<基本情報>
施策課題
54502000
魅力ある緑地・親水空間の形成
作成課
港務所業務課
基本政策
活力にあふれ躍動するまちづくり
政策の
基本方向
川崎臨海部の機能を高める
基本施策
市民に開かれた安全で快適な臨海部の環境再生
関係課
総合企画局都市経営部
<施策概要>
当該施策によって
解決すべき課題
川崎臨海部は、重化学工業や港湾物流など産業的利用が主体であり、市民が水際線にふれることのできる機会が少ない地域となっている。一方、近年、産業構造の転換、研究開発機能の強化等を図るため、臨海部におけるアメニティー豊かな環境の再生が必要となっている。市民や利用者の価値観の多様化や余暇時間の増大に対応した人々の交流やレクリエイションの場の創出など、市民に開かれた臨海部へのニーズも高まり、港を中心としたベイエリア、多摩川、運河、緑地などの水際空間、産業観光などの地域資源を活用した魅力づくりにより、臨海部の活性化を図るとともに、市民が海にふれあえる機会を提供することなどが求められている。
施策の概要
２００４年４月の東扇島西緑地のオープンなどに伴ない、市民や利用者が港を訪れる機会が増えており、港の環境や緑地を良好に維持し、さらなる市民利用の拡大に向けて取り組む。
また、臨港地区の魅力ある緑地空間の形成や、多摩川や東京湾などの親水空間のネットワーク形成について、検討を進めるとともに、臨海部における産業観光など新たな魅力づくりやアメニティー空間の形成・連携によるイメージの向上について検討し、港・運河と一体となった臨海部の活性化につなげていく。
<成果の説明>
解決すべき課題に
関する
当該年度の主な成果
関係各局及び関係団体の協力により、月１回のパトロール・清掃作業を延べ８００人により実施し、港湾環境の美化を図ることができた。
浮島１期埋立地において、土地利用が可能な範囲の暫定利用が図れるように、暫定土地利用基本方針を策定した。
また、産業観光など新たな魅力づくりなどについては、京浜臨海部産業研究会による県との連携により取組んでいる。（川崎産業観光振興協議会との協力による産業観光の推進）
評価結果
Ｂ
<社会環境の変化等とその対応の方向性>
社会環境の変化や
課題解決を阻害する
要因等
■
あり
□
なし
川崎港臨港地区内の公園・緑地等の周囲には、住宅地や商業地が存在しないため、夜間には極端に人の出入りが少なくなるという状況下、一部の人による不法投棄等が存在している。 今後、緑地等の拡大に伴い、市民など広範囲の人々の利用の増加が予想されるため、利用者マナーの低下による破損や汚損が懸念される。 また、川崎臨海部は、重化学工業や港湾物流などの産業的利用が主体であり、市民が水際線にふれあうことのできる機会が少ない地域となっているため、市民に開かれた臨海部とするための取組みとして、産業観光などの地域資源や水際空間を活用した魅力づくりが求められる。
今後の対応の方向性
港湾管理者の事業運営努力だけでなく、利用者へのマナー・モラル向上への啓発を実施する。また、港湾環境美化への協力を依頼している関係団体（港運協会・東扇島協議会・千鳥会等）、環境局、川崎区とも連絡を密にとり、不法投棄物の撤去活動を行う。
さらに、港湾環境の美化対策として、島内(東扇島・千鳥町）パトロールを定期的に実施し、そのパトロール結果に基づき、清掃作業を実施、放置車両の撤去については、放置車両撤去マニュアルに基づき、法的手続を実施後、随時撤去する。
また、京浜臨海部産業研究会と連携し、産業観光の推進や水際空間の活用など市民に開かれた臨海部への魅力づくりに向けた取組みを行う。
<参考指標>
指標名①
美化活動の参加人数
指標の説明
東扇島地区、千鳥町地区の美化活動参加延べ人数
指標の方向性
□
大きいほどよい
■
小さいほどよい
□
現状維持
実績値
現状（計画策定時）
2005年度（見込み）
2006年度
2007年度
900.00
人
800.00
人
0.00
0.00
指標名②
指標の説明
指標の方向性
■
大きいほどよい
□
小さいほどよい
□
現状維持
実績値
現状（計画策定時）
2005年度（見込み）
2006年度
2007年度
0.00
0.00
<事業費>
(単位：千円)
年度
2005年度
2006年度
2007年度
予算
決算見込
計画事業費
予算
決算見込
計画事業費
予算
決算見込
事業費
130,162
128,355
125,167
182,697
0
121,887
0
0
<配下の事務事業一覧>
事務事業名
達成度
事務事業名
達成度
港湾環境の整備維持管理事業
b
浮島地区土地利用推進事業
c
水と緑の回廊づくりの推進事業
c
港湾振興会館管理運営事業
c