<基本情報>
施策課題 31301000 児童に関する総合的な相談・支援体制の確立 作成課 健康福祉局こども施策推進部こども家庭課
基本政策 人を育て心を育むまちづくり 政策の
基本方向
子育てを地域社会全体で支える 基本施策 子育てを支援する体制づくり
関係課 健康福祉局こども施策推進部こども家庭課 中央児童相談所 南部児童相談所
<施策概要>
当該施策によって
解決すべき課題
・児童に関する相談件数は、非行・養護相談など増加しているとともに、児童虐待の相談・通告件数は、核家族化・少子化、地域と家庭での子育て能力の低下とともに、児童虐待問題が認知されたため、又、各機関とのネットワークの強化などにより、2003年度には380件、2004年度には448件と増加しており、多様な子育て支援、虐待の早期発見、早期対応及び家族関係の修復のための環境整備が重要な課題である。
施策の概要 ・相談支援の強化、関係機関とのネットワークの充実、夜間・休日体制の整備など、児童相談所の機能強化を強め、虐待ケースの家族関係修復を図るなどの専門的な支援のための体制整備を進める。・要保護児童が施設に入所し、安全で落ち着いた生活をする中で、自立に向けた成長ができるよう、自立支援計画の作成と適切な対応などを進め、処遇の向上と充実に取り組む。・社会的養育の必要な要保護児童の増加への対策として、里親制度の広報・啓発による里親登録の拡充、小規模集団での処遇を可能とする児童ファミリーグループホームの増設を図るとともに、日常生活の指導・援助から就労支援まで、児童の自立を支援する児童自立援助ホームの設置に取り組む。  
<成果の説明>
解決すべき課題に
関する
当該年度の主な成果
・児童相談所の児童福祉司を3名増員し、相談係を2係として、高度専門的な相談支援の強化を図った。又、児童虐待防止センターを中央児童相談所に移管し、夜間・休日体制の整備と機能強化を図った。・問題を抱える家庭の児童の心身の安定と健全な生活習慣の回復を図るため昼夜保護した件数が増加し対応した。・施設に入所した児童が安全で落ち着いた生活をする中で、自立ができるよう各施設と連絡会や検討会を開催したり、児童ひとりひとりの自立支援計画の打ち合わせを行い処遇の充実を図った。・里親登録の拡充については、制度の広報・啓発を市政だより、懸垂幕、パンフなどで行い、新規登録者が9名あった。又、研修制度の充実により、里親の養育力の向上に努めた。・児童ファミリーグループホームと児童自立援助ホームの設置については、2007年度の設置に向けて検討した。      
評価結果
<社会環境の変化等とその対応の方向性>
社会環境の変化や
課題解決を阻害する
要因等
あり   なし                                      
 
今後の対応の方向性  
<参考指標>
指標名@ 里親登録数
指標の説明 里親登録の促進などによる家庭養育の必要な要保護児童の受入の拡大
指標の方向性 大きいほどよい 小さいほどよい 現状維持                      
実績値 現状(計画策定時) 2005年度(見込み) 2006年度 2007年度
101.00 92.00 0.00   0.00  
指標名A 地域での相談受け入れの拡大と体制の充実(相談者課題解決件数)
指標の説明 知育や家庭の居場所での安心して過ごせる児童を増加させるための身近な相談機関の体制の充実
指標の方向性 大きいほどよい 小さいほどよい 現状維持                      
実績値 現状(計画策定時) 2005年度(見込み) 2006年度 2007年度
2,103.00 22,000.00 0.00   0.00  
<事業費> (単位:千円)
年度 2005年度 2006年度 2007年度
予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費 2,259,732 2,129,790 2,208,989 2,291,578 0 2,204,861 0 0
<配下の事務事業一覧>
事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
中央児童相談所運営事業 c 南部児童相談所運営事業 c
里親制度の推進 c 児童福祉施設整備事業 c