施策進行管理・評価表(1)

評価年度:2007年度


<基本情報>

施策課題 52204000 コミュニティビジネスの振興 作成課 経済局産業政策部企画課
基本政策 活力にあふれ躍動するまちづくり 政策の
基本方向
新たな産業をつくり育てる 基本施策 市民生活を支援する新たな産業の育成
関係課 経済局産業振興部商業観光課
経済局産業振興部金融課

<施策概要>

当該施策によって
解決すべき課題
●社会構造の変化や課題に対応して地域の実情を踏まえた課題解決を図るために、地域住民などが、経営感覚と市民感覚をあわせ持ちながら、地域コミュニティの問題解決、生活の質の向上をめざして行う事業(コミュニティビジネス)の創出が求められていることから、コミュニティビジネスを振興することが必要となっています。
施策の概要 ●コミュニティビジネスを、地域の課題を地域で解決するしくみのひとつとして位置づけ、市民によるコミュニティビジネスの創造と振興を支援します。
●地域の産業おこしのモデルとして、市の北部に立地する大学、企業、NPO、経済団体、行政等が設立した、たま市民生活・文化産業おこしフォーラム(以下「たまフォーラム」という。)を核として、地域における新しい都市型サービスの誘致・創造、既存産業の活性化、人材育成を支援します。
●たまフォーラムの自立的な活動に向けた支援を行うとともに、地域におけるコミュニティビジネスの創造やネットワークの形成を支援します。また、コミュニティビジネスを行うNPO法人等の資金繰りの円滑化のため市融資制度の活用を図ります。

<施策の目標>

施策の目標 ●地域コミュニティの問題解決、生活の質の向上をめざして行う事業(コミュニティビジネス)の創出しやすい環境、支援体制を整備します。
●支援体制等をコミュニティビジネスを行うかたに周知します。
●環境を整備し、具体的なコミュニティビジネスの創出・維持、地域の活性化につなげます。

<成果の説明>

評価結果 ●たまフォーラムがコミュニティビジネス創出のための連携体として自立的に活動し、川崎市がそれを側面支援する体制を整えた。
●起業塾の実施により、多数の起業志望者(38名受講)に授けると共に、音楽イベント関連の起業者を生んだ。
●事業者向けの研修会を今年度から着手して、資金確保セミナーを実施、延べ39名が参加した。
●一般向けのコミュニティビジネス講演会を実施して、45名が参加した。
●起業塾出身者のコミュニティビジネス起業を支援し、地域の伝承文化記録映画「狼の護符」が誕生した。
●コミュニティビジネスモデル事業として支援してきた福祉下着「ゆにぱ」が製品化された。
●コミュニティビジネスモデル事業として「育児支援カフェ」の研究を支援した。
●コミュニティビジネスを活性化する試みとして「地域通貨たま流通実験」をスタートさせた。
●支援融資制度については制度利用向上に向け、関係部局及び取扱金融機関と調整・連携して融資制度のPRを行った。
2005~2007
A
解決するべき課題に対する成果及び課題解決を阻害する要因(残された課題、新たな課題、社会環境の変化)等

<参考目標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
NPO融資件数 たまフォーラム起業塾の受講者数  
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
●コミュニティビジネスの担い手であるNPOへの融資件数
融資総額は、1,000万円。
●たまフォーラムが開催する起業のための講座の受講者数  
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい 大きいほどよい   大きいほどよい
  小さいほどよい   小さいほどよい   小さいほどよい
  現状維持   現状維持   現状維持
実績値(1) 実績値(2) 実績値(3)
計画策定時 0 計画策定時 15 計画策定時    
2005 1 2005 23 2005    
2006 0 2006 76 2006    
2007 0 2007 119 2007    

<事業費>

(単位:千円)
年度 2005(H17)年度 2006(H18)年度 2007(H19)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 11,355 7,606 13,705 14,939 11,710 12,862 22,646 12,736

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
たまフォーラム推進事業 II 商店街空き店舗総合活用事業 II
コミュニティビジネス支援融資補助事業 II    
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