施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2012年度


<基本情報>

施策課題 14101000 バリアフリー化の推進 作成課 まちづくり局交通政策室
基本政策 安全で快適に暮らすまちづくり 政策の
基本方向
快適な地域交通環境をつくる 基本施策 身近な地域交通環境の整備
関係課 まちづくり局企画課、建設緑政局道路施設課、交通局運輸課 重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●今後、一層進む高齢化に備えて、高齢者や障害者が住みなれた地域において自立した日常生活を送ることができるようにするとともに、誰もが安全で快適に日常生活が送れるよう、バリアフリー対応の環境整備が必要となっています。
●また、買い物や通勤・通学などの日常生活において、高齢者や障害者など誰もが利用しやすい交通機関をめざし、バリアフリーへの対応が求められます。
施策の概要 ●バリアフリー法に基づく基本構想を策定した重点整備地区8地区については、公共施設等への主要な移動経路の整備完了後、引き続き、その他の経路についても点字ブロックの整備や歩道の段差解消等のバリアフリー化を推進します。
●基本構想策定地区(8地区)以外の11地区においても、バリアフリー化の推進に向けた推進構想を策定し、公共施設等への移動経路についてバリアフリー化を進めます。
●また、鉄道の駅舎やバスなど日常生活において利用頻度の高い身近な交通施設や手段について、エレベーターやノンステップバスなど、バリアフリーに対応した設備の導入を事業者との協力により促進します。
施策の目標 ●バリアフリー基本構想及び推進構想に基づき、公共施設等への移動経路について道路の段差解消や点字ブロック敷設を行い、また鉄道駅舎のエレベーター設置やノンステップバス導入に対して補助を行うとともに、福祉のまちづくり条例に基づき、建築物などのバリアフリー化を指導・誘導することで、一体的なバリアフリー化を推進します。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●基本構想8地区の準特定経路等や推進構想地区のバリアフリー経路について、整備手法の検討を行いました。また、点字ブロック設置を行い、高齢者や障害者の移動円滑化を推進しました。
●地元住民、高齢者や障害者団体等から意見を伺うとともに、鉄道事業者及び道路管理者等と連携し、2地区の「バリアフリー推進構想」を取りまとめました。
●「川崎市バリアフリーのまちづくり推進協議会」を開催するとともに、神奈川県及び横浜市と共催し、福祉のまちづくり普及のために建築士等を対象とした研修会を開催しました。
●民営鉄道駅舎エレベーター等設置事業として、鉄道事業者に設置補助を行い、1駅2基のエレベーターについて供用開始しました。
●国の補助制度及びバリアフリー法の基本方針の改正に基づき、民間バス事業者によるノンステップバスの導入費用について、2両分の補助を行い、高齢者や障害者など誰もが利用しやすい移動手段の確保などの取組を促進しました。
●市バスとして、ノンステップバスを7両導入しました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等  
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 バリアフリー重点整備地区における整備の推進や、バリアフリー推進構想の策定を行うとともに鉄道駅舎のエレベーター設置やノンステップバスの導入等を行うことにより、計画通りバリアフリー化を推進しました。
AⅠ AⅠ  

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2013年度における取組や方向性及び施策の改善に向けた考え方 ●引続きバリアフリー基本構想地区や推進構想地区において、高齢者や障害のある人を含むすべての人が安全かつ快適に移動することができるような対策を考案し、整備を実施してまいります。
●バリアフリー推進構想を策定していない地区の構想を策定し、バリアフリー化を推進するとともに、これまでに策定した構想の見直しについて検討します。
●新たな整備対象駅を含むバリアフリー未整備駅に対して、エレベーター等の設置補助等によるエレベーター等の整備促進を図り、駅舎のバリアフリー化を推進します。(1駅1基)
●誰もが利用しやすい移動手段の確保のために、引き続き民間バス事業者に対し、ノンステップバス導入を促進します。
●市バスとしてノンステップバスの導入を図ります。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
重点整備地区以外の地区におけるバリアフリー推進構想の策定数 市内の路線バスにおけるノンステップバス導入率  
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
市内の重点整備地区以外の11地区(33駅)における、バリアフリー化への取り組み方針をまとめたバリアフリー推進構想を策定する地区の数です。 市内の路線バスにおけるノンステップバス車両の導入率  
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい 大きいほどよい  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010   2 地区 2010   74 % 2010      
2011 2 2 地区 2011 80 80 % 2011      
2012 2 2 地区 2012 83 82 % 2012      
2013 2     2013 86     2013      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 65,018 56,870 92,870 127,594 128,017 92,091 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成状況 事務事業名 達成状況
バリアフリー重点整備地区交通安全施設整備事業 3 バリアフリー推進事業 3
民営ノンステップバス導入促進事業 3 福祉のまちづくり普及事業 3
民営鉄道駅舎エレベーター等設置事業 3 バリアフリーや環境に配慮した市バス車両の整備 3

<用語説明>

 
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