<基本情報>
施策課題 14102000 利用しやすい交通環境の整備 作成課 まちづくり局計画部交通計画課
基本政策 安全で快適に暮らすまちづくり 政策の
基本方向		 快適な地域交通環境をつくる 基本施策 身近な地域交通環境の整備
関係課 　
<施策概要>
当該施策によって
解決すべき課題		 　安全で快適な日常生活の実現に向けて、地域交通環境の整備においてもまちづくりと連携した取組が必要となっており、鉄道の駅周辺における歩行者横断施設の整備等により移動を円滑化し、地域の活性化などの推進が求められています。また、地域特性を踏まえた交通不便地域への対応や利用頻度の高い駅前広場などの整備を進め、快適で利用しやすい交通環境を推進する必要があります。
施策の概要 ・鉄道による地域分断の改善を図り、地域内の円滑な移動や駅へのアクセスを確保し、市民の利便性の向上と地域の活性化を推進します。
・様々な特性を持つ地域の交通については、地域の主体的な検討や運営によるコミュニティ交通の導入に向けた取組に対し、支援を行っていきます。
・市民生活にとって身近な鉄道駅やその周辺の商業地域などにおいては、バリアフリー化や駅前広場整備によるバスの円滑化、駐車施設の設置などの交通対策を複合的に推進し、利用しやすい交通環境が整った賑わいやうるおいのあるまちづくりを推進します。
<成果の説明>
解決すべき課題に
関する
当該年度の主な成果		 ・鉄道による地域分断の改善、地域内の円滑な移動や駅へのアクセスの確保について、鉄道事業者等と協議を進め、一定の方向を確認するなど市民の利便性の向上や地域の活性化に向けて、推進を図った。
・様々な特性を持つ地域の交通について、運行ルート、バス停の位置等、地元協議会からの提案に基づき、関係機関との現地立会い等を行うとともに、地域交通あり方検討会の設置、市民を含めたシンポジウムの開催等を通じて、事業に関する啓発を行うことにより、市民理解を深化した。また、地元協議会の取組に対し、運行実験の目的に沿った方向に転換を図った。
・駐車場整備計画について、利用実態を把握するため他都市の取組み状況調査等を実施し、とりまとめた。
・個々の事業については一定の成果はあったが、これらを当該施策の貢献度などから評価するには、各事業及び関連事業の相互連携を図る必要があり、課題が残る。		 　 　 　
評価結果
Ｂ
<社会環境の変化等とその対応の方向性>
社会環境の変化や
課題解決を阻害する
要因等		 ■ あり 　 □ なし 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　
・駅アクセス向上等計画調査事業のうち、川崎駅北口自由通路については、ＪＲとの協議進展による事業の前倒しを、また、武蔵中原駅については改札外エレベーター整備に向けた設計をＪＲの整備計画に合わせて行う必要性が生じた。
・コミュニティ交通については、地元協議会が地元住民の合意形成を図りながら、運行計画を立案し、これに基づいて、行政が関係機関との協議、調整等の支援を行っている。なお、実現に向けては、道路交通における安全性の確保と地元住民の支援・協力が不可欠であり、今後、道路の安全措置やバス停の民地活用などに配慮した運行ルートの再検討が必要である。
今後の対応の方向性 ・駅アクセス向上等計画調査事業については、鉄道事業者の取組と連携した効果的な整備に向け、鉄道事業者との協議を鋭意進めるとともに、駅利用者の利便性向上の観点から早期の整備に努める。
・コミュニティ交通の導入に向けて、地元協議会が取組んでいる運行計画に基づき、関係機関と協議するなど、引続き支援を行い、平成１８年度内に運行実験を実施する予定。併せて、実験結果の分析、評価、改善策の検討、運行条件の見直し、採算性の検討等を行い、試行運行の可能性を探る予定である。また、（仮称）地域交通検討委員会を設置し、交通手段の選択や運営方法、公的支援の条件などに関するガイドラインを策定する予定である。
・条例により設置した駐車場については、施設利用者の駐車スペースの確保と、路上駐車や交通渋滞の防止にも寄与するものである。常時適法な状態に維持管理されていることが重要であり、所有者等への啓発と巡回調査を実施する予定である。
<参考指標>
指標名① （なし）
指標の説明 駅アクセス向上等計画調査事業
　移動時間の短縮、ピーク時混雑の減少などが指標として考えられるが、検討結果を踏まえた事業実施（整備）後の効果測定を必要とすることから、その指標を現段階で表すことは難しい。
指標の方向性 ■ 大きいほどよい □ 小さいほどよい □ 現状維持 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　
実績値 現状（計画策定時） 2005年度（見込み） 2006年度 2007年度
0.00 　 0.00 　 0.00 　 0.00 　
指標名② （なし）
指標の説明 コミュニティ交通計画調査事業
　運行実験や試行運行の結果に基づく、分析、評価、改善策の検討、運行条件の見直し、採算性などが指標として考えられるが、その指標を現段階で表すことは難しい。
指標の方向性 ■ 大きいほどよい □ 小さいほどよい □ 現状維持 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　
実績値 現状（計画策定時） 2005年度（見込み） 2006年度 2007年度
0.00 　 0.00 　 0.00 　 0.00 　
<事業費> (単位：千円)
年度 2005年度 2006年度 2007年度
予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費 93,919 84,899 106,174 147,554 0 114,527 0 0
<配下の事務事業一覧>
事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
駅アクセス向上等計画調査事業 b コミュニティ交通計画調査事業 d
駐車場整備計画業務 d