

INTERVIEW
職員インタビュー
民間企業等職務経験者採用試験を受験して
入庁した3名の職員を紹介します。
転職活動当時の状況や、
実際に転職して感じたことなど、
様々な質問に答えてもらいました。



行政事務
- ●所属名:総務企画局シティプロモーション推進室
- ●前職の職種:テレビ番組の制作技術
(スタジオ、中継現場、ドラマロケなどの映像エンジニア)や人材派遣会社の営業など
●入庁してから現在までの経歴:
平成22年4月
宮前区役所高齢者支援課介護認定給付係
平成25年4月
宮前区役所企画課企画調整担当
平成28年4月
交通局庶務課庶務係
平成30年4月
交通局管理課営業企画担当
(担当係長に昇任)
令和 4年4月
総務企画局シティプロモーション推進室ブランド戦略担当
(令和6年4月、課長補佐に昇任)
業務内容
シティプロモーション推進業務全般を担当しています。主なメディアとして、SNS(市公式X、Instagram、YouTube)の投稿や管理を行っています。 また、都市イメージ調査を実施し、市民のまちへの関心や愛着・誇りなどの指標を測り、市のプロモーションの方針を決めています。 このほか、かわさきスペシャルサポーター(SHISHAMO、sumika、KADOKAWA DREAMS)とのコラボ事業の実施、動画制作スタジオの運用、市制100周年の広報全般を担当しています。
転職活動はどのように行っていましたか?
公務員への転職を考え、問題集を購入して過去問対策をしていました。休日や夜間の時間で勉強を行いました。
転職先として川崎市を選んだ理由について
教えてください。
川崎市生まれ、川崎市育ちで、このまちのために働きたいと考えました。特に、これまでの経験から、市の魅力をもっと広く伝える業務に携わることができればと考え、映像のまち・かわさきなど、先進的な取り組みに特に興味をもって、川崎市を選びました。
実際に転職したことで感じた民間企業との違いについて
教えてください。
転職前の仕事では、時間が不規則な勤務が多かったため、毎日決まった時刻で勤務するという、当たり前のようなことが新鮮でした。 また、営業の仕事では名の知れた企業ではなかったため、苦労したことがあります。 市役所はその名前だけで誰もが分かるので、信用度も高いですが、その一方でその分重責も担う必要があると感じます。
終業後や休日の過ごし方など、ご自身のワークライフバランスについて転職前との違いを踏まえて教えてください。
転職してから14年になるので、市役所の勤務が最も長くなりました。 また、その間に自身の生活環境も、仕事環境も大きく変化したため、その違いを表現することは難しいですが、 様々な仕事を経験してきたことは、現在の業務にも大いに役立っていることは確かです。 休日の過ごし方も、環境変化とともに変わりましたが、今も充実しています。


社会福祉
- ●所属名:健康福祉局総務部庶務課労務・人材育成担当
- ●前職の職種:専門員(判断能力の低下した方々への金銭管理・事務手続き等の支援)
●入庁してから現在までの経歴:
平成24年4月から平成28年3月
麻生区役所保健福祉センター保護課
平成28年4月から平成29年3月
川崎区役所地域みまもり支援センター保護第1課(係長に昇任)
平成29年4月から令和 3年3月
川崎区役所地域みまもり支援センター保護第1課面接担当
令和 3年4月から現在 健康福祉局総務部庶務課労務・人材育成担当
業務内容
保健医療福祉行政専門職の人材育成、健康福祉局職員の人材育成、庶務・労務担当業務
転職活動はどのように行っていましたか?
公務員試験対策の本を購入して、通勤時間や休日を活用し、苦手分野を繰り返し勉強しました。専門分野よりも教養試験(特に苦手な数的数理)に力を入れました。また、民間から公務員に転職した友人に勉強方法を相談して対策しました。
転職先として川崎市を選んだ理由について
教えてください。
以前は東京都23区内で勤務していましたが、地元に近く、政令市で、コンパクトにまとまり、多文化共生のイメージが強かったので、多種多様な経験ができ、社会福祉職としてのこれまでのキャリアを活かしてさらにキャリアアップできると思いました。
実際に転職したことで感じた民間企業との違いについて
教えてください。
前職から、生活保護のケースワーカーと連携して支援をすることがあり、生活保護業務に興味を持っていました。入庁して民間では経験できなかった生活保護業務を実際に担当し、様々な制度を活用しながら自立支援に携わることができたため、民間とは違う公務員だからできた、やりがいを感じました。
終業後や休日の過ごし方など、ご自身のワークライフバランスについて転職前との違いを踏まえて教えてください。
東京から神奈川に転職したことで、地元で働くという安心感がなにより大きかったです。学生時代の友人と職場で再会することもできましたし、人との繋がりが広がって良かったと感じています。また、仕事帰りにサッカー観戦したり、地元の友人と食事に行ったりできるのも川崎市に入庁できたからこそと感じています。


土木
- ●所属名:建設緑政局広域道路整備室
- ●前職の職種:建設コンサルタント
●入庁してから現在までの経歴:
平成22年4月から平成25年3月
建設緑政局 道路河川整備部 北部都市基盤整備事務所
平成25年4月から平成27年1月
建設緑政局 計画部 広域道路課
平成27年1月から平成29年3月
建設緑政局 広域道路整備室(平成27年4月
主任に昇任)
平成29年4月から平成31年3月
環境局 環境対策部 水質環境課
平成31年4月から令和 5年3月
建設緑政局 道路河川整備部 北部都市基盤整備事務所(係長に昇任)
令和 5年4月から現在
建設緑政局 広域道路整備室(課長補佐に昇任)
業務内容
首都圏の広域交通ネットワークを形成する広域的な幹線道路の計画促進、国直轄道路事業の整備促進に向け、国を始めとする関係機関と整備計画の内容や事業の実施方法等について協議・調整を行っています。
転職活動はどのように行っていましたか?
特別な転職活動や試験対策はしていませんが、前職において、各種専門技術に関する資格を取得する等の勉強はしていました。
転職先として川崎市を選んだ理由について
教えてください。
就職で上京し、十数年間、民間企業において全国的に幅広く道路設計に関する仕事に従事して来ました。地元の愛知県に帰るきっかけが中々掴めないまま、永住を決意したのが首都圏でも地理的に愛知県寄りの川崎市でした。これまでの経験を活かして、我が子が育つ川崎市の都市基盤整備に関わりたいと自然に考えるようになりました。
実際に転職したことで感じた民間企業との違いについて
教えてください。
受注者から発注者に変わり、より厳格な業務執行や説明責任が求められる立ち位置になったと感じました。地元や庁内の調整を始め様々な分野の方々への説明機会も多く、相手に伝わる言葉の影響も気にするようになりました。実務的には、民間では経験しなかった積算・発注業務、施工管理等もあり、事務的な仕事も多くなりました。
終業後や休日の過ごし方など、ご自身のワークライフバランスについて転職前との違いを踏まえて教えてください。
現在の働き方改革の時代的な背景もあり、転職前よりもワークライフバランスの取り易い環境にあると感じました。配属となる部署や時期的なものによって大きく異なりますが、具体的な業務内容を掴むことが出来れば、自分である程度コントロールすることが出来ると思います。