<基本情報>
施策課題 25201000 医療の質及び患者サービスの向上 作成課 病院局経営企画担当
基本政策 幸せな暮らしを共に支えるまちづくり 政策の
基本方向
地域での確かな医療を供給する 基本施策 信頼される市立病院の運営
関係課 病院局総務部経営企画課
<施策概要>
当該施策によって
解決すべき課題
●医療技術の進歩や市民の生活水準の向上に伴い、心臓手術や腹腔鏡手術、放射線治療、ICUにおける集中治療などといった高度専門医療の充実や、医療事故防止に向けた安全な医療の提供など、医療や健康に対する市民意識の高まりに対応した、医療の質の向上が大きな課題となっています。
●患者の人権を尊重し患者本位の医療を進めるという医療制度改革の目的を踏まえて、インフォームドコンセント(説明と同意)や診療情報提供を充実し、患者が理解し納得して医療サービスを選択受診できる環境を整える必要があります。
施策の概要 ●医療技術や施設・設備を高機能化し、医療従事者の資質の向上を図るとともに、医療安全対策を推進します。
●病床管理を効率化し、病床利用率の向上と平均在院日数の短縮を進め、医療需要に対応します。
●医療安全対策、院内感染防止対策を推進します。
●患者のQOL(生活の質)及び利便性向上のため療養環境を整備するとともに、継続的な医療の確保、地域医療水準の向上の観点から、地域医療連携を推進します。
●待ち時間の短縮、接遇サービスの向上、医療相談等の充実を図り、患者サービスの向上を図ります。
<施策の目標>
施策の目標 ●地域における確かな医療供給体制の確保を図り、すべての市民のすこやかで自立した生活を支えます。
<成果の説明>
解決すべき課題に
関する
当該年度の主な成果
●質の高い医療を継続的・効率的に提供していくため、@全職種に対する人事評価制度の運用開始や給料表の切替等による給与の適正化、A契約手法の見直し等による委託料の節減や診療材料費等の購入価格の適正化、B川崎病院救命救急センターの開設に伴う重症患者等の受入れによる入院診療単価の増、などを図り、経営の健全化を進めました。また、医師、看護師等の医療技術者の確保に当っては、柔軟な採用選考を実施するなど積極的に対策を講じ、医療提供体制の確保に努めました。その結果、今年度においては経営健全化計画に掲げる目標値を大きく上回る黒字額を計上しました。
●職員の意識改革を促し、前年度に引き続き、職員の自発的な早出出勤による診療開始時間の繰上げを行うなど、患者本位の医療の提供に努めました。
       
評価結果 2005年度
2006年度
<参考指標>
指標名@ 一般病床利用率(目標:2006年度 93%)
指標の説明  病床稼働率ともいいます。入院病床の利用率を示すもので、効率的な入院患者の受入れ状況の尺度となります。

(参考)500床以上でその県の中核を担っている50病院の2004年度の平均一般病床利用率 88.4%
●2006年度の数値は、平成19年2月末現在の数値です。
指標の方向性 大きいほどよい 小さいほどよい 現状維持                        
実績値 現状(計画策定時) 2005(H17)年度 2006(H18)年度(見込み) 2007(H19)年度
88.9 93.1 90.8    
指標名A 川崎病院一般病床における平均在院日数(目標:2006年度 17日)
指標の説明  平均在院日数は、入院期間の平均日数をあらかじめ定められた算式により求めたもので、平均在院日数の短縮は、質の高い安全で安心な医療を、患者の病態に合わせて適切かつ効率的に提供できているかどうかの尺度になります。
(参考)500床以上でその県の中核を担っている50病院の2004年度の平均在院日数 17.1日
●2006年度の数値は、平成19年2月末現在の数値です。
指標の方向性 大きいほどよい 小さいほどよい 現状維持                        
実績値 現状(計画策定時) 2005(H17)年度 2006(H18)年度(見込み) 2007(H19)年度
19.2 18.0 16.1    
<事業費> (単位:千円)
年度 2005(H17)年度 2006(H18)年度 2007(H19)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費 146,884 526,720 123,849 177,235 426,591 123,849 526,866 0
<配下の事務事業一覧>
事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
病院事業に関する管理事業 1 局の庶務事務(病院局) 2