施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2012年度


<基本情報>

施策課題 35301000 平和施策の推進 作成課 市民・こども局人権・男女共同参画室
基本政策 人を育て心を育むまちづくり 政策の
基本方向
人権を尊重し共に生きる社会をつくる 基本施策 平和施策の推進
関係課   重点  

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●政令指定都市で初めて行った「核兵器廃絶平和都市宣言」の理念を伝承し、平和を愛する心を育み、互いに人権を尊重しあい共に生きる地域社会の実現に向け、行政と市民が一体となって、平和の大切さや地球規模での環境・貧困・人権問題等について考えられるよう、平和啓発を推進することがより一層重要となっています。
●平和館の開館から20年が経過し、その後の社会状況の変化や歴史認識、核兵器を巡る世界の動きなどに対応する展示内容等に更新する必要があります。
施策の概要 ●平和を語る市民のつどいや、巡回平和展などの事業を実施し、平和啓発を推進します。
●市民活動や平和学習の拠点である平和館において、市民団体等からの要請に応じ、メッセージの提供や施設の利用調整、平和推進事業補助金の交付など平和活動を推進します。
施策の目標 ●市民と共に平和施策の推進を図り、地域における平和を愛する心を育み、互いに人権を尊重しあい共に生きる社会をめざします。
●平和館の展示内容等の見直しを図ります。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●核兵器廃絶に向けた取組を推進するために、日本非核宣言自治体協議会総会及び平和市長会議に参加し、情報収集するとともに連携を図りました。
●アメリカ合衆国の新型核実験等に対し、その都度、実験中止要請の抗議電報文をアメリカ合衆国大統領及び駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使あて打電しました。
●北朝鮮の人工衛星と称するミサイル発射及び核実験に対し、その都度、抗議の市長コメントを公表しました。
●「原爆展」、「大空襲記録展」、「平和館企画展Plus Three」、「親子平和推進事業」を平和館で実施するとともに、より多くの方に平和の大切さを知っていただくため、「かわさき巡回平和展」を市内全区で実施しました。
●平和な地域社会の実現に向けた意識啓発を図るため、関係機関等と連携し「平和を語る市民のつどい」を平和館で開催し、250人の参加がありました。
●平和館展示検討委員会において展示の更新方法や更新内容の見直し等を行い、報告書として9月にまとめました。
●核兵器廃絶や世界の恒久平和を願う18の市民団体に、市長メッセージの提供や施設の利用調整などを行うとともに、平和推進事業を行う20の市民団体に対し補助金を交付し、市民団体等による平和啓発事業を支援しました。
●平和館の来館者数は、昨年度とほぼ同じで52,133人となりました。
●核兵器廃絶平和都市宣言の周知を図るため各区役所・平和館等8か所に懸垂幕を掲出するとともに、「原爆の日」の平和祈念黙とう等を町内会・自治会、寺院・教会、事業所等に呼びかけて実施し、平和啓発を推進しました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●平和館展示検討委員会での検討結果(報告書)に基づき展示内容等の更新を行い、来館者数を増やしていく必要があります。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 かわさき巡回平和展や平和を語る市民のつどい等、様々な平和啓発事業の実施や、関係機関、関係団体、市民団体等との連携等により平和啓発を推進し、核兵器廃絶に向けた世論の高揚を図るとともに、平和館の展示内容等の見直しについての報告書をまとめました。また、平和館の来館者数増に向けて、様々な啓発事業や各種広報媒体を活用し平和館の周知に努めましたが、来館者数は微増に留まりました。
AⅡ AⅡ  

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2013年度における取組や方向性及び施策の改善に向けた考え方 ●地域における平和を愛する心を育み、互いに人権を尊重しあい共に生きる社会が構築されるよう、平和啓発事業の実施、市民による平和活動への支援などの取組を、引き続き実施していきます。
●より効果的・効率的な啓発事業等に活かすため、日本非核宣言自治体協議会及び平和市長会議などを通し、引き続き情報を収集していきます。
●平和館の展示検討委員会から報告書として提示された展示内容の見直し等を着実に実施します。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
平和館来館者数(年間)    
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
展示内容等の見直しを行うことで、より多くの市民の方に来館していただき、平和について考えていただく機会とします。    
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい    
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010   56,000 2010       2010      
2011 56,000 49,932 2011       2011      
2012 57,000 52,133 2012       2012      
2013 58,000     2013       2013      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 156,289 127,044 105,370 102,454 93,380 118,682 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成状況 事務事業名 達成状況
平和啓発事業 3 平和館の管理運営事業 3

<用語説明>

 
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