<基本情報>
施策課題 31104000 親と子の健康づくりの推進 作成課 こども事業本部こども施策推進部こども家庭課
基本政策 人を育て心を育むまちづくり 政策の
基本方向
子育てを地域社会全体で支える 基本施策 安心して子育てできる環境づくり
関係課 こども家庭課、福祉医療課
<施策概要>
当該施策によって
解決すべき課題
●少子化・核家族化・近隣との関係の希薄さ・情報の氾濫など、子育てを取り巻く環境が大きく変わり、子育て家庭が孤立したり、育児不安や育児困難感をもつ者が増え、児童虐待問題も増加するなど、子育てを地域社会全体で支え安心して子育てができる環境を整備する必要があります。
●次代を担う子ども達が心身ともに健やかに生まれ育つために、親になる前の思春期から、妊娠・出産・育児・更年期などライフサイクルの各時期に応じた親と子の健康づくりを推進していく必要があります。
施策の概要 ●安心・安全な妊娠、出産、育児ができるように妊産婦の健康診査、相談、両親学級等の充実を図り、子育ての仲間づくりや父親の育児参加の促進に努めます。
●乳幼児健診や各種検査で発育発達の確認、疾病等の早期発見を図るとともに、健診、相談、家庭訪問などで、養育支援の必要な対象を早期に把握し適切に支援することで、育児不安の軽減や虐待の未然防止を図ります。
●思春期保健相談や健康教育の充実を図り、思春期の心と体の問題や性、性感染症に対する正しい知識の普及啓発を図ります。
●子育てグループや子育てボランティアを育成し、子育ての仲間作りや地域社会全体で子育てを支える環境整備を進めます。
●児童手当の支給や特定不妊治療助成事業、医療費助成等で経済的な負担を軽減し、児童の健全育成を図るとともに、ひとり親家庭の自立を支援します。
<施策の目標>
施策の目標 ●子育てを地域全体で支え、安心して子育てができるよう、ボランティアの育成や、父親の育児参加を促進します。
●ライフサイクルの各時期に応じた健康づくりを推進するよう、乳幼児健康診査(直営)の受診率の向上を図ります。
<成果の説明>
解決すべき課題に
関する
当該年度の主な成果
●両親学級における父親の参加率は前年度に引き続いて増加傾向にあり、父親の育児参加の促進が期待されています。
●乳幼児健康診査(直営)の18年度受診率は94,7%+指標名2であり、目標値を上回って順調に推移しています。
       
評価結果 2005年度
2006年度
<参考指標>
指標名@ 父親の育児参加の促進
指標の説明 母親に過重な負担がかかったり、孤立、不安に陥ることなく子育てができるように、両親で育児をする意識や協力体制づくりは重要です。計画策定時の実績値は、2000年度調査で「育児に参加する父親の割合」の“よくやっている”、“時々やっている”を合計した数値です。平成17年度上半期の両親学級への夫の参加は、前年比で5ポイント上がっており、本指標も向上が見込まれますが、次回の調査は2007年度の予定です。
指標の方向性 大きいほどよい 小さいほどよい 現状維持                        
実績値 現状(計画策定時) 2005(H17)年度 2006(H18)年度(見込み) 2007(H19)年度
82.8 %            
指標名A 乳幼児健診(直営)受診率の向上
指標の説明 乳幼児健診は発育発達の確認をするだけでなく、安心して育児ができるよう相談したり、また、支援の必要な親子や家庭を把握しサポートするためにも重要な機会です。特に健診未受診者に支援の必要な方が多いと言われることから、未受診者を少しでも減らすことが重要となります。2005年度実績からは1歳6か月児健診の個別通知が実現し、受診率が向上したことから、総じて高い数値で推移しています。
指標の方向性 大きいほどよい 小さいほどよい 現状維持                        
実績値 現状(計画策定時) 2005(H17)年度 2006(H18)年度(見込み) 2007(H19)年度
92.0 % 93.9 % 93.7 %    
<事業費> (単位:千円)
年度 2005(H17)年度 2006(H18)年度 2007(H19)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費 9,172,269 9,136,547 9,380,368 11,609,262 10,734,743 9,658,534 12,955,998 0
<配下の事務事業一覧>
事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
母子保健指導・相談事業 3 妊婦・乳幼児健康診査事業 3
乳幼児検査事業 3 小児医療助成事業 3
小児特定疾患医療等給付事業 3 小児ぜん息患者医療支給事業 3
ひとり親家庭等医療助成事業 3 児童手当支給事業 3