概要
白内障手術をはじめ、角膜専門外来・網膜硝子体専門外来・小児眼科外来など総合病院ならではの幅広い眼疾患に対応できるように診療体制を整えています。
対応可能な治療
白内障手術(入院・日帰りいずれも対応可)・網膜復位術・硝子体手術・角膜移植術・羊膜移植術・翼状片切除術・結膜弛緩症手術・結膜嚢胞切除・霰粒腫摘出術・硝子体注射・各種レーザー治療(PDT・YAG・PRP)・ステロイドパルス治療・涙点閉鎖術、涙点プラグ・眼瞼痙攣ボトックス治療
2023年4月中旬から再開予定の治療
斜視手術・小児の睫毛内反手術
未対応な治療
緑内障手術・涙道内視鏡検査及び手術
外来診療担当表
医療連携について
毎日、多数の御施設よりご紹介させて頂いております。基本的には、術後経過のよい患者さんは、御紹介頂いた御施設に逆紹介をさせて頂いております。網膜剥離等の緊急疾患も扱っております。お電話を頂けましたら対応いたしますので、どうぞよろしくお願い致します。
また、毎日初診患者さんを受け付けておりますので、紹介状をお持ちの方は、お電話で予約をしてからの御来院をお勧めいたします。その場合、優先的に検査・診察をさせて頂きます。
トピックス
2022年
・羊膜移植施設の認定を受け、羊膜移植を開始しました。角膜化学外傷の急性期・再発翼状片・遷延性上皮欠損などに有効です。
・重症ドライアイに対しては自己血清点眼、涙点プラグ挿入に加えて、涙点閉鎖術を開始しました。
・感染性角膜潰瘍では当日に塗抹検査を行える体制を整えました。
・翼状片手術は初発だけではなく、再発翼状片にも対応可能になりました。
2023年
・米国から輸入した海外ドナー(待機期間最短1週間)を用いた角膜移植を準備が整い次第開始します。適応疾患は水疱性角膜症、円錐角膜、角膜混濁、角膜ジストロフィーなどで、全層角膜移植、深部層状角膜移植、表層角膜移植、角膜内皮移植など多くの術式に対応可能です。術後の経過観察は近医の先生方にフォローアップの手引きも用意していますので、日本全国どこからの紹介も受け入れています。
・入院期間は約2週間です。局所麻酔または全身麻酔にて行います。
・角膜移植はすべて保険診療で行っています。窓口で支払う医療費が1か月で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」の対象となるため患者さんの負担を大幅に軽減することが可能です。
2023年4月中旬
小児眼科専門外来を再開します。
2023年中、時期未定
保険適応の多焦点眼内レンズであるレンティスコンフォート®、テクニスアイハンス®以外にも、多焦点眼内レンズ(選定療養費)の取り扱いを予定しています。
患者様へのお願い
・検査の目薬である散瞳薬を使用すると5時間程度見えにくくなります。眼科の通院の際にはご自身での運転による自動車や自転車での来院は原則控えていただくようにお願いします。
・どうしても自動車で来院される場合は必ず担当医に次回自動車で来院していいかの確認をお願いします。
・とくに、急な症状の変化がある場合は、検査の都合上、自動車での来院は控えてください。