ご近所の民生委員や経験者が集まって会を立ち上げ
会の発足は平成18年6月。「老人世帯、独居老人世帯が増えてきている地域で何かできないか」「ご近所の中で交流を持ち親交を深めあい、困っていることがあれば互いに助け合いができないか」という問題意識を持った民生委員や、民生委員の経験者、協力者が集まって話し合いました。
みんなで出した結論は、地域の仲間で集い合い、心と体に良い刺激を与えあうことが重要ではないかということでした。そこで、見たり、聞いたり、作ったり、飲んだり食べたり、歌ったり、体を動かしたりということを楽しみながらできる会を月1回開催することになったのです。
私たちが訪ねた回が38回目。スタッフ全員で年間の活動計画を立て、協力して実施しています。実は、今回のミニフラワーの先生は、あじさい会のスタッフです。毎回スタッフが特技を活かして企画し、時には参加者が講師を務めることもあります。
このような、みんなで会を作り上げていくスタイルは、活動をスムースに進められる秘訣でもあります。スタッフ同士でも話す機会が増えて、いっそう親しくなり、阿吽の呼吸で動けるまでの関係を築くに至ったそうです。
もらった笑顔が次回の活力に
「『楽しかった』『次回も来たい』『話ができた』と参加者の方に笑顔で言ってもらえることが、活動していて良かったと感じることですね」と語ってくれたスタッフの方。
参加者が家に帰って会のことを生き生きとお話されるのでしょう。参加者の家族にも会のことが理解され、とても喜ばれているとのことです。
あじさい会を通して、地域で、家庭で、あたたかな心と心のつながりがしっかりと根ざしはじめていることを実感しました。
あじさい会のシンボル
スタッフのみなさん
私も活動をする立場でお話を伺い、参考になることがいろいろありました。特に楽しかった風船飛ばしや歌などは取り入れていこうと思いました。会が楽しくなければ参加しにくくなりますものね。
スタッフのみなさんがそれぞれの持ち味を活かして団結して会を盛り上げていることがまた素晴らしく、見習っていきたいと思いました。
このようなサークルが地域に沢山あるといいですね。少人数というのも良く、一人ひとりに目が届きます。私共もいろいろ勉強して、自分の為にも地域の方といい交流を目指していきたいと思いました。
あじさい会のことをもっと知りたい!
- 下作延第二町会にお住まいの老人世帯、独居老人を対象に、毎月第四月曜日の午後13:30~15:00に下作延第二町会会館で開催しています。