【実施結果】かわパラ2019~1年前だよ!パラ夏まつり~
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川崎市では、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機として、誰もが自分らしく暮らし、さらに自分の個性や能力等に応じて自己実現を図り、その結果、社会の一員として活躍できる社会を目指す「かわさきパラムーブメント」の取組を進めています。
パラスポーツや障害への理解促進、かわさきパラムーブメントの理念浸透等を目的として、パラスポーツ体験やオリンピアン・パラリンピアン等によるトーク、ライブ・パフォーマンス等をコンテンツとする、かわさきパラムーブメント推進イベント「かわパラ2019~1年前だよ!パラ夏まつり~」を、東京2020パラリンピック競技大会の一年前である8月25日(日)にラゾーナ川崎プラザで開催しました。
イベント概要
- 名称:かわパラ2019~1年前だよ!パラ夏まつり~
- 日時:令和元年8月25日(日)午前11時~午後6時
- 会場:ラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場/5階プラザソル
- 総来場者数:約62,000人
- イベント参加者数:約26,000人
共催・協力
- 主催:川崎市
- 共催:三井不動産株式会社
- 特別協力:NEC
- 協力:NPO法人高津総合型スポーツクラブSELF、JR東日本 川崎駅、株式会社総商、大日本印刷株式会社、東京ガス株式会社、日本理化学工業株式会社、マルマン株式会社
ルーファ広場
ルーファ広場では、パラスポーツ体験の他、ステージプログラムや、各種ブース出展を実施しました。
パラスポーツ体験
ルーファ広場のパラスポーツ体験ブースでは、車いすレーサー体験、シッティングバレーボール体験、スポーツ義足体験、ボッチャ体験の4つを実施しました。
車いすレーサー体験
車いす陸上競技用の3輪の車いすです。レースでの速度は、時速30kmを超えることもあります。
「かわパラ」では、専用のローラー台の上に設置した車いすレーサーを漕いで、速度を計測する、という体験を行いました。
シッティングバレーボール体験
座ったままで行うバレーボールです。プレー中にお尻が床から離れると反則になるため、お尻を床に付けたまま、腕の力などでお尻を滑らせるようにしてコート内を移動します。また、相手のサーブを直接ブロックやアタックなどで返球することもできます。
「かわパラ」では、NECレッドロケッツの選手もスポット参戦して、一緒に体験しました。スポーツ義足体験
陸上競技で使用するスポーツ用の義足を装着して、歩いたり走ったりする体験を行いました。
ボッチャ体験
イタリア語で「ボール」を意味するボッチャは、比較的重い障がいのある人のために考案されたパラリンピック特有の球技です。
最初に的となる白いボールを投げ、続いて赤と青の各6個のボールを投げたり、転がしたりして、白いボールにいかに多くのボールを近づけるかを競います。
「かわパラ」では、体験用の小さなコートで実施しました。
ステージプログラム
ルーファ広場のステージでは、福田市長によるスペシャルセレモニー、オリンピアン・パラリンピアンによるスペシャルトーク、杉本彩さんによるトークセッション、その他ライブ&パフォーマンス等、たくさんのプログラムを実施しました。
スペシャルセレモニー
ルーファ広場で行われたスペシャルセレモニーに福田市長が登壇し、挨拶を行いました。
その後、てのひらアートにも参加し、キャンバスに手形を残しました。
オリンピアン・パラリンピアン スペシャルトーク
北京オリンピックで100m準決勝に進出、400mリレーでは銀メダルを獲得し、五輪日本男子陸上トラック種目史上初のメダリストとなった陸上の塚原直貴さんと、アテネパラリンピック、北京パラリンピック、ロンドンパラリンピックと3大会連続出場を果たした車いすラグビーの三阪洋行さんによるスペシャルトークを行いました。
トークセッション
杉本彩さん、古田博子さんによるトークセッションでは、車いすダンスについてさまざまなお話を聞くことができました。
ライブ&パフォーマンス
出展・体験コーナー
出展・体験コーナーでは、みんなで作るてのひらアートを実施した他、各協力企業等によるブース出展を実施しました。
みんなで作るてのひらアート
キットパスという安全な水溶性のマーカーをてのひらに塗り、ルーファ広場中心のやぐらの周囲に設置したキャンバスに手形を押しました。
みんなで手形を押していくことで、一つの大きなアート作品を完成させました。
てのひらアートワークショップ
配布したスケッチブックにてのひらスタンプを押し、川崎市の花であるツツジを表現するワークショップを行いました。
笑顔パワーゲーム【NEC】
顔認証技術でカメラに映った人物の「笑顔度」を測定しました。
川崎市英国事前キャンプPR大使「きかんしゃトーマス」などのNゲージ走行【JR東日本 川崎駅】
川崎市英国事前キャンプのPR大使である「きかんしゃトーマス」等のNゲージ走行の様子を展示しました。
手助けサポートアプリ【大日本印刷】
手助けが必要な人と手助けをしたい人との間にある心のハードルを下げ、マッチングして社会を活性化するアプリ「May ii(メイアイ)」の紹介・体験を行いました。
片手でクッキング【東京ガス】
ペットボトルのふた空けや、すくいやすいスプーンなど、片手で調理するときの工夫と便利な調理道具を紹介しました。
キットパスでボディーペイント【日本理化学工業】
てのひらアートでも使用したキットパスで、ボディーペインティングを行いました。
2020年 英国代表チームがやってくる!
川崎市が東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の英国代表チームの事前キャンプ地であることを紹介するパネルを展示した他、英国に関係のある顔ハメパネル体験も実施しました。
パッと知ろう!かわさきパラムーブメント
かわさきパラムーブメントの紹介パネルの展示とグッズ販売、ラグビーワールドカップの展示を行いました。
かわパラ音頭
「かわパラ」の開催に合わせて制作した、「かわさきパラムーブメント」をテーマとした盆踊り「かわパラ音頭 七色の光の中へ-It's Alright」を来場者の皆さんと踊りました。
ルーファ広場の中心に設置したやぐらを囲んで1日に4回踊りましたが、回を追うごとに踊りに参加する人が増え、「かわパラ」のフィナーレとなる4回目には、数百人の参加者がやぐらの周りに何重にもなって踊り、大盛況となりました。
関連記事
- かわパラ音頭を作成しました!
かわパラ音頭の紹介ページ。 振付動画へのリンクもあります。
プラザソル
パラスポーツ体験
プラザソルでは、パラスポーツ等の体験ブースで、車いすフェンシング体験、卓球バレー、ユニバーサル野球を行いました。
車いすフェンシング体験
車いすフェンシングは、車いすに座った状態で前後左右に移動せずに戦うフェンシングで、パラリンピック正式種目です。
「かわパラ」では、やわらかい剣を使ったスマートフェンシングで実施しました。
卓球バレー
卓球台とピンポン玉を使って、バレーボールのように戦うスポーツです。木の板のラケットでピンポン玉を打ち、ネットの下を通過させて返球します。
正式には6対6で行いますが、「かわパラ」では、体験者数に応じた人数で実施しました。
ユニバーサル野球
「ユニバーサルスタジアム」という、通常の約10倍の大きさの野球盤を使って行う野球ゲームです。障害の有無にかかわらず野球を楽しむことができます。
「かわパラ」では、体験者の名前が場内アナウンスされ、本物の野球さながらの体験ができました。
お問い合わせ先
川崎市市民文化局パラムーブメント推進担当
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-0529
ファクス: 044-200-3599
メールアドレス: 25para@city.kawasaki.jp
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