概要
食養科では、『治療の一環として安全で美味しい食事』を基本理念とし、一日約1,400食の食事づくりと治療効果が上がる栄養管理、退院後の食事療法を継続するための栄養指導をおこなっています。
食事内容は一般治療食と熱量、たん白質、脂質など、病気に対して栄養量を調整した特別治療食に分かれますが、一般治療食も栄養バランスに配慮しております。また、やわらかく、飲み込みやすく調理した嚥下調整食もお出ししています。
お食事の時間は朝食8時、昼食12時、夕食18時とし、温冷配膳車を使用して温かい料理、冷たい料理はそれぞれ適温でお出ししています。
常食では朝食と夕食にA・B 2種類のメニュ−からお好きな方を選べる選択メニュ−を実施しております。また四季おりおりの行事食にはカードを添えてお出ししています。
食事一例
行事食の一例
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正月 | ひな祭り |
選択メニューの一例
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朝食A(ご飯食:赤魚塩焼き) | 朝食B(パン食:ポトフ) |
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夕食A(魚料理:ワイン蒸しきんめ) | 夕食B(肉料理:ヒレかつ) |
栄養相談
入院、外来患者さま、ご家族の方で栄養相談が必要な場合は個別栄養相談により管理栄養士が食事療法の支援をおこなっています。糖尿病、腎臓病、脂質異常症をはじめどのような内容でも対応しておりますのでお気軽にご相談ください。ただし個別栄養相談は医師の指示が必要となりますのでご希望の方は医師にご相談ください。
個別栄養相談 | 7階栄養指導室または病棟 |
入院、外来 | 月〜金 午前9時30分〜午後4時(予約制) |
病棟訪問
入院中の患者さまに治療食の説明をおこなったり、食欲のない患者さまの栄養状態を把握するために病棟へ管理栄養士が伺います。患者さま一人一人にあった栄養管理計画を作成し、病棟スタッフとともに患者さまの病態及び療養生活の質の向上を図るよう努めております。