<基本情報>
施策課題 12402000 河川の整備 作成課 建設局土木建設部河川課
基本政策 安全で快適に暮らすまちづくり 政策の
基本方向
災害や危機に備える 基本施策 治水・雨水対策の推進
関係課 建設局土木建設部河川課
<施策概要>
当該施策によって
解決すべき課題
●近年、都市化の進展による雨水浸透域の減少や、集中豪雨の多発による浸水被害が増加しているため、効果的な浸水対策が求められています。
●市内河川では、氾濫、溢水など危険性が増大しているため、計画的な河川改修により浸水被害を解消する必要があります。
●2004年5月に施行された特定都市河川浸水被害対策法に基づき、2005年に鶴見川流域が対象河川に指定されたため、早急な流域水害対策計画の策定が必要です。
●河川改修では、地域意見を反映し、環境に配慮し治水安全度を高めた災害に強い川づくりを進める必要があります。
●多摩川の洪水時など災害時の水防・復活活動の拠点整備を図る必要があります。
施策の概要 ●本市の河川改修は、時間雨量50mmに対応できる整備を進めており、現在80%が完成している河川改修率を2014年以降91%を目標に、地域意見を反映し、環境に配慮した河川改修を推進します。
●平瀬川支川では、地域と協働・連携を図り策定した基本計画に基づき、環境に配慮した多自然型による災害に強い川づくりを進めます。
●矢上川の野川地区では、鶴見川流域水マスタープランのモデル事業として、市街地での河川環境の改善を図ります。
●五反田川下流の二ヶ領本川は、高度に都市化され河川拡幅や掘削による河川改修が困難な状況であるため、五反田川の洪水を直接多摩川に地下トンネルで放流する五反田川放水路の整備を進めます。
●多摩川の洪水や地震など災害時の水防・復旧活動の拠点として、大師河原河川防災ステーション内に水防センターを国と連携し整備します。
●河川の良好な維持管理を進めます。
<施策の目標>
施策の目標 ●環境に配慮し、治水安全度を高めた計画的な河川改修を行い、洪水など災害に強いまちづくりを目指します。
<成果の説明>
解決すべき課題に
関する
当該年度の主な成果
●平瀬川支川では、多自然型改修区間の用地取得を進め、橋梁工事を施工するとともに47mの河川改修工事を発注しました。この河川改修区間が完了しますと、平瀬川支川における時間雨量50mmに対応できる河川改修率は55%となりますが、河川全体では80%です。
●矢上川において2004年版の「川の生きもの」では、魚、エビ、カニ等は「なし」となっていますが、スミウキゴリ、アメリカザリガニを多数確認できるようになりました。
●五反田川放水路は、工事着手に向け、土地収用法を視野にいれた事業認定申請を認定権者である神奈川県知事に提出しました。
●大師河原水防センターは、建設工事に着手し、管理運営方法について国や地元と調整を図り、2007年度から運用開始する予定です。
       
評価結果 2005年度
2006年度
<参考指標>
指標名@ 時間雨量50o対応の河川改修率
指標の説明 河川改修での治水に関する指標については、整備が完了した時点において効果が発現されます。
目標値 :2014年以降の河川整備率は91%を予定しています。
指標の方向性 大きいほどよい 小さいほどよい 現状維持                        
実績値 現状(計画策定時) 2005(H17)年度 2006(H18)年度(見込み) 2007(H19)年度
80 80 80 0
指標名A  
指標の説明  
指標の方向性 大きいほどよい 小さいほどよい 現状維持                        
実績値 現状(計画策定時) 2005(H17)年度 2006(H18)年度(見込み) 2007(H19)年度
               
<事業費> (単位:千円)
年度 2005(H17)年度 2006(H18)年度 2007(H19)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費 911,467 958,356 1,440,770 941,689 739,442 3,682,710 867,227 0
<配下の事務事業一覧>
事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
河川改修事業 3 準用河川改修事業 3
五反田川放水路整備事業 3 河川維持補修事業 3
大師河原水防センター整備事業 4 河川管理 3