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エコシティたかつ


「たかつ水と緑の探検隊」の記録


1  オリエンテーション

「たかつ水と緑の探検隊」をはじめとした「エコシティたかつ」の取組の概要説明のほか、立体模型を使って緑ヶ丘霊園全体の地形の状況把握を行いました。

オリエンテーションの様子
オリエンテーションの様子
緑ヶ丘霊園の地形模型
緑ヶ丘霊園の地形模型


2  森の観察

歩道からの観察
森の観察の様子
森の観察の様子
冬でもシラカシ、シロダモ、シュロ、アオキなどの常緑樹が青々としていると、日差しが下まで届きません。地面は土がむき出しになっていますが、草が生えていないと雨が直接地面を叩き、雨や土が下流に流れます。
こうした問題に対応する意味で常緑の木を伐り、落葉の木を中心にすると、冬に葉が落ち、下まで日が射し込むので下草がたくさん生えます。
生物多様性の観点からも、日が射して草が生えるといろいろな虫が暮らすようになります。

モデル地区の谷戸の観察
緑ヶ丘霊園内にある谷戸を保水力が高く、生きものが賑わう森に再生する取り組みを進めるモデル地区として、整備を進めています。
水と緑の探検隊の開催に先立ち、平成28年1月20・22日の2日間をかけて、谷底(谷戸の底地)の間伐を事務局側(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング・高津区役所)で行いました。

間伐等の事前作業前の谷戸の様子(平成27年2月6日)
間伐等の事前作業前の谷戸の様子
(平成28年1月20日)
事前作業後の谷戸の様子(平成27年2月13日)
事前作業後の谷戸の様子
(平成28年1月22日)


探検隊の当日は、昨年度間伐を実施したエリアの観察のほか、モデル地区の谷戸の内部に入り、モデル地区全体の森の様子を観察しました。

3  水辺の創出

アオキの抜き取り作業の様子
板打ち作業
谷戸を多様な生きものが生息できる森にするため、湧水ポイントに矢板を打ち付けました。こうすることによって、地下を流れている水を止め、地表に染み出してくるようにしました。
湿地があると、オニヤンマやゲンジボタルなどが生息すると期待されます。



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