家族のような絆で支え合って15周年
「あおぞら会」が発足したのは、平成6年。昨年発足15周年を迎えました。現在会員は約40名。
家族の方やボランティアさんも参加しています。楽しく一緒に活動しながら、参加者だけでは難しい力仕事などを、必要に応じてきめ細かくサポートしていました。このような方たちの存在も、会が長続きしている秘訣のひとつなのかなと思いました。
会長の大島さんを囲んで。役員とボランティアのみなさん
ボランティアのおひとりにお話を伺いました。「障がいのあった主人と参加していましたが、主人が亡くなりしばらく会から遠のいていたんです。でも、またお手伝いをするようになりました。この会のみなさんは、本当にあたたかく、家族のようにかけがえのない存在です。」と、ご主人のお写真を手に、やさしい笑顔で話してくださいました。
これもみなさんが長年の活動の中で、仲間としての絆を大切に育んできた証なのだなぁと思います。帰り支度を済ませた会場で、そして一緒に歩く帰り道で…まだまだ楽しい会話が弾んでいて、こちらまで楽しくなりました。
取材を終えて
参加者のみなさんが、前向きでとても明るく、はつらつとしていらっしゃることが何よりも心に残りました。会場に足を踏み入れたときから、ずっと楽しげな声や明るい笑い声が響いていて、はじめて参加したとは思えないほど、自然に気持ちがほぐれ、居心地がよかったです。「あおぞら会」は、笑い声の絶えない和やかな会ですね。
私たち「めばえ会」は、地域とお母さんと子どもたちを結びつけたいという気持ちで活動していますが、人をあたたかい絆でつなぐ素敵な活動を続けていらっしゃる「あおぞら会」さんにとても共感しました。こうしたあたたかい交流の輪が、どんどん地域に広がっていくといいなと思います。
あおぞら会のことをもっと知りたい!
- 中途脳血管障がいなどのある方を対象に、1年を通して機能訓練や、歌や絵手紙教室、誕生日会、お花見などの季節の行事などを開催し、リハビリに取り組んでいます。
- 会費は年間2,000円。北部身体障害者福祉会館などで活動中です。