昼食後は迫力満点、お楽しみのメインプログラム、合唱タイム!!
楽しい時間を過ごしているとあっという間にお昼の時間。今日は20周年を記念した豪華特別メニューでお刺身入りのお弁当。広間に50名が集まり食卓をともにすると、それだけで一体感がでてきて、みんながひとつの大きな家族のようになってくる感じがします。
いただきますの鈴は最古参の渡邊さんが鳴らします
20周年記念お刺身弁当!
みなさん残さず食べましょう!
そして昼食後はいよいよメインプログラムの合唱タイム。歌の指導をされているのはスタッフの関根さん。歌いながら肩をたたいてあげる「肩たたき」、ミニデイ20年♪という歌詞がはいった「高校三年生」の20周年記念バージョン、「高原列車は行く」といつも歌っている曲が続きます。NHKの復興ソングとしてテレビで流れている「花は咲く」は、1フレーズごとゆっくり丁寧に練習していきます。指導している関根さんが「ここのミニデイは男性が多いので、合唱全体に力があるんです。教えているこちらが鳥肌がたつくらい…」と言うのがうなずける力強い歌声が広間に響き渡ります。なお、関根さんは、お母さんがスタッフだったのでこのミニデイに関わるようになったということです。親子で関わっているなんて素敵なことですね。
前の人の肩をたたいてあげます
1フレーズごとゆっくり覚えていきます
男性が多いので合唱の迫力アップ
10分ほど休憩をしてお茶を飲んで喉を休めたあとも「見上げてごらん夜の星を」、ワンツー!ワンツー!と拳をつきあげる「365歩のマーチ」と合唱は続きます。
10月の誕生日会のプレゼント贈呈式を挟んでミニデイの締めくくりの歌でもある「さよならをいわないで」を最後に、楽しかった今回のミニデイは幕を閉じました。参加者の方は、お友達やスタッフと次回の再会を約束して帰路につきました。
歌の指導の関根さん
何歳になってもうれしい誕生日プレゼント
取材を終えて
いこいの家は、地域に支えられ、地域の一部であると感じました。とても明るく、笑い声のある中で様々な活動が行われていました。多くのボランティア、民生委員児童委員に支えられていることも素晴らしく、参加者とボランティアとが共に創り上げている楽しい、空間、場所でした。今度は、わかたけ作業所の利用者の方々とともに訪れ、交流したいです。
上作延ミニデイのことをもっと知りたい
- 上作延いこいの家で毎月第3木曜日午前11時から午後2時まで開催しています。
- 利用者は、川崎市内にお住まいの虚弱なお年寄り、軽度の障がい者が対象です。参加には事前相談が必要です。川崎市高津区社会福祉協議会までご連絡ください。
- 昼食代として500円
- 毎月、誕生日会を行っています。(参加者、スタッフ合同)
- 年に1〜2回、公園へ出かけたり、日帰りバス旅行を行っています。
- 送迎はボランティアが担当しています。