施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2011年度


<基本情報>

施策課題 55103000 新百合ヶ丘駅周辺地区の整備 作成課 まちづくり局総務部企画課
基本政策 活力にあふれ躍動するまちづくり 政策の
基本方向
都市の拠点機能を整備する 基本施策 民間活力を活かした魅力ある広域拠点の形成
関係課 建設緑政局道路河川整備部道路整備課 重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●新百合ヶ丘駅周辺地区は、駅前に商業・業務等の都市機能が集積するとともに、万福寺土地区画整理事業により、駅周辺では自然環境と調和した良好な住宅地が形成されています。また、アートセンターや昭和音楽大学が整備され、新百合21ホールや麻生市民館などの周辺と連携し、芸術祭や映画祭などの市民が主体となった活動も一層盛り上がり、個性と魅力にあふれた広域拠点の形成が進められています。
●こうした駅周辺のまちづくりの進展とともに、高齢化の進展、尻手黒川線(Ⅲ期)や世田谷町田線などの幹線道路の整備による自動車交通の流れの変化などを踏まえ、より安全で快適なまちづくりに向けた取組が必要となっています。
施策の概要 ●新百合ヶ丘駅周辺においては、尻手黒川線(Ⅲ期)の開通などによる自動車交通の流れの変化を的確に把握するための実態調査・検討を行うとともに、駅周辺の交通課題等を把握し、地区交通環境の改善に向けた検討や取組を推進します。
●また、新百合ヶ丘駅北口のバリアフリー化を図るため、北口エレベーターの整備を推進します。
●麻生区の交通拠点として、安全で円滑な交通環境の確保や活発な経済活動等を支えるため、世田谷町田線や尻手黒川線などの主要な幹線道路の整備を推進し、新百合ヶ丘駅周辺地区に集中する自動車交通の適切な誘導やターミナル駅への利便性の向上を図ります。
施策の目標 ●駅周辺の交通課題等の把握や地区交通環境の改善に向けた調査検討を進めるなど、2013年度の地区交通環境に関する整備メニューの改定に向けた検討や取組を推進します。
●北口エレベーターの整備については、2011年度の完成・供用開始をめざします。
●世田谷町田線や尻手黒川線などの主要な幹線道路については、混雑する交差点の重点整備等の取組などにより、早期に事業効果の発現が図られるよう事業を推進します。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●地区交通環境に関する整備メニュー改定に向けた調査検討として、尻手黒川線(Ⅲ期)開通に伴う自動車交通等の変化を検証するとともに、本路線開通による改善効果の確認や現状交通課題等について整理を行いました。
●北口エレベーターについては、昨年度の地域要望を踏まえた変更内容の協議調整に多くの時間を要しましたが、2011年8月には施行協定を締結し、工事に着手することができました。工事着手後、当初想定していなかった大規模地中埋設物が発覚し、その撤去に伴う調整に時間を要するなどの不測の事態が生じたため、完成には至りませんでした。
●世田谷町田線(片平・上麻生)については、環境影響評価の手続きを終え、来年度から用地取得済箇所における工事着手や、引き続き未取得箇所の用地交渉を進めます。世田谷町田線(万福寺)については、2012年度の完成に向け、道路築造工事を推進しました。
●尻手黒川線(Ⅳ期)については、地権者と用地交渉を行い、事業用地の取得を推進しました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●北口エレベーターについては、適切な工程管理を行い、早期完成・供用開始に向けた対応を図る必要があります。
●幹線道路の整備については、厳しい財政状況や東日本大震災に伴う影響を踏まえ、国の予算や新たな補助制度の動向を注視しつつ、国や県などの関係機関と協議・調整を行います。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●北口エレベーターについては、大規模地中埋設物の発覚に伴う新たな課題が生じたことから遅れが生じたものの、地区交通環境に関する整備メニュー改定に向けた取組や世田谷町田線や尻手黒川線などの主要幹線道路の整備については順調に取組が進められていることから、施策全体としては十分推進することができました。
AⅡ    

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2012(H24)年度における取組や方向性及び施策の改善に向けた考え方 ●地区交通環境に関する整備メニュー改定に向けた検討については、駅周辺における交通課題等の整理を踏まえ、地区交通環境の改善に向けた検討を行います。
●北口エレベーターについては、適切な工程管理を行い、来年度の早期完成・供用開始に向け工事を推進します。
●幹線道路の整備には、事業用地取得が前提となりますので、多大な事業費と長い時間が必要ですが、交差点の重点的な整備や効果的な用地取得計画の策定など、関係部署と綿密に調整を行い、早期に事業効果の発現が図れるよう事業を推進します。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
小田急線新百合ヶ丘駅の一日平均乗車人員 麻生区の都市計画道路事業進捗率  
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
新たな都市機能の集積により、各施設への来訪者数による駅乗降人員の増加が見込まれます。
※出典「川崎市統計書(2010年版)」
※旅客施設のため、計画値の設定は困難です。
麻生区の都市計画道路の計画延長43kmに対する完成延長の割合
目標値 63%(2014年)
 
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい 大きいほどよい  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2011 - 54,704 2011 57 57 % 2011      
2012 -     2012 59     2012      
2013 -     2013 61     2013      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 250,010 59,903 44,937 0 0 56,773 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成状況 事務事業名 達成状況
新百合ヶ丘駅周辺交通環境調査事業 4 街路整備事業 3
道路改良事業(国県道) 3    
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