施策進行管理・評価表(1)

評価年度:2007年度


<基本情報>

施策課題 54503000 港の保安対策と環境保全 作成課 港湾局川崎港港務所海務課
基本政策 活力にあふれ躍動するまちづくり 政策の
基本方向
川崎臨海部の機能を高める 基本施策 市民に開かれた安全で快適な臨海部の環境再生
関係課  

<施策概要>

当該施策によって
解決すべき課題
●SOLAS条約(海上における人命の安全のための国際条約)が、米国同時多発テロの発生を契機に、条約改正が行われ、2004年7月に発効され、港の国際的な保安水準を維持し港内の安全を確保する必要があることから、国際海上輸送におけるセキュリティ強化措置を実施することが必要となりました。
●本市所有船舶により港内の巡視・監視により、国際船舶(国際航海に従事する船舶)の保安の確保及び海面清掃を実施し利用者及び市民の保安と環境保全に努ます。
施策の概要 ●国際貿易港である川崎港は、重要な国内外の物流拠点であり、その機能・施設の保安対策は国際的にも重要な責務となっており、SOLAS条約の改正に伴い、整備された国際船舶・港湾保安法に基づき川崎港の保安の確保のため、陸上からは国際船舶及びその船舶の積荷の監視や、人、物等の出入りを管理し、保安対策を強化・実施するとともに、設置した施設の維持管理や港内の安全確保に努めます。
●本市所有の船舶により、川崎港に接岸した国際船舶の周辺水域に外部からの不審船の接近及び侵入を防止するための港内の監視、巡視、海面清掃を行い市民や利用者が安全で安心して利用できる保安の確保並びに環境保全に取組みます。

<施策の目標>

施策の目標 ●制限区域(人又は車両等がみだりに立入らないないようフェンス等で囲んだ区域)の出入管理を強化実施することにより、不審者、不審車両の進入を阻止することが、川崎港の保安の確保につながります。
●また、船舶により海上の巡視、監視による不審船の進入を抑制する保安対策、漂流物の除去等による港の環境保全を実施します。

<成果の説明>

評価結果 ●川崎港における保安対策の国際的水準の維持を目的として、制限区域(人、車両等がみだりに立入らないないようフェンス等で囲んだ区域)へ出入りする人・車両及び物の出入管理等の保安対策を実施し、不審者・不審車両の進入を抑止しました。国際航海船舶・港湾保安法に定める総合保安訓練を始めとして、保安訓練を4回実施したことにより、関係機関及び関係団体との連携及び協力体制の強化が図られました。国が導入を予定している出入管理のIT化について、管理者の負担増とならないよう六大港湾協議会、港湾都市協議会、港湾保安対策推進協議会及び全国市長会などに働きかけ、国へ財政支援の要望を行いました。
●港湾区域を良好な状態に維持するとともに、保安対策を確実に実行するため、所有船舶5隻の定期点検を実施し運航管理に支障のないよう努めました。このことにより、港内巡視・監視による保安の確保及び港内の環境保全を確実に実行しました。
2005~2007
A
解決するべき課題に対する成果及び課題解決を阻害する要因(残された課題、新たな課題、社会環境の変化)等

<参考目標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
●制限区域などにおける危害行為の抑止に努める。    
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
●国際航海船舶、国際埠頭施設及び国際水域施設への不審者などによる危害発生の抑止並びに発生件数0件を目指す。    
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
  大きいほどよい   大きいほどよい   大きいほどよい
小さいほどよい   小さいほどよい   小さいほどよい
  現状維持   現状維持   現状維持
実績値(1) 実績値(2) 実績値(3)
計画策定時 0 計画策定時     計画策定時    
2005 1 2005     2005    
2006 2 2006     2006    
2007 0 2007     2007    

<事業費>

(単位:千円)
年度 2005(H17)年度 2006(H18)年度 2007(H19)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 602,667 563,467 598,558 676,645 497,051 607,210 523,820 525,402

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
川崎港保安対策事業 II 港内巡視・船舶維持管理事業 II
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