施策進行管理・評価票(1)

評価年度2013年度


<基本情報>

施策課題 32303000 地域に根ざした市立高等学校づくり 作成課 教育委員会事務局教育環境整備推進室
基本政策 人を育て心を育むまちづくり 政策の
基本方向
子どもが生きる力を身につける 基本施策 地域に開かれた特色ある学校づくり
関係課 教育委員会事務局総務部教育改革推進担当、教育委員会事務局学校教育部指導課 重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●国際化や情報化の進展、少子・高齢化の進行、産業・就業構造の変化、ライフスタイル・価値観の多様化など、社会の急速な変化に伴って、生徒・保護者・市民の学習要求や進路希望の多様化が進んでいます。
●こうした多様な社会状況に対応し、生徒・保護者・市民の幅広いニーズに応えるため、市立高等学校に新たな教育内容や弾力的なシステムを取り入れるなど、高校改革への取組が必要です。
施策の概要 ●6年間のゆとりある学校生活と計画的・系統的な教育活動を目指し、併設型の中高一貫教育校を開設します。併設型の中高一貫教育校は、高等学校入学者選抜を行わずに、市立中学校と市立高等学校を接続するもので、附属中学校を新設することになります。また、生徒が充実した学校生活を送り個性が一層伸ばせるようICT環境整備や川崎の「まち」「ひと」の強みを活かした教育をはじめ、特色ある教育を行うためのカリキュラム開発など、新たな学校に求められる様々な取組を推進します。
●生徒の学習要求や生活スタイルの多様化に対応するため、昼間部・夜間部の二部制定時制課程を導入するなど、定時制課程の再編を進めます。
●市民のニーズを把握し、聴講制度を充実させるなど社会人を対象とした高等学校開放の諸事業を実施します。
●市立高等学校に学ぶ生徒の興味・関心を把握し、生徒の学びの場の充実を図ります。
施策の目標 ●老朽化の著しい市立川崎高等学校を併設型の中高一貫教育校(生活科学科・福祉科は現行どおり併設)及び二部制定時制課程(昼間部・夜間部を開設)を有する学校として全面改築し、2014年度開校を目指します。
●現状の募集クラス規模維持を基本に、就業形態や就業時間帯の多様化、多様な生徒の学習ニーズに対応するため、二部制定時制課程の開設など必要な再編を行います。
●高等学校開放や生徒の学びの場の充実を図る諸事業について、現状の検証を進めながら事業の推進を図ります。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●2014年度の中高一貫教育校及び二部制定時制課程の開設に向けて、川崎高校や関係部署等との連絡・調整を重ね、新築工事及び仮設校舎増築等の整備を実施しました。また工事期間中の円滑な学校運営・教育活動確保に向け、川崎高校や関係部署と打合せを重ねながら、連絡・調整を行いました。
●中高一貫教育校の特色ある教育活動に向けて、体験・探究活動候補地の関係事業者との打合せや実地踏査を実施し、学習計画をまとめるとともに、ICT環境について総合教育センター、関係部署等と協議し整備を進めました。
●ポスター、パンフレットを作成するとともに学校説明会を開催し、中高一貫教育校の特色ある教育活動や教育環境等について周知活動を実施しました。(参加者3,205名)また、11月に志願説明会を開催し、受検案内を配布するとともに志願方法等について周知しました。
●定時制課程の再編に向け、当該校との連絡調整を図り、課題の整理と移管準備のスケジュール作成などを進めました。
●高等学校開放事業について、市民を対象とする「社会人聴講生の受け入れ」や市立高校の生徒が他校の特色ある講座を受講できる「学校間連携講座」等を実施し、開かれた市立高等学校づくりを推進しました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●川崎高校及び附属中学校等新築工事については、2012年度に、地下水が多く湧出したことによる地盤改良及び地中障害の撤去等を行ったことにより、工期が延期されました。(2014年7月末竣工)
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●地域に根ざした市立高等学校づくりを目指し、計画どおり着実に事業を推進することができましたが、川崎高校及び附属中学校等新築工事については、2014年度完成に向けて今後も関係部署等と連絡・調整を重ね、整備を進めていく必要があるため。
AⅠ AⅡ AⅡ

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2014年度以降の方向性 ●関係者と連絡調整を図りながら川崎高校及び附属中学校等新築工事を完了し、屋外附帯工事に着手します。
●中高一貫教育校の教育理念、教育活動等の周知に向けた取組を進めるとともに、附属中学校の入学者の募集及び決定に向けた取組を推進します。
●生徒の学習ニーズに柔軟に対応する創意工夫を活かした特色ある教育の展開を推進するとともに、市民に多様な学習の機会を提供する社会人聴講生の受け入れ等の開かれた市立高等学校づくりを推進します。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
社会人聴講生の講座数    
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
聴講生制度は通常の授業で市民の受入を行うことから、受入れ可能な講座数に制限がありますが、より地域に開かれた高等学校を目指し、募集講座数を維持、継続していきます。    
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
現状維持    
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010   10 講座 2010       2010      
2011 10 12 講座 2011       2011      
2012 12 12 講座 2012       2012      
2013 12 14 講座 2013       2013      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 844,148 732,814 4,468,197 4,325,224 4,277,785 6,430,112 5,322,485 717,759

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
市立高等学校再編整備事業 中高一貫教育推進事業
魅力ある高校教育の推進事業    

<用語説明>

 
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