たかつハートリレーの第2回は、高津区久末の「明石穂 きらり会」さんを訪問しました。活動の現場は、野良猫が似合う団地の集会場。そこできらり会の小瀬さんが手を振って待っていてくださいました。小柄で物静かな印象とは逆に明るく元気のある女性でした。
活動場所の明石穂団地内集会所
インタビューに対応してくださったきらり会の小瀬さん
きらり会さんの活動は、団地にお住まいの方十数名が集会場に集まり、週に1回火曜日に高齢者向けの転倒予防体操を行うというものでした。3年ほど前に保健福祉センターに依頼して、体操の仕方を教わり、その後は自主的に活動されています。年齢層は60代から70代の女性の方を中心に活動されています。女性限定というわけではなく、むしろ男性大歓迎!!とのことでした。メンバーは、老人会でゲートボールもやられている方やお母様と一緒に参加されている方など様々です。
集会場ではパイプ椅子が円状に並べられ、時間とともに次々にメンバーの方がやってきました。小瀬さんの挨拶を機に早速体操がはじまり、私も一緒に参加してみました。
高齢者向けの椅子を使った運動が基本なので、足腰が弱くても参加できるというお話をはじめに聞いて、私の想像ではこともあろうに甘くみていました。しかし、数分後にその甘い考えは覆されることになりました。
椅子に座って、手足を動かしたり、伸ばしたり・・・次は、足を前に伸ばし10秒間そのままの体勢で・・・。最初は若さでカバーしていたつもりの私の身体が悲鳴をあげてきたのはものの数分後でした。日頃の運動不足が重なっていた体はプルプルと震えだしました。自分だけじゃないだろうと周りの方を見てみると、皆さんは表情一つ変えずに取り組んでいました。
中には更に足に重りを乗せて体操している方も・・・。「恐るべし!きらり会。」と思わず心の中で叫んでしまいました。みなさんの方がよっぽど元気なのです。
その後は、床でヨガのように体を伸ばしたり、「サザエさん」の曲に合わせて体を動かしたりと、あっという間の1時間でした。いつもよりも短めにした、という今回の活動後にインタビューさせていただきました。