<基本情報>
施策課題
54403000
臨港道路の維持整備
作成課
港湾局港湾整備部事業計画課
基本政策
活力にあふれ躍動するまちづくり
政策の
基本方向
川崎臨海部の機能を高める
基本施策
広域連携による港湾物流拠点の形成
関係課
港湾局ふ頭建設事務所設備課
<施策概要>
当該施策によって
解決すべき課題
川崎港は、現在、京浜工業地帯の工業港としての機能に加え、商業機能をあわせ持つ総合港湾として首都圏の経済活動を支える重要な役割を果している。今後とも、首都圏の生活や経済活動を支えつづけるため、東京湾内諸港などの広域連携によるコンテナ輸送の効率化や羽田空港の再拡張・国際化に対応した総合的な物流体系を構築し、川崎港における陸・海・空を結ぶ円滑かつ安全な輸送ルートの確保に向けた交通ネットワークの整備が求められている。
また、既存ストックの有効活用など、新たな時代要請への対応も求められている。
施策の概要
現在、東扇島と市街地を結ぶ唯一の連絡路である川崎港海底トンネルは、完成以来25年が経過し、電気・機械諸設備の老朽化に伴い、2002年度から5ヶ年計画で改修工事を実施しています。また、トンネル本体の老朽化に対しても、交通の円滑化及び安全性や利便性の向上を推進するため、本体の調査・検討を行い、改修工事を実施します。一方、東扇島の物流機能の強化や東京港・横浜港との広域連携の推進にむけ、防災機能の強化、港湾貨物の円滑な輸送、交通渋滞の緩和、環境負荷の軽減等を図るため、京浜臨海部地域全体の道路ネットワークの動向等を見極めつつ、新たな連絡路として臨港道路東扇島水江町線の整備に向けた調査・検討に着手するとともに、既存の海底トンネルの維持整備の取組を推進します。
<成果の説明>
解決すべき課題に
関する
当該年度の主な成果
川崎港海底トンネルの電気・機械諸施設関係の改修工事については変電設備及び防災設備の更新を行い、2006年度の完了に向けた取組みを行った。また、トンネル本体の改修に向けての基本調査を実施した結果、施設の一部で、現行の設計基準においては耐震補強が必要であるとの結果となった。さらに、定期保守点検や補修工事を実施したことにより、海底トンネルの安全性を確保するとともに、施設の老朽化等に伴う不具合等にも緊急補修工事により迅速に対応できた。
一方、臨港道路東扇島水江町線については、京浜臨海部地域全体での道路ネットワークを検討している京浜臨海部幹線道路網検討会議においても整備が必要な路線として位置付けられ、2007年度からの整備に向けた調査に着手するため、必要となる手続き等について、国や関係部局と調整、検討を行った。
評価結果
A
<社会環境の変化等とその対応の方向性>
社会環境の変化や
課題解決を阻害する
要因等
□
あり
■
なし
今後の対応の方向性
<参考指標>
指標名@
指標の説明
川崎港海底トンネルの交通の円滑化及び安全性や利便性の向上については、工事完了後に発揮されるため、それを指標として表すことが現段階では難しいが、工事完了後には、緊急補修工事実施件数の減少といった指標が考えられる。また、臨港道路東扇島水江町線の整備については、今後の交通量の増加や需要の拡大、災害時の代替輸送路の確保等に対応するもので、施設の整備後、臨海部の交通ネットワークとして機能を発揮されるため、このことについてもそれを指標として表すことが現段階では難しい。
指標の方向性
■
大きいほどよい
□
小さいほどよい
□
現状維持
実績値
現状(計画策定時)
2005年度(見込み)
2006年度
2007年度
0.00
0.00
指標名A
指標の説明
指標の方向性
■
大きいほどよい
□
小さいほどよい
□
現状維持
実績値
現状(計画策定時)
2005年度(見込み)
2006年度
2007年度
0.00
0.00
<事業費>
(単位:千円)
年度
2005年度
2006年度
2007年度
予算
決算見込
計画事業費
予算
決算見込
計画事業費
予算
決算見込
事業費
694,909
656,960
741,646
750,666
0
545,224
0
0
<配下の事務事業一覧>
事務事業名
達成度
事務事業名
達成度
川崎港海底トンネル改修事業
c
臨港道路東扇島水江町線整備事業
c
川崎港海底トンネル維持整備事業
c