子どもたちあってこその活動。「自己満足」にならないよう、日々勉強!
メンバーはとても勉強熱心。「朗読はおなかから声を出します。とても奥が深くて、読み手が楽しんでいるかどうかそのまま伝わるんですよ。」「子どもたちの前で声を出すことで、すごく元気をもらっています。」その人の個性を大切にしながら勉強していきたいとメンバーは語ります。
好きな本を見つけられるよう、ディスプレイにも工夫をこらします
絵本作家の企画コーナー
様々な機会に積極的に活動を紹介しています
また、良い本を1冊でも多く紹介したいという思いから、図書館で紹介してもらったり、絵本の専門店に出向いたりして研究を重ね、選りすぐりの絵本を集めています。
子どもたちの思い出づくりに役立ちたいと、自治会の秋祭りでも毎年、大型紙芝居やペープサート(紙人形劇)によるおはなし会を行っています。母親クラブや小学校の活動に協力するほか、他地域でのイベントや勉強会にも参加しているそうです。「私たちの活動は、聞いてくれる子どもたちあってこその活動です。だから自己満足にならないように、地域に今何が必要か、アンテナをはって勉強することが大切なんです。」という言葉から、熱い思いと謙虚な姿勢が伝わってきました。
メンバーには多彩な人材がいっぱい。「活動の戦略を練るブレーン、美術担当、会計担当など、役割分担がとてもうまくいっているのが自慢なんです。」顔を見合わせて明るく笑うみなさんは、パークシティの緑の森のようにとても爽やかでした。
自治会役員さんも様子を見に来てくれます
今日はボランティア参加希望の見学者も
メンバーのみなさんの笑顔と手作りの看板から、楽しさが伝わって来ます
取材を終えて
子どもたちや活動に寄せる思いをいきいきと語るみなさんの姿に、女性はやはり地域のキーパーソンだなあと実感しました。常に細やかな視線を注いで工夫を重ねていらっしゃるのがすばらしいですね。小さいころから心のこもった読み聞かせを聴き、家族と一緒に素敵な絵本と触れ合っていたら、子どもたちはきっと心豊かに優しく成長することでしょう。暗いニュースが多い最近ですが、そんな子どもたちが未来を担ってくれると思うと頼もしいです。
私たちのリハビリ活動にもとても関心を寄せてくださり、「お手伝いに行ってもいいですか」と提案をいただくほど会話が弾みました。そして驚いたのは、偶然にも知り合いの方が会に参加していらしたこと。これからもあたたかな出会いを重ねて、地域を盛り上げていきたいですね。
「パークシティおはなしの森」のことをもっと知りたい!
- 月1回、第3土曜日におはなし会を行っています。また、第1木曜と第3土曜には、絵本の貸出も行っています。
- 絵本の貸出期間は1ヶ月です。
- 自治会会員に限らず、近隣住民にも無料で開放しています。
- ボランティア希望の見学も随時できます。いっしょに活動して下さるボランティア希望の方を随時募集中です。
- ホームページで活動の様子をご覧になれます。 http://homepage2.nifty.com/noblejoker/ohanashi/