施策進行管理・評価票(1)

評価年度2013年度


<基本情報>

施策課題 11304000 動物の愛護と管理の促進 作成課 健康福祉局健康安全部生活衛生課
基本政策 安全で快適に暮らすまちづくり 政策の
基本方向
暮らしの安全を守る 基本施策 良好な生活衛生環境の確保
関係課 各区役所衛生課
動物愛護センター
重点  

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●動物による危害や生活環境被害を防止する必要があります。
●動物の遺棄や虐待を防止する必要があります。
●動物の致死処分数を減少させる必要があります。
●世界保健機関によると、犬の狂犬病の流行を防止するためには、犬の70%にワクチン接種を行うことが必要であるとされることから、犬の所有者等に狂犬病予防注射接種の徹底を指導する必要があります。
●動物愛護センターについては、施設の老朽化、狭隘化が問題になっています。
施策の概要 ●糞の放置及び鳴き声等、動物による生活環境被害を未然に防止するため、飼い主に対し、動物の適正飼養に関する正しい知識を普及啓発します。また、動物による苦情相談の届出を受けた時には、届出者の了解を得た上で、飼い主に対して動物の適正飼養に関する指導を行います。つながれていない犬がいる場合は、捕獲することで、咬傷事故を防止します。
●動物の終生飼養及び動物のみだりな繁殖を防止するための措置についての正しい知識を普及啓発することで、動物の致死処分数を減少させます。また、不幸なねこを増やさないための不妊去勢手術費用の一部補助を実施します。
●犬の所有者等に対して、登録及び狂犬病予防注射接種の指導を行います。
施策の目標 ●動物の適正な取扱いに関する正しい知識を普及啓発することにより、人と動物が共に生きていける社会を目指します。また、飼い主に動物の適正飼養に関する正しい知識を普及啓発することにより、動物による人の生命、身体及び財産に対する侵害を防止します。
●現在日本では、犬などを含めて狂犬病の発生はありませんが、狂犬病は、日本の周辺国を含む世界のほとんどの地域で依然として発生していることから、狂犬病の発生を予防し、その蔓延を防止します。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●動物の適正な取扱いの普及啓発のため、川崎地下街アゼリア及び区役所で動物愛護フェアを開催しました。アゼリアでの開催は、3,200人(前年比500人増)区役所での開催は610人の来場者があり、広く市民に啓発することが出来ました。また、動物愛護センターで動物愛護教室を91回開催し、参加者は2,760人でした。
●11月の適正飼養強化月間に、町会等628団体に43,017枚のリーフレットを配布し、回覧を依頼しました。また、11月14日には公園で犬の飼い主に直接指導やリーフレットの配布等を行う「市内一斉適正飼養キャンペーン」を区役所保健福祉センター衛生課職員が、かわさき犬・ねこ愛護ボランティア等と共に実施しました。175件の口頭指導を行い498枚のリーフレットを配布しました。
●動物のみだりな繁殖を防止するための措置についての正しい知識を普及啓発するため、猫765頭に対し、不妊去勢手術費用の一部補助を行いました。
●犬の所有者に対して、4月に狂犬病予防接種の通知を発送し、注射を実施していない犬の所有者には11月に再度通知(13,587通)を発送しました。
●動物愛護センターの再編整備について、庁内あり方検討委員会で検討を行い「川崎市の動物行政の方向性と動物愛護センターのあり方案」のパブリックコメントを実施して策定しました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●動物による苦情や相談が多く寄せられていることから、動物の飼い主に対する適正飼養に関する正しい知識の普及啓発を強化する必要があります。
●動物の致死処分数を減少させるため、動物愛護センターに収容された動物の飼い主への返還及び譲渡を推進する必要があります。
●動物の適正な取り扱いに関する正しい知識を普及啓発するため、動物愛護センターの再編整備に向けたについて検討する必要があります。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●動物愛護と適正飼養の普及啓発を実施するため、動物愛護フェアや適正飼養キャンペーン室等を実施し多くの市民に啓発を行い施策の推進を図りました。
●狂犬病の発生を予防し、まん延防止を図るため、犬の飼い主に個別通知を行い狂犬病予防注射接種率(73.9%)の向上を図りましたが、今後も引き続き接種率向上に向けた取り組みを推進する必要があります。
●動物愛護センターの再編整備に向け「川崎市の動物行政の方向性と動物愛護センターのあり方」を策定しましたが、今後も再編整備に向けた取組を推進する必要があります。
AⅡ B AⅡ

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2014年度以降の方向性 ●動物の適正な取扱いの普及啓発のため、動物愛護フェアかわさきについては、より多くの市民に参加してもらえるうよう内容の充実を図ります。
●職員が公園等を巡回してペットの飼い主に直接指導を行う市内一斉適正飼養キャンペーンについては、かわさき犬・ねこ愛護ボランティア等と連携し適正飼養の普及啓発を図ります。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
狂犬病予防注射の実施頭数    
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
狂犬病の流行を防止するためには、犬の70%にワクチン接種を行うことが必要であるとされているため、狂犬病予防注射の接種を推進する必要があります。    
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい    
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010   44,763 2010       2010      
2011 45,000 45,406 2011       2011      
2012 45,500 45,173 2012       2012      
2013 46,000 45,884 2013       2013      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 254,968 243,909 252,784 249,791 242,148 245,968 254,292 245,073

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
動物愛護管理事業    

<用語説明>

 
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