施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2008年度


<基本情報>

施策課題 56101000 広域幹線道路網の整備 作成課 建設局道路計画部広域道路課
基本政策 活力にあふれ躍動するまちづくり 政策の
基本方向
基幹的な交通体系を構築する 基本施策 広域的な交通幹線網の整備
関係課 建設局広域道路課
まちづくり局神奈川口推進担当
重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●本市は首都圏の中心部に位置し、東京・横浜という巨大消費地に接している為、市内を通勤・物流など多くの人や物が移動し、交通量は当面の期間、首都圏の国際競争力の強化に向けた取組等の進展により増加するものと想定されます。●このため、首都圏全体の都市活動を支え都市機能を向上させていくには、これらの交通を円滑に処理することが求められ、本市においても、広域調和型の都市構造を支える基幹的な交通網の整備が必要です。●また、首都圏においては圏域全体の経済活動や都市機能を支える基幹的な放射・環状道路の広域道路ネットワークの形成に向けた取組みが進められており、本市においても、首都圏の都市拠点相互の連携を図るため、その一翼を担うことが必要です。
施策の概要 ●首都圏の広域道路ネットワークを構築するとともに、本市の都市機能を強化する川崎縦貫道路I期(浮島〜国道15号)の整備を促進します。●川崎縦貫道路II期(国道15号〜東名高速道路方面)については、今後の社会経済情勢等の変化を踏まえ、市内の拠点地区のまちづくり、更に、将来の高速道路ネットワーク形成の動向を見定めながら、ルートや構造等について関係機関と調整し、幅広く検討を進めます。●羽田空港と多摩川対岸の川崎殿町・大師河原地域を結ぶ羽田連絡道路の整備に向けた取組を推進するため、国、東京都、神奈川県、本市等で構成される「京浜臨海部基盤施設検討会」等において「ルート・構造」等の絞込みに向けた検討を行います。
施策の目標 ●川崎縦貫道路I期事業(殿町〜国道15号)については、地元の方々や関係機関と円滑に調整を図りながら、整備を促進します。●また、II期計画(国道15号〜東名高速道路方面)については、経済性や市民要望などを考慮に入れながら、国等関係機関と連携し、外環道の東名高速道路以南との調整を含めた幅広い検討を進め、早期具体化に努めます。●羽田空港の再拡張・国際化により、国内各地や海外との間で、人やモノ・情報の交流が一層活性化することが期待され、この効果を京浜臨海部等の活性化につなげるため、連絡道路を整備します。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●I期事業については、国及び首都高速道路(株)と協力して、地元の方々や関係機関と調整を行い、計画どおり平成21年3月29日に大師ジャンクション(横浜方向出入口)部分供用が開始されました。大師ジャンクションの都市計画変更については、手続きに向けて県等関係機関と調整し、今後のスケジュールを明確にしました。●首都高距離別料金制導入については、関係自治体と連携し、国及び首都高と協議を重ねてきましたが、国及び首都高により距離別料金制の導入延期の方針が決定されました。その後、導入延期及び政府の「生活対策」による各種割引制度の導入について、首都高から同意申請が提出され、議会及び関係部署等との調整を円滑に行った結果、議会の議決が得られ、距離別料金制の導入延期及び各種割引制度の導入が実施されることとなりました。●国道409号の街路先行整備については、国と協力し関係機関と調整を進めた結果、大師河原から中瀬までの区間について、国にて工事発注の準備がなされました。●II期計画の調査検討については、関係機関と協力して委託業務を進め、今後の国等関係機関との調整を行う上で必要な基礎資料を作成しました。●羽田連絡道路の「概略ルート・構造の特徴」を踏まえた上で、ルート・構造及び環境等の調査・検討業務を実施し、国、東京都、神奈川県等の関係機関と技術的な観点からの絞込みに向けた検討を行いました。
2008
B
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●首都高距離別料金制については、平成20年8月29日に政府から発表された「安心実現のための総合対策」において導入が平成23年度以降に延期されました。また、首都高より平成21年度から平成22年度に実施する各種割引制度の議会同意を求められました。
 
2010 (1)、(2)を踏まえた次年度の取組や今後の方向性 ●I期事業については、国、首都高速道路(株)と協議しながら、地元及び関係機関と調整作業を円滑に進め、引き続き整備推進の環境を整えます。●II期計画については、国等関係機関と連携を通じて東京外かく環状道路の進捗状況を把握しながら、市として基本的な考え方を整理し、国等関係機関と調整を進めていきます。
 

A…目標に向かって順調に課題解決が図られている。B…目標に向かって一定の成果が上がっている。C…課題解決が不十分で取組の改善が必要である。D…課題解決が図られていないため、抜本的な見直しが必要である。


<参考目標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
なし    
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
●この施策は、首都圏全体を対象としており、現段階では都市機能の強化等を示せる段階ではありません。    
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい    
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008       2008       2008      
2009       2009       2009      
2010       2010       2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 1,819,810 1,463,263 730,598 0 0 871,833 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
川崎縦貫道路の整備 3 広域道路対策事業調査 3
羽田連絡道路関連事業 3    
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