施策進行管理・評価表（1）

評価年度:2007年度

<基本情報>

施策課題	43401000	都市農地の保全と活用					作成課	経済局農業振興センター農地課
基本政策	環境を守り自然と調和したまちづくり			政策の 基本方向	緑豊かな環境をつくりだす		基本施策	都市農地の多面的な機能の活用
関係課

<施策概要>

当該施策によって 解決すべき課題	●住宅地の中に農地が点在する市街化区域のまとまった緑地や農地が残る市街化調整区域では、それぞれの地域特性に応じた農地の保全・活用方策が必要であり、特に市の北部のまとまった農地や緑地は環境資源としての価値も高く、地域全体の活性化を視野に入れて農地の保全・活用方策に取組んでいく必要があります。
施策の概要	●都市農地の保全と活用策を、地域特性に応じて推進します。 ●北部の黒川地区では農業公園構想の実現を目指し、明治大学農学部の進出に伴ない、大学・地域・市民・行政とが協働して農業体験交流拠点を形成し、農業を核とした地域の活性化を図ります。 ●市街化区域においては、貴重な空間や景観を提供している農地を保全するために、生産緑地地区の指定拡大を図ると同時に災害時の市民安全確保としての防災農地の普及について推進します。

<施策の目標>

施策の目標	●市内全域で農地が減少している中で、良好な環境を保全し、うるおいのある市民生活を実現するために、生産緑地の指定拡大や市民防災農地の登録など都市農地の保全を進めます。

<成果の説明>

評価結果	●生産緑地地区の指定拡大をを図り、生産緑地を良好に保つための管理・指導を行ったことにより、市街化区域内農地の保全を図りました。 ●市民への災害時の避難場所としての防災農地の登録を行い、非常時における農地の活用方策に貢献できました。 ●宮前区野川の土地において、地域と一体となったビオトープ整備を実施し、自然環境を保全しました。 ●農業公園づくり事業の拠点施設としての明治大学農学部実習農場の計画案の提出を受けて、関係局と調整を行った他、大型農産物直売所の建設に向けての協議をJAセレサと行い完成に至りました。 ●地元農業者との意見交換会や関係機関との調整を行い、農業振興地域整備計画の策定を行いました。また、川崎市違反転用等防止対策検討会議を開催し指導方針を決定し、関係機関と連携して違反転用者に対して是正指導を行いました。 ●農業従事者の高齢化・後継者不足による経営耕地面積の減少、相続に伴う税負担、農畜産物価格の低迷などにより、農業生産だけでは農地の維持が困難な状況にあります。
2005~2007
B
解決するべき課題に対する成果及び課題解決を阻害する要因（残された課題、新たな課題、社会環境の変化)等

<参考目標>

参考指標名(1)			参考指標名(2)			参考指標名(3)
生産緑地面積			市民防災農地の登録数
指標の説明(1)			指標の説明(2)			指標の説明(3)
●生産緑地面積(現在の指定面積+追加指定面積-縮小・廃止面積) ●優良な生産緑地の指定・拡大を推進します。			●市民防災農地の登録を促進します。
指標の方向性(1)			指標の方向性(2)			指標の方向性(3)
■	大きいほどよい		■	大きいほどよい			大きいほどよい
	小さいほどよい			小さいほどよい			小さいほどよい
	現状維持			現状維持			現状維持
実績値(1)			実績値(2)			実績値(3)
計画策定時	314.8	ha	計画策定時	453	箇所	計画策定時
2005	316.2	ha	2005	459	箇所	2005
2006	315.4	ha	2006	438	箇所	2006
2007	313.6	ha	2007	442	箇所	2007

年度	2005(H17)年度		2006(H18)年度			2007(H19)年度
	予算	決算	計画事業費	予算	決算	計画事業費	予算	決算見込
事業費合計	59,800	52,471	57,192	63,815	54,909	56,941	65,422	65,273

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名	3ヵ年の達成度	事務事業名	3ヵ年の達成度
農業振興地域整備計画管理事業	II	農業公園、交流促進型地域農業活性化事業	II
農地整備等一般管理	II	生産緑地地区管理等業務	II
都市農地保全・活用事業	II