施策課題 | 43402000 | 市民が農に親しむしくみづくり | 作成課 | 農業振興センター農業振興課 | |||||
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基本政策 | 環境を守り自然と調和したまちづくり | 政策の 基本方向 |
緑豊かな環境をつくりだす | 基本施策 | 都市農地の多面的な機能の活用 | ||||
関係課 | 重点 |
当該施策によって 解決すべき課題 |
●「土」に親しみ「農」とふれあうという市民ニーズに応え、多くの市民が生活の中で「農」を知り「農」を体験できる環境を整える必要があります。 ●農地と住宅が隣接した都市農業において、市民の農業や多面的機能*を有する農地への理解を深め、本市の農業を支える営農環境の向上を図る必要があります。 |
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施策の概要 | ●「市開設型市民農園」を運営し、多くの市民が「農」に関わり「農」の恵みを享受できる環境を提供していきます。 ●農業者が開設し指導を受けられる「体験型農園」、農地所有者が利用者に区画した農地の貸付けを行い長期に農体験ができる「市民ファーミング農園」等の普及・開園を行います。 ●市民が花と緑に親しむとともに花や緑に囲まれた快適なまちづくりを推進する「花と緑の市民フェア」や市民に「畜産」を身近に感じてもらい畜産物の消費、普及を推進する「川崎市畜産まつり」など、「農」のイベントを開催します。 |
施策の目標 | ●多くの市民に「農」に親しむ場・機会を提供することで市民生活の向上を目指すとともに、都市における農地が単に作物を生育する場でなく、市民にうるおいを与えるなど、都市農地が持つ重要性に対する理解と関心を深める事業推進を図ります。 |
解決すべき課題に対する当該年度の成果 | ●市民自らが「農」を体験したいというニーズに対応するため、「市開設型市民農園」の規模を維持しつつ、農業者が自ら開設し直接農作業を指導する「体験型農園」や、市と農業者が協定を結び開設し長期にわたって農園区画を利用できる「市民ファーミング農園」、また市が開設支援し利用者組合が管理する「地域交流農園」の新設に向け、地域農業者への広報や個別訪問による制度のPRを実施しました。今年度は「市民ファーミング農園」を麻生区に2農園、多摩区に1農園を開設し、市民ニーズに対応できるよう農園の拡充を図ることができました。 ●多くの市民に「農」を知る機会を提供し、身近に「農」を感じてもらうため、会場周辺の自治会及び町内会に開催チラシを回覧し、「花と緑の市民フェア」と「川崎市畜産まつり」の来場者数を確保することができました。 |
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残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 | ●「市開設型市民農園」及び「市民ファーミング農園」については、土地所有者の事情(相続の発生等)により、存続に影響を受けることがあります。 ●「体験型農園」については、当該制度が農業者に広く浸透していないので、希望する農家に対し、積極的にPRをする必要があります。 |
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評価結果及びその評価区分とした理由 | 2011 | 2012 | 2013 | ●今年度は「市民ファーミング農園」が3園開設となり、農業者が実施する農園の目標値を達成し、より多くの市民に「農」に親しむ場を提供することができました。 ●市民フェアと畜産まつりについては、目標来場者数を確保し、多くの市民に「農」を知り「農」を身近に感じてもらう機会を提供することができました。 |
AⅡ | AⅡ | AⅡ |
A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの
2014年度以降の方向性 | ●「市開設型市民農園」については、市内6箇所の維持に努めます。 ●「体験型農園」及び「市民ファーミング農園」並びに「地域交流農園」については、制度の普及、開設の推進を継続して実施します。 ●市民フェアと畜産まつりについては、今後も、出店者の確保を図るため公募等を行い、イベント規模の維持に努めるとともに、同時開催を継続することで事業の効率化を図ります。 |
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参考指標名① | 参考指標名② | 参考指標名③ | |||||||||
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体験型農園等の設置数 | 花と緑の市民フェア等の来場者数 | ||||||||||
指標の説明① | 指標の説明② | 指標の説明③ | |||||||||
農業者が実施する体験型農園及び市民ファーミング農園の設置数 | 等々力緑地で5月に開催(金〜日曜の3日間)している「農」イベントの総入場者数 | ||||||||||
指標の方向性① | 指標の方向性② | 指標の方向性③ | |||||||||
大きいほどよい | 大きいほどよい | ||||||||||
年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 |
2010 | 13 | 箇所 | 2010 | 68,000 | 人 | 2010 | |||||
2011 | 14 | 18 | 箇所 | 2011 | 70,000 | 80,000 | 人 | 2011 | |||
2012 | 19 | 21 | 箇所 | 2012 | 80,000 | 70,000 | 人 | 2012 | |||
2013 | 22 | 24 | 箇所 | 2013 | 80,000 | 80,000 | 人 | 2013 |
年度 | 2011(H23)年度 | 2012(H24)年度 | 2013(H25)年度 | |||||
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予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | |
事業費合計 | 22,135 | 20,711 | 21,845 | 21,698 | 20,963 | 21,510 | 24,307 | 23,305 |
事務事業名 | 第3期実行計画 期間の達成状況 |
事務事業名 | 第3期実行計画 期間の達成状況 |
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市民農体験推進事業 | Ⅲ | 市民交流農業推進事業 | Ⅲ |
多面的機能:都市農業の農地は、新鮮な農産物を生産・供給するばかりでなく、土・緑の空間、防災などの環境保全機能、また農作業体験等を通してレクリエーション、健康・福祉、教育に有効な役割を果たす休養・学習の機能等があります。 |