たかつハートリレー第38回で紹介するのは、下作延第一町内会の高齢者の居場所である「しもさくサロン」の紹介です。
取材したこの日は、健康のお話、脳トレクイズ、ボッチャや合唱、お菓子を食べながらの懇談で盛り上がっていました。みなさん、終始笑いが絶えませんでした。
取材当日のしもさくサロン
まずは、「健康のお話」。毎回、樹の丘地域包括支援センターの職員さんからお話をいただいています。今日のテーマは、「夏だけじゃない!冬は『かくれ脱水』に要注意!!」でした。地域包括支援センターの職員さんからは、わかりやすい資料やパネルを使いながら健康についての説明がありました。健康のお話の後は、ストレッチです。最近ではコグニサイズという認知症予防のための運動を行っています。
続いて、「まったりクイズ」が始まりました。まずはなぞなぞです。4つの問題があって、それぞれの答えが身体の一部というなぞなぞでした。
その次は択一クイズです。「節分の日に豆をまく理由は?」、「2月6日は“海苔の日”だそうですが、海苔に含まれているビタミンAは玉子1個の何倍?」など、正解発表の後にはまめ知識も学べるクイズでした。
最後は漢字法則発見クイズです。ある法則で漢字が並んでいて、その法則を見つけ出して、「?」の中に入る漢字を答えるというものです。なかなか法則を見つけるのは難しく、しーんとなってしまうと、スタッフの方が言葉の端々にヒントを織り込んで盛り上げてくれます。
そして、ゲームの時間となりました。ゲームは最近はボッチャが人気ということです。ボッチャとは、年齢、性別、障がいのあるなしにかかわらず、すべての人が一緒に競い合えるスポーツです。ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。
取材日当日は人数が多いので、AチームからFチームに分かれ、6チームの対抗戦となりました。組み合わせを替え2セットのゲームが行われ、優勝チームと準優勝チームが決まりました。優勝・準優勝チームには、景品が贈られました。
ゲームが終わり、スタッフがテーブルや椅子のセッティングを始めるとお手伝いしてくださる参加者さんもいて、みなさんお待ちかねの懇談の時間になります。
みなさんが4つのテーブルに分かれて着席すると、まるで昨日も会っていたかのようにおしゃべりが始まりました。お話は、元日に起きた地震のこと、これまでの旅行の話、ご自宅や公園などで見かけたのでしょうか花や木々の話、新しくできたお店の話、召し上がったお食事の話と、さまざまな話題が飛び交っていました。とても美味しいおやつが出されていましたが、食べる手が止まるほど、みなさん楽しくご歓談されていらっしゃいました。
懇談の後はカラオケタイムです。
歌詞が配られモニターに映し出されるカラオケビデオを見ながら「トロイカ」「津軽海峡 冬景色」を熱唱しました。
カラオケの後に今日の会を締めくくる「北国の春」体操です。みなさん輪になって歌いながら踊りました。次回また会いましょうと約束するようにみなさん手をつないで、最後は拍手で終わりました。