「いっず、ぬー、さん、すぅっ!」東北弁のラジオ体操
後半はラジオ体操でスタートです。おなじみの音楽が流れて来たかと思うと、その号令が東北弁!? いろいろな地域の方言を使ったラジオ体操があるのだそうです。発端は石巻発の地域コミュニティ再生プロジェクト「おらほのラジオ体操」で、日本各地に広まり、沖縄県などでもご当地版ができているそうです。
おなじみのラジオ体操
10人の動きがきれいにそろっています
本格的なリラクゼーションストレッチを慣れた動きでこなしていきます
ラジオ体操のあとは、バスタオルを敷いて腰痛改善の効果がある「ねこ体操」です。四つん這いのねこの姿勢から3種類ほどのポーズをとります。写真にある、片方ずつの手と足を前後に上げて伸ばすといった難しい動きも、皆さん慣れたものです。
バランスをとるのが難しいポーズも軽々と…
最後は、癒し効果もありそうな心地よい音楽に合わせてリラクゼーションストレッチ。15分間のゆっくりとした体操です。決めポーズも美しく決まり、平均年齢80歳超えのグループとは思えないパフォーマンスでした。
ポーズも表情も決まってます
気持ちよくストレッチ
「うちの老人クラブは、認知症の方が少ないんです」
「4年前に始まったこの健康体操は、高齢の住民の方からの、体操はしたいが遠くまでは行けない、町内会館なら通いやすいという声を受けて発足したんです」と語ってくれたのは、津田山の老人会長で、このグループの代表の萱嶋さん。どなたも参加OKというオープンな雰囲気で、「まずは皆さんがこの会館に集まってくれることを大切にしています」とのこと。
町内会館の近郊は、昭和30年代から開発が始まった分譲地で、住民の方の高齢化が進んでいますが、このグループをはじめ老人クラブや町内会の活動も盛んで、認知症の方が少ないのが自慢だそうです。毎週1時間、これだけみっちり運動をこなしているからこその成果ですね。
この日の参加者10名で集合写真
終始穏やかな笑顔の萱嶋さん
取材を終えて
取材というよりも、お元気な皆さんと一緒に体を動かせていただきました。
とても和やかな雰囲気で、ストレッチ・ラジオ体操・リラクゼーションと、皆さんがお元気に体を動かしているのにびっくりしました。
お年を聞いてさらにびっくり! 活き活きとされている皆さんに元気をいただきました。
(ちびっこひろば 別府)
津田山福寿会・健康体操のことをもっと知りたい
- 活動場所:津田山町内会館(高津区下作延7-13-15)
- 活動日時:毎週火曜 13時30分〜14時30分
- 活動内容:体操、健康講話など
(講師)
第1週:樹の丘地域包括支援センター
第2・4週:運動普及推進員
第3週:自主
第5週:区役所保健師
※取材当日は、第3週目でした。 - 設立:2011年(平成23年)
- 参加費:月200円(老人クラブ加入者は100円)