施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2012年度


<基本情報>

施策課題 33201000 スポーツ・レクリエーション参加の機会拡充 作成課 市民・こども局市民スポーツ室
基本政策 人を育て心を育むまちづくり 政策の
基本方向
生涯を通じて学び成長する 基本施策 地域のスポーツ・レクリエーション活動の支援
関係課   重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
市民が気軽にスポーツ・レクリエーション活動に親しむことができる場及び機会の提供や、地域スポーツ活動の拠点として各区のスポーツセンターを位置付け、効果的にスポーツ施策を推進すること、及び、地域において住民や団体が自主的・自立的にスポーツ活動できることなどの環境づくりとして、総合型地域スポーツクラブ*の育成等の支援を効果的に行うことが課題となっています。
施策の概要 ●ゴールデングランプリ川崎の開催に合わせてプレイベントとして、小学生を対象とした走り方教室や50m走・100m走など体験型の取組を実施します。
●国際トランポリンジャパンオープンを開催し、国内外のトップレベルの競技に触れ、「観る」スポーツの観点からスポーツの推進を図ります。
●各種スポーツ・レクリエーション事業を開催します。
●地域住民が主体となって運営する総合型地域スポーツクラブの育成を支援します。
●マラソン大会やカヌー教室の開催など、多摩川を活用した各種スポーツ・レクリエーション事業を実施します。
●本市の各種スポーツ施策を総合的・体系的に実施するため「川崎市スポーツ推進計画」を策定します。
●スポーツセンターの運営に当たり指定管理者制度を導入したことにより、より市民のスポーツへのニーズを的確に捉え、サービス向上による利用者の拡大を図ります。
施策の目標 ●トップレベルの競技に触れ、スポーツへのあこがれ、スポーツを始めることへの動機付けとなるよう国内外のトップレベルの大会を開催します。
●市民が気軽にスポーツ・レクリエーション活動(市民体育大会・スポーツ教室・フェスティバルなど)に親しむことができる場及び機会を提供します。
●総合型地域スポーツクラブが自主的かつ継続的に、地域におけるスポーツコミュニティの基礎となる組織として活動できるよう、支援を行います。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●ゴールデングランプリ川崎では20,600人、国際トランポリンジャパンオープンは325人の大会参加者を得て、大会を開催し、多くの市民がトップレベルの競技に触れ、「観る」スポーツによるスポーツ推進を図りました。
●川崎国際多摩川マラソンでは6,580人、多摩川リバーサイド駅伝では6,994人と、それぞれ定員数(いずれも6,200人)を超える申込者数を得て、多くの市民がスポーツ活動に取り組み日頃の成果を発揮することができる機会を提供しました。
●親子・幼児向けの「親子ふれあい運動遊びコンサート」や高齢者向けの「筋力アップ教室」の開催など、より多くの世代の方がスポーツに触れられるよう内容等を検討し、各種スポーツ・レクリエーション事業を開催しました。
●川崎市総合型地域スポーツクラブ育成連絡協議会により各クラブ間の課題等の情報共有や課題解決に向けた協議を行うなど、総合型地域スポーツクラブの運営に対する支援を行い、新たに1クラブが中原区に設立されました。
●スポーツセンター等が効果的に事業執行し、より多くの市民が利用できるよう全体的な調整・課題解決に向けた協議・検討を行いました。
●2012年3月に策定された国の「スポーツ基本計画*」を参酌し、2012年9月に「スポーツを通じて市民が健康で明るく生活することができるまちづくりを推進する」ため「川崎市スポーツ推進計画」を策定しました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等  
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●国際大会の開催やマラソン大会の実施及び総合型地域スポーツクラブの運営支援や「川崎市スポーツ推進計画」の策定などを通じ、「する、観る、支える」スポーツ施策を実施し、より多くの市民がさまざま形でスポーツに触れ本市のスポーツ推進を図る目標を達成しました。
AⅡ AⅠ  

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2013年度における取組や方向性及び施策の改善に向けた考え方 ●引き続き、より多くの方が参加できるよう各種スポーツイベントの内容を検討し、「する、観る、支える」スポーツなど様々な形による事業を実施します。
●今年度策定した「川崎市スポーツ推進計画」を効果的に実行し、本市が「スポーツのまち・かわさき」としてさらに発展するよう、「川崎市スポーツ推進審議会」や庁内組織である「川崎市スポーツ推進計画庁内推進委員会」により計画の進捗管理を行います。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
スポーツセンター等の利用者数    
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
各スポーツセンター、川崎市体育館、とどろきアリーナ等の利用者数    
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい    
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010   1,454,601 2010       2010      
2011 1,340,000 1,893,589 2011       2011      
2012 1,340,000 1,987,264 2012       2012      
2013 1,340,000     2013       2013      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 1,047,327 1,100,724 1,049,579 1,033,170 1,027,490 983,905 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成状況 事務事業名 達成状況
市民スポーツ活動の推進事業 3 総合型地域スポーツクラブ育成・支援事業 3
多摩川を活用したスポーツ大会開催事業 3 スポーツ施設の管理運営 3
スポーツ・文化複合施設整備事業 3 川崎市スポーツ協会補助金 3
余熱利用市民施設運営事業 3 運動施設等維持管理事業 3
Jリーグクラブ支援事業 3 競技力の向上 3

<用語説明>

○総合型地域スポーツクラブ : 人々が身近な地域でスポーツに親しむことができる新しいタイプのスポーツクラブで (1)子どもから高齢者まで〔多世代〕 (2)様々なスポーツを愛好する人々が〔多種目〕 (3)初心者からトップレベルまで、それぞの志向・レベルに合わせて参加できる〔多志向〕、という特徴を持ち、地域の住民により、自主的・主体的に運営されるスポーツクラブをいいます。
○スポーツ基本計画 : 2011年8月に新たに施行された「スポーツ基本法」の第9条に基づき、2012年3月に国が策定した「スポーツの推進に関する基本的な計画」。地方はこの「スポーツ基本計画」を参酌する(参考にし、長所を取り入れる)ことにより、地方の実情に沿った、スポーツの推進に関する計画を策定するよう努めることとされています。
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