施策進行管理・評価表(1)

評価年度:2007年度


<基本情報>

施策課題 51402000 中小企業の経営安定 作成課 経済局産業振興部金融課
基本政策 活力にあふれ躍動するまちづくり 政策の
基本方向
川崎を支える産業を振興する 基本施策 中小企業の経営環境の整備
関係課 経済局産業振興部中小企業溝口事務所

<施策概要>

当該施策によって
解決すべき課題
市民生活にとって、重要な生活の場・雇用の場である中小企業の経営環境は、経済のグローバル化の進展等により、大変厳しい状況に置かれています。今後も川崎を支える産業を振興するとともに、新たな産業の創出に向けた施策の推進が課題となっています。
施策の概要 中小企業等の事業活動及びベンチャー企業や企業の新分野進出に必要な資金の円滑な供給に向け、経営相談・金融相談を実施するとともに、効果的な融資制度の構築及び既存融資制度の充実・的確な運用等を行い、産業の振興及び新たな産業の創出を促進します。

<施策の目標>

施策の目標 制度融資の利用及び経営・金融相談を通じて、市内中小企業者にとって必要な資金の円滑な供給を推進し、市民生活にとって重要な生活の場・雇用の場である中小企業の経営環境の改善を進めます。

<成果の説明>

評価結果 融資制度の改正、制度のPR等次の事に取組み、融資制度の新規貸付実績は、約365億円、対前年度比で112.7%となりました。
●主な要件の緩和等:(1)代表者が50歳以上又は女性で開業する方を対象とした資金の創設、(2)創業支援資金借受者に対するフォローアップ診断の実施、(3)連帯保証人については原則として法人は代表者、個人事業者は不要に緩和、(4)コミュニティビジネス支援融資での新分野進出のための資金を可能とした。(5)新たに市内での事業所を設ける場合「市内在住・在勤」要件を撤廃
●責任共有制度実施に伴う対応:平成19年10月から信用保証協会と金融機関とが適切な責任分担を図るため実施された責任共有制度への対応として、小口零細対応小規模事業資金及びアーリーステージ対応資金を創設しました。
●制度のPR:市政だより、市のホームページ、パンフレットの作成(特に創業者支援及びコミュニティビジネス支援向けの融資については全体のパンフレットとは別途にも作成しました。)その他関係機関の発行物への掲載等を行いました。
●金融・経営相談の充実:本市融資制度と併せて国や県の情報を提供したほか、相談者のニーズに応じて財務・税務等の情報も提供しました。
●課題解決を阻害する要因:中小企業者が金融機関から借り入れる際、公的機関としてその保証人となる川崎市信用保証協会の財政基盤について、現下の原油・原材料高を鑑みて中長期的視点での懸念等が課題となります。
2005~2007
B
解決するべき課題に対する成果及び課題解決を阻害する要因(残された課題、新たな課題、社会環境の変化)等

<参考目標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
預託・融資倍率 補助・融資倍率  
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
●預託金のある融資制度の融資総額を預託総額で除した倍率(倍)で、預託額の融資実績に対する貢献度が把握できる。
●特別保証料等が適用されている融資制度の融資総額を補助金総額で除した倍率(倍)で、補助の融資に対する貢献度が把握できる。  
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい 大きいほどよい   大きいほどよい
  小さいほどよい   小さいほどよい   小さいほどよい
  現状維持   現状維持   現状維持
実績値(1) 実績値(2) 実績値(3)
計画策定時 1.5 計画策定時 42.2 計画策定時    
2005 1.7 2005 56.6 2005    
2006 2.4 2006 93.2 2006    
2007 2.4 2007 98.3   2007    

<事業費>

(単位:千円)
年度 2005(H17)年度 2006(H18)年度 2007(H19)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 13,635,124 13,416,337 12,429,029 13,722,641 345,803 11,537,525 15,430,645 15,442,849

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
間接融資事業 II 金融対策指導事業 II
川崎市信用保証協会支援等事業 II 中小企業の経営相談・金融相談事業 II
中小企業の経営相談・金融相談事業(溝口事務所) II コミュニティビジネス支援融資補助事業 II
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