施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2012年度


<基本情報>

施策課題 43301000 花と緑のうるおいのあるまちづくりの推進 作成課 建設緑政局緑政部緑政課
基本政策 環境を守り自然と調和したまちづくり 政策の
基本方向
緑豊かな環境をつくりだす 基本施策 協働の取組による緑の創出と育成
関係課 建設緑政局計画部企画課・緑政部公園緑地課、環境局地球環境推進室 重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●市街化の著しい本市は、快適な居住空間の確保や地域を特色づける景観形成など、多くの市民からそれらの対策が望まれております。
●ヒートアイランド現象の緩和など地球温暖化防止対策についての取組は、今後更に重要な課題となってきています。
●緑が果たす様々な効果と役割を活用しながら「緑の存在が実感できるまちづくり」を目指して、市民、企業、行政が協働し、多様な手法による都市緑化施策を進めていく必要があります。
施策の概要 ●都市緑化を効果的に進めるため緑化推進重点地区の設定をはじめ、視覚効果の高い緑化手法を用いた緑の景観づくり、市民による植樹運動の実施、屋上緑化助成制度の推進、工場をはじめとした事業所や道路での緑化推進など様々な手法を講じながら市街地における緑の創出を図っていきます。また、こうした施策を更に推進するため、本市の緑の保全及び緑化の推進の総合的な計画である「緑の基本計画」に基づく実施計画を進めていきます。
●「緑のミリオンムーブメント」をスローガンに市民、事業者との協働により、「市民100万本植樹運動」を推進します。
施策の目標 ●市民、企業、行政との連携を図りながら、様々な緑化施策を推進していきます。
●緑の活動団体、屋上緑化等助成事業などを積極的に広報し、緑化に対する市民意識の啓発を図ります。
●市民との協働により花の街かど景観づくりを進め、花や緑のあふれるまちづくりを推進します。
●川崎市みどりの事業所に関する協定を毎年度2事業所を目標に締結に努めるとともに、川崎市みどりの事業所推進協議会への加盟を促し、協働で緑化の推進を図ります。
●市制100周年を迎える2024年度までに100万本の植樹を目指します。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●2013年度までを重点取組期間とする「かわさき緑のカーテン大作戦Ⅱ」を実施し、ゴーヤーを含む8種類のつる性植物の種(苗木を含む。)48,000粒を市民・事業者に配布しました。また、実施した事業所等からは、植物の蒸散作用により、壁面温度が10度以上下がったとの報告を受けました。
●財団法人川崎市公園緑地協会との連携を図り、助成制度や緑化推進等の普及啓発を行いました。
●屋上・壁面緑化については、6件(314㎡)の助成を行いました。
●地域緑化推進地区制度の普及広報を行い、2地区で新たに地域緑化推進地区として指定しました。
●市民100万本植樹事業の一環である植樹祭を高津区久末(城法谷)で開催し、ヤマブキ・ユキヤナギ・クルメツツジ等の苗木600本を植樹しました。
●道路用地等の緑化を行うコラボ植樹をJR南武線線路脇の道路敷及び富士見中学校で行いました。
●川崎市みどりの事業所の取組については、新規事業所1社と緑化協定を締結しましたが、事業所の再編により3事業所が1事業所に統合され、協定数及び加盟数は減少しました。
●緑化推進重点地区計画のリーディング事業として、宮崎第1公園及び緑化センターの緑化整備を実施しました。
●緑化推進重点地区計画策定後の継続的な活動支援が求められています。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●市街化が進行している川崎市においては、民有地における緑化の推進が特に重要な取組であることから、市民の緑化意識や動機付けの向上に向けて、積極的・継続的に取り組んでいく必要があります。
●長引く景気低迷等の影響を受けて、施設緑化等への予算確保やみどりの事業所推進協議会への加盟が難しい事業所が増えています。
●臨海部の魅力づくりや景観向上等に向けて、臨海のもりづくり緑化推進計画に基づく環境整備を実施していく必要があります。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●民有地の緑化推進に向けては、市民の緑化意識の向上を図るとともに、社会情勢等の変化に対応した臨機応変な施策の取組が必要です。
●事業所緑化の推進は、景気等の状況にも左右されるため、粘り強く取り組んでいくことが必要です。
●みどりの協定事業所数は、事業所の統廃合等もあり減少しておりますが、今年度、新たに1社と協定を締結するなど、引き続き協定締結・協議会への加盟促進に向けて取り組みます。
AⅡ AⅡ  

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2013年度における取組や方向性及び施策の改善に向けた考え方 ●「市民100万本植樹運動」を展開し、植樹祭の開催、各種助成制度の普及広報を行います。
●「かわさき緑のカーテン大作戦Ⅱ」を実施していきます。
●市内事業所を訪問し、川崎市の緑の取組を紹介し、緑化協定の締結及び協議会への加盟を勧誘します。
●「新川崎・鹿島田駅周辺地区」において、緑化推進重点地区計画を策定します。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
植樹本数(累計) 地域緑化推進地区指定数 緑化協定締結事業所数
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
・当該年度に公共施設、民有地で植樹された植樹本数 ・条例で規定された地域緑化推進地区の指定件数 ・川崎市みどりの事業所に関する協定の締結事業所数
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい 大きいほどよい 大きいほどよい
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010       2010       2010      
2011 120,000 153,000 2011 14 14 地区 2011 65 65 事業所
2012 180,000 315,000 2012 16 16 地区 2012 67 65 事業所
2013 240,000     2013 18     2013 69    

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 507,025 333,442 492,067 496,327 290,319 494,074 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成状況 事務事業名 達成状況
市民との協働による緑化推進事業 3 市民緑化運動の推進 3
緑化地域制度導入事業 3 臨海部緑の環境整備事業 3
緑化推進重点地区整備事業 3 緑化啓発事業 3
街路緑化整備事業 3 事業所緑化推進事業 3
緑政企画調整事務 3 川崎臨海部等アメニティ推進事業 3

<用語説明>

 
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