かわさきパラムーブメント推進ビジョン(令和4年度から)
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かわさきパラムーブメント推進ビジョン(令和4年度から) について
本市では、東京2020大会を契機として、平成28(2016)年より、「かわさきパラムーブメント」に取り組み、誰もが暮らしやすいまちづくりのためにさまざまな取組を推進してきました。
「かわさきパラムーブメント第2期推進ビジョン」の取組期間は令和3(2021)年度をもって終了しましたが、東京2020大会により高まってきている共生社会の実現に向けた機運をいかし、これまでの「かわさきパラムーブメント」による取組をより一層推進していくため、基本的な考え方や目指すもの、理念等は踏襲しながら「かわさきパラムーブメント推進ビジョン」として新たに見直し、策定しました。

主な変更点

かわさきパラムーブメントのレガシー
オリンピック・パラリンピックの開催を契機として、社会に有形・無形の持続的効果を生み出し、長期にわたり、特にポジティブな影響を与えるものを「レガシー」とよびます。
これまでは、目指すべきものの実現に向けて、取組により未来へ遺していくものをレガシーとし、「多様性(ダイバーシティ)と社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)に関するレガシー」と「川崎のブランド力向上に関するレガシー」の2つに分け、計9つのレガシー形成に向け取り組んできました。今後は、東京2020大会の閉会や共生社会の実現に向け特化させていくために、「多様性(ダイバーシティ)と社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)に関するレガシー」の7つのみをレガシーとして形成に向けた取組を推進していきます。
【かわさきパラムーブメントのレガシー】
- 多様性を尊重する社会をつくる子どもを育むまち
- 心理的バリアが解消されたまち~心のバリアフリー~
- 社会的バリアが解消されたまち~ユニバーサルなまち~
- 誰もがスポーツ・運動に親しんでいるまち
- 誰もが文化芸術に親しんでいるまち
- 多様な主体が地域づくりに貢献しているまち
- 誰もが職業等を通じて社会参加できる環境

取組期間
共生社会の実現に向け、長期的に取り組んでいくために取組期間を概ね10年程度と新たに定めました。なお、社会情勢の変化などに留意し、必要に応じて取組期間内での見直しなども行っていきます。

かわさきパラムーブメントにより目指すべきもの
「誰もが自分らしく暮らし、自己実現を目指せる地域づくり」
共生社会の実現に向け、誰もが自分らしく暮らし、自らの個性や能力などに応じて自己実現を図り、その結果として、一人も多くの方が社会というチームのメンバーとして活躍できる社会を目指します。
そのためには、障害、年齢、人種、LGBTなどの個性をチャンスと捉え、新たな価値を創造していくというビジョンを市民全員が共有し、主体的に行動することを促していきます。

かわさきパラムーブメントの理念
「人々の意識や社会環境のバリアを取り除き、誰もが社会参加できる環境を創出すること」
障害者をはじめ、いわゆる社会的マイノリティとされている人たちが、生き生きと暮らすうえでの障壁となっている、私たちの意識や社会環境のバリアを取り除くことや新しい技術でこれらの課題に立ち向かい、誰もが社会参加できる環境を創出することをかわさきパラムーブメントの理念とします。

概念イメージ(障害のある人もない人もすべての対象)
かわさきパラムーブメント推進ビジョン
お問い合わせ先
川崎市市民文化局パラムーブメント推進担当
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-0160
ファクス: 044-200-3599
メールアドレス: 25para@city.kawasaki.jp
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