<基本情報>
施策課題 15201000 下水道施設の整備と適切な維持管理 作成課 建設局下水道管理部業務課
基本政策 安全で快適に暮らすまちづくり 政策の
基本方向
安定した供給・循環機能を提供する 基本施策 良好な下水道環境の形成
関係課 建設局下水道管理部管きょ担当 建設局下水道管理部保全課 建設局下水道建設部建設課 建設局下水道建設部施設課
<施策概要>
当該施策によって
解決すべき課題
 1931年に着手した下水道事業は既に70年を経過していることから、下水管及び処理場・ポンプ場の老朽化が進み、標準耐用年数50年を超える下水管は急増している。特に古い下水管が多い川崎区内の道路陥没件数は増加傾向にある。1955年度以降の年間の下水管整備延長は約20kmを上回っており、2005年度以降は特に再整備が必要な下水管が増えてくる。そこで、下水道の機能を健全な状態で確保するために、効果的な維持管理、再整備や再構築を総合的に進める必要がある。
施策の概要  下水道のある衛生的で快適な生活環境を継続的・安定的に利用できるよう、下水道施設の効率的な維持管理と計画的な更新を進める。そこで、施設の維持管理を行う際には、計画的な補修・修繕による予防的な維持管理を実施し、施設の延命化を図る。さらに、施設の再構築・更新事業については、実行計画を作成して効果的かつ効率的な取組みを進め事業費の平準化を図る。また、水処理センター及びポンプ場については、設備の自動化及び民間委託化を視野に入れた計画的な整備を進める。
<成果の説明>
解決すべき課題に
関する
当該年度の主な成果
 下水管の再整備については、更生工法の採択基準を見直し、業者間の競争を高め、更生工法の材料単価を引き下げる効果を促し、コスト縮減を図った。また、当初目標より3.2km多く施工した。さらに、再整備計画延長の見直しを行った。
 処理場及びポンプ場等については、一部施設の段階的な委託化と日勤体制の強化により、維持管理経費の削減を行い、補修工事についても施工内容を精査しながら、効率的な予算執行に努め、経費の削減を行い、当初予算で発注できなかった工事について施工することができた。さらに、処理場・ポンプ場施設の更新・再整備事業については、安全で安定した下水道施設の運転を継続するために、施設の機能高度化を図り、省エネルギー化、自動化に配慮した設備更新を実施した。
     
評価結果
<社会環境の変化等とその対応の方向性>
社会環境の変化や
課題解決を阻害する
要因等
あり   なし                                      
 
今後の対応の方向性  
<参考指標>
指標名@ 管きょ再整備率
指標の説明  JR川崎駅周辺以南地区の標準耐用年数の50年を超える老朽管きょ延長に対する再整備済み管きょ延長の割合

  
指標の方向性 大きいほどよい 小さいほどよい 現状維持                      
実績値 現状(計画策定時) 2005年度(見込み) 2006年度 2007年度
6.20 10.40 0.00   0.00  
指標名A  
指標の説明  
指標の方向性 大きいほどよい 小さいほどよい 現状維持                      
実績値 現状(計画策定時) 2005年度(見込み) 2006年度 2007年度
        0.00   0.00  
<事業費> (単位:千円)
年度 2005年度 2006年度 2007年度
予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費 21,422,785 18,920,270 21,285,000 20,296,251 0 22,589,874 0 0
<配下の事務事業一覧>
事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
下水管きょ施設維持管理事業 c 管きょ再整備事業 b
水処理センター・ポンプ場等の維持管理事業 c 水処理センターの補修工事の設計・監督業務 b
ポンプ場等の補修工事の設計・監督業務 b 水処理センター・ポンプ場等の改良・更新工事の設計・監督業務 c
下水道幹枝線整備事業 c ポンプ場・処理場設備更新事業 c
入江崎水処理センター(西系)再整備事業 c