育施設事業についても、多様な保育需要に対応するため、有効に活用していきます。●公立保育所の効率的運営を進めることや、その中でより充実した運営を図るために、民営化や定員の弾力的な受入等の実施、苦情解決第三者委員会の活用、職員研修の充実などを推進します。●保育料を滞納している世帯に対し、公平性の観点から、納入を促進する必要があります。
施策の概要 ●「保育緊急5か年計画」に基づき、認可保育所の整備などを行い、保育受入枠の拡充を図り、長時間延長保育、一時保育などの保育ニーズに対応するため、民間保育所との連携のもとで多様な保育サービスの充実を図ります。●認可保育所の待機児童の対応策などとして、かわさき保育室、川崎市認定保育園、家庭保育福祉員などの認可外保育施策を実施しています。●公立保育所について、効率的な運営を促進するため、直営施設の民営化や調理業務の委託化を実施し、保護者等の苦情に適切に対応するために苦情解決第三者委員会を開催し、職員の資質向上を目的として質の高い研修を実施します。●滞納保育料の収納に向けて、督促や徴収指導を行い、収納率の向上を図ります。●児童厚生施設を運営する団体などへの適正な運営費補助を行い、保育環境の充実を図ります。
施策の目標 ●整備の結果、認可保育所136か所、定員12,875人に拡充し、民間認可保育所において定員の弾力受入を促進し、定員5,310人を超えた受入れを図ります。●保育施策として運営している認可外保育施設において、保育に欠ける児童2,093人の受入れを目指します。●公立保育所5か所の民営化を行います。●保育関連団体への適正な運営費補助を行います。●保育料の収納率について、93.6%を目指します。●苦情解決第三者委員会の運営を適切に行い、職員研修は、職員の資質向上を図るため、職種や経験別に適正に実施します。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●認可保育所136か所、定員12,875人となりました。●民間認可保育所では、5,580人の受入児童となりました。●認可外保育施設では、2,180の受入児童となりました。●公立保育所5か所を民営化しました。
●保育関連団体への適正な運営費補助を行いました。●保育料収納率は、94.3%に達しました。(対前年度比1.15%増)●結果として、苦情解決第三者委員会の開催件数は0件でした。●職員研修を適正に実施しました。
2008
C
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●平成21年度に「保育緊急5か年計画」の見直しを予定していますが、平成21年4月の認可保育所の入所状況を踏まえ、認可保育所の整備、認可外保育施設への支援、多様な保育ニーズへの対応などについて検討を行い、認可・認可外での総合的な保育受入枠の拡充や多様な保育サービスの提供について、改めて施策構築していくことが課題となっています。
 
2010 (1)、(2)を踏まえた次年度の取組や今後の方向性 ●保育受入枠の拡充や多様な保育サービスの提供の方法の詳細検討を行い、地域別の待機児童の状況などを勘案して、具体的に「保育緊急5か年計画」の見直しに反映させていきます。●公立保育所の民営化について、在園児の保護者に丁寧に説明するとともに、運営法人と連携し、引継ぎ等をスムーズに行い、着実に計画どおりの民営化を推進していきます。
 

A…目標に向かって順調に課題解決が図られている。B…目標に向かって一定の成果が上がっている。C…課題解決が不十分で取組の改善が必要である。D…課題解決が図られていないため、抜本的な見直しが必要である。


<参考目標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
認可保育所か所数 認可保育所入所定員数 認可外保育施設の受入児童数
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
大規模集合住宅の建設などにより増大する保育需要に対応するため、認可保育所を整備を図ります。 大規模集合住宅の建設などにより増大する保育需要に対応するため、入所定員数の拡充を図ります。 認可保育所の待機児童等の保育に欠ける児童を、認可外保育施設で受け入れた児童数です。
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい 大きいほどよい 大きいほどよい
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 136 136 2008 12875 12875 2008 2093 2126
2009 143     2009 13605     2009 2143    
2010 147     2010 14015     2010 2203    

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 28,461,977 27,118,569 29,767,031 0 0 29,754,647 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
認可保育所の整備 3 民間保育所の運営 3
認可外保育施設の支援等 3 公立保育所の運営 3
保育に係る補助金 3 保育料収納対策 2
児童福祉施設苦情解決第三者委員会運営 3 保育所職員の育成事業 3
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