施策進行管理・評価票(1)

評価年度2013年度


<基本情報>

施策課題 53101000 産業人材の育成と活用 作成課 経済労働局労働雇用部
基本政策 活力にあふれ躍動するまちづくり 政策の
基本方向
就業を支援し勤労者福祉を推進する 基本施策 人材を活かすしくみづくり
関係課 工業振興課 重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●長引く景気の悪化等により、雇用情勢は厳しい情勢が続いており、本市の有効求人倍率は全国平均を大きく下回っています。
●少子高齢化が進行し生産年齢人口が減少する中で、高い生産性を保ち、活力ある地域経済を維持していくためには、地域産業を担う多様な人材を育成することが求められています。
●生産年齢人口の減少に伴い、技術・技能者の不足や後継者問題が発生することが想定されます。
施策の概要 ●産業振興を担う人材の育成と雇用機会を拡大するため、市内企業や関係団体等のニーズを把握しながら産業人材育成事業を推進します。
●市内の工業高校の生徒を対象として、主に夏休み期間中に数日間、市内のものづくり企業等でインターンシップを行います。
●企業等退職者人材活用支援事業においては、「達人倶楽部」の活動を広くPRし、新規会員の確保に努めるとともに、グループ活動の継続実施と自立化に向けた取組を実施します。
●技術・技能の伝承を図るため、かわさき新産業創造センター(KBIC)において、基盤技術産業に従事する人材の育成を行うための研修や講習会等を実施します。
施策の目標 ●行政と産業界が一体となった川崎市地域雇用創造推進協議会において、新たな産業人材育成事業の枠組の検討を行います。
●インターンシップ推進事業を通じて、本市におけるものづくりの魅力の若年層への引継ぎを図ります。
●達人倶楽部においては、シニア世代の方の経験や技術を活用しながら、地域における様々な課題の解決に向けてのシニア世代の方の活動支援を目指すとともに、各支援団体の自立化を目指します。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●川崎市地域雇用創造推進協議会において、市内企業・関係団体等の雇用ニーズ調査を行い、それを踏まえて、新たな産業人材育成事業の取組の素案(本市はスマートシティ戦略を推進し、エネルギー・環境分野における雇用が見込まれることから、この分野における人材育成計画)を作成しました。
●ものづくりの魅力を若者層に伝えるため、工業高校等3校の生徒44名を対象に市内中小企業等23社においてインターンシップを実施しました。
●達人倶楽部は、イベントの開催等による情報発信や、既存団体に対する行政機関等の紹介等のコーディネートを行い、活動を支援しました。また、新規加入者は5名でした。
●かわさき新産業創造センター(KBIC)において、技術の最先端を学ぶ精密加工研究会を4回、ロボット研究会を4回実施したほか、初心者向け仕上げ作業実技講習会を9回開催するなど、延べ参加者数222名の多様な基盤技術の研修を実施しました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●川崎市地域雇用創造推進協議会において、産業人材育成のために効果的な事業を実施する必要があります。
●インターンシップに協力している企業が、景気等の関係により減少傾向にあります。
●シニア人材のノウハウ等を必要とする中小企業等とシニア人材のマッチング件数は今年度8件で、中小企業の人材に対するニーズに登録者の技能の範囲外のものが多く、マッチングが容易ではありません。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●施策の目標に向かって順調に事業は進捗していますが、インターンシップ参加生徒及びシニア人材のマッチング件数の増加に向けて課題があります。インターンシップにおいては参加校における発表方法の検討や、参加校を増やすことによって参加生徒の増加を図ります。また、シニア人材のマッチング件数について、コーディネーターによる企業のニーズ開拓活動の一層の充実により増加を図ります。
AⅡ AⅡ AⅡ

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2014年度以降の方向性 ●新たな産業人材育成計画の素案に沿って、川崎市地域雇用創造推進協議会の構成員等の見直しを行います。
●引き続き工業高校等の生徒に対するインターンシップを実施します。
●引き続き様々な機会を活用して達人倶楽部の活動をPRし、新規会員の確保に努め、登録団体の自立を支援していきます。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
市内工業高校のインターンシップ参加生徒数 シニア人材のマッチング件数 ものづくり人づくり事業の実施回数
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
インターンシップへの参加生徒数が事業効果の目安となります。 シニア人材(企業等退職者)と市内企業等とのマッチング件数が、事業効果の目安となります。 市内工業高校生や大学生を対象とした中小製造業の経営者による講演会や、ものづくり体験教室の実施回数が事業効果の目安となります。
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい 大きいほどよい 大きいほどよい
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010   82 2010   7 2010   15
2011 90 97 2011 10 11 2011 11 11
2012 90 54 2012 10 6 2012 11 11
2013 90 44 2013 10 8 2013 11 12

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 22,102 21,209 13,777 13,104 12,826 13,602 12,576 12,251

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
産業人材育成事業 地域ものづくり等支援事業
企業等退職者人材活用支援事業 基盤技術支援事業
川崎市産業振興財団運営費等補助事業    

<用語説明>

 
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