診療科について
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概要
当院の耳鼻咽喉科は5人の常勤医師によって診療を行っています。耳鼻咽喉科全般の疾患に広く対応しておりますが、頭頸部がん専門医・指導医が在籍しており、頭頸部悪性腫瘍診療については特に力を入れております。
診療科の特色
頭頸部疾患
頭頸部悪性腫瘍(口腔癌・上咽頭癌・中咽頭癌・下咽頭癌・喉頭癌・鼻副鼻腔癌・唾液腺癌・甲状腺癌など)の治療においては根治性の向上だけでなく、身体的侵襲をできるだけ少なくし、治療後の身体機能を可能な限り温存することを考慮しています。世界標準のガイドラインに基づいて、手術・放射線治療・化学療法を組み合せ、個々の患者さんに最適な治療法を選択するようにしています。手術に関しては早期癌に対する低侵襲手術から、関連各領域の診療科との連携により再建を伴う拡大手術まで対応しております。特に早期の中下咽頭癌・喉頭癌に対しては、低侵襲な手術治療として、鏡視下咽頭喉頭悪性腫瘍手術を積極的に行っております。再発転移癌に対しては光免疫治療も取り入れ集学的治療を行っております。


鼻副鼻腔疾患
慢性副鼻腔炎、副鼻腔嚢胞、副鼻腔真菌症、鼻副鼻腔乳頭腫、鼻中隔弯曲症、肥厚性鼻炎、アレルギー性鼻炎、鼻出血などの治療を行っております。内視鏡下副鼻腔手術の際にはナビゲーションシステムを利用し、正確性及び安全性の高い手術を目指しております。鼻茸を伴う難治性好酸球性副鼻腔炎に対して、指定難病医療費助成制度を利用した生物学的製剤皮下注射治療を外来にて施行しております。
咽喉頭疾患
急性扁桃炎、扁桃周囲膿瘍、急性喉頭蓋炎などの急性炎症の緊急入院加療から、習慣性扁桃炎、口蓋扁桃肥大・アデノイド肥大、声帯ポリープ、声帯結節、声帯嚢胞、ポリープ様声帯などの咽喉頭手術加療を行っております。
耳疾患
突発性難聴、顔面神経麻痺など急性疾患の治療から、滲出性中耳炎、慢性中耳炎、中耳真珠腫などに対して耳科手術を行っております。真珠腫難症例やアブミ骨手術など専門性の高い手術に関しては、耳科手術担当医師が手術を行っております。
その他
甲状腺腫瘍、甲状腺腫瘍、副甲状腺腫、副咽頭間隙腫瘍、側頸囊胞、甲状舌管嚢胞(正中頸嚢胞)、耳下腺腫瘍、顎下腺腫瘍、唾石症、深頸部膿瘍などの手術治療も対応しております。
医療連携について
紹介状を持参していただいた方には、検査・診察を優先的に行っております。またお電話で予約してからの御来院をお勧めしております。必要な検査や治療が終了し、病状が安定した患者様につきましては(悪性疾患を除き)、積極的に地域の先生方へ逆紹介の形でお戻りいただくようにしております。地域全体で患者様の健康を支えていきたいと考えておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
診療実績
| 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | |
|---|---|---|---|---|
| 新規頭頸部がん症例数 | 98 | 91 | 94 | 109 |
| 術式 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 |
|---|---|---|---|---|
| 鼓室形成術 | 6 | 3 | 8 | 7 |
| 内視鏡下副鼻腔手術 | 37 | 43 | 38 | 39 |
| ラリンゴマイクロサージェリー | 33 | 10 | 25 | 29 |
| 耳下腺・顎下腺手術 | 39 | 25 | 23 | 13 |
| 甲状腺手術 | 19 | 34 | 21 | 24 |
| 頭頸部癌切除術 | 78 | 64 | 54 | 47 |
| 頭頸部癌切除、再建術 | 11 | 11 | 5 | 9 |
| 喉頭全摘術 | 5 | 1 | 4 | 8 |
| 頸部郭清術 | 39 | 33 | 29 | 39 |
責任者
部長 重冨 征爾
