施策進行管理・評価表(1)

評価年度:2007年度


<基本情報>

施策課題 32301000 創意工夫を発揮できる学校づくり 作成課 教育委員会事務局学校教育部指導課
基本政策 人を育て心を育むまちづくり 政策の
基本方向
子どもが生きる力を身につける 基本施策 地域に開かれた特色ある学校づくり
関係課 教育委員会事務局学事課

<施策概要>

当該施策によって
解決すべき課題
●これまでは、全ての学校において同じ教育を保障することを重視する傾向にありましたが、保護者や地域の方々の意見、子どもの学習状況や生活状況などの多様化により、各学校は地域に根ざし、創意工夫を発揮して個性ある教育活動を行う必要があります。
●また、2003年に行われた子どもの生活実態調査からは、学年が上がるにつれて学校の満足度が低下していくことが読み取れ、各学校がそれぞれの特色を生かし、地域に開かれた魅力ある学校づくりを推進するとともに、各学校の創意工夫ある取組を支援するシステムが求められています。
施策の概要 ●地域に根ざした魅力ある学校づくりを進めるために、学校の裁量権を拡大し、校長がリーダーシップを発揮して特色ある学校経営を行うことができる環境づくりを行います。
●地域や社会に開かれた特色ある学校づくりを推進するため、学校評価システムを推進し、内部評価の充実を図るとともに、保護者や地域、子どもの意見を取り入れ学校の経営改善を行うことのできる仕組み作りを進めます。
●保護者や地域への説明責任を果たしていくため、学校経営計画の公表や授業の公開を進めます。
●地域の人材やNPO、企業などを積極的に活用することで、学校の教育活動を活性化させるとともに、多様な知識や技能、経験を子どもたちに伝えていきます。

<施策の目標>

施策の目標 ●学校裁量予算を配当するなど、学校の裁量権の拡充をめざします。
●学校評価ガイドラインに基づく実践研究の推進をめざします。
●学校教育を活性化させるため、保護者や地域の方々が教育ボランティアとして学習支援に参加してもらえる体制作りの推進をめざします。

<成果の説明>

評価結果 ●各学校が企画する「夢教育21推進事業」や、様々な分野の専門家を講師として招く「特別非常勤講師配置事業」を実施し、各学校が特色ある学校づくりを推進することができました。
●2006年度に引き続き、「川崎市義務教育の質の保証に資する学校評価構築事業」を実施し、研究協力校11校と共同で「川崎市版学校評価システムモデル」を作成しました。その成果を報告書にまとめて全校への普及を図りました。
●2005年度に導入した「教育ボランティアコーディネーター制度」が2007年度は計126校まで広がり、地域、家庭の人材の有効活用によって、さらなる教育活動の活性化を図りました。
2005~2007
A
解決するべき課題に対する成果及び課題解決を阻害する要因(残された課題、新たな課題、社会環境の変化)等

<参考目標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
学校が楽しいと感じる児童生徒の割合(小5) 学校が楽しいと感じる児童生徒の割合(中2)  
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
川崎市立学習状況調査の生活や学習のアンケート調査で、学校生活を「楽しい」もしくは「どちらかと言えば楽しい」と感じる児童生徒の割合。 川崎市立学習状況調査の生活や学習のアンケート調査で、学校生活を「楽しい」もしくは「どちらかと言えば楽しい」と感じる児童生徒の割合。  
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい 大きいほどよい   大きいほどよい
  小さいほどよい   小さいほどよい   小さいほどよい
  現状維持   現状維持   現状維持
実績値(1) 実績値(2) 実績値(3)
計画策定時   計画策定時   計画策定時    
2005 90.9 % 2005 85.7 % 2005    
2006 92.1 % 2006 85.6 % 2006    
2007 93.1 % 2007 85.3 % 2007    

<事業費>

(単位:千円)
年度 2005(H17)年度 2006(H18)年度 2007(H19)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 4,880,242 4,791,912 4,777,523 4,628,335 4,477,847 4,780,964 4,569,423 4,446,551

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
学校の管理運営等に関する事務 II 学校評価システム調査研究事業 II
特色ある学校づくり推進事業 II 教育振興事業 II
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