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等々力水処理センター高度処理事業

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2020年9月28日

コンテンツ番号109397

等々力水処理センター高度処理事業

川や海の水質は、水処理センターの働きによって大きく改善しました。しかし、本市の下水処理水が流れ込む東京湾では、窒素やりんなどを原因とした富栄養化が進み、依然として赤潮などの被害が発生しています。下水道としてこうした課題に対応するため、東京湾流域の自治体が連携して、下水処理水から窒素やりんを大幅に減らすための高度処理の導入を進めています。
等々力水処理センターは、昭和57年に稼動し、中原区、麻生区の一部と高津区、宮前区、多摩区の約5,490haの区域の下水処理を行っています。当施設は、等々力緑地内の限りある地下空間に建設された全国的にもめずらしい完全地下式の下水処理場で、平成15年度に一部高度処理施設が完成していますが、窒素やりんを除去することが難しい施設であったことから、新たな高度処理技術を開発し、現在その技術導入に向けた施設の建設を進めています。

赤潮の発生イメージ

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高度処理のしくみ

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等々力水処理センター

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1.流量調整池の整備

流量調整池とは、水処理センターへの下水の流入量を安定させるために下水を一時的に貯める池のことで、現在、等々力緑地の地下に建設しています。
等々力水処理センターの高度処理化により、新しい施設(脱窒ろ過池など)が運転を開始した際にも、流量調整池のはたらきで、安定した水処理が可能となり、良好な水質を保つことができます。

流量調整池完成予想断面図

地下に建設中の流量調整池の大きさ
鉄筋コンクリート造り地下2階構造
たて約75メートル
よこ約74メートル
深さ約18メートル
貯水量約1万トン

流量調整池のはたらき

等々力水処理センターへ流入する下水の量は、1日における変動が大きく、朝食後から昼過ぎまでの時間帯や、夕食後の時間帯に増加します。
下水の量が多い時間帯には流量調整池に貯留し、少ない時間帯にはこれを返送することで、水処理センターへ流入する下水の量を安定させることができます。これにより、新しい施設(脱窒ろ過池など)が運転を開始した際にも、安定した水処理が可能となり、良好な水質を保つことができます。

等々力水処理センターへ流入する下水の量

流量調整池建設工事のようす

平成28年7月

流量調整池を地下に建設するため、掘削工事を開始しました。   

流量調整池を地下に建設するため、掘削工事を開始しました。

平成29年2月

深く掘り進むにつれ、土留め(どどめ:赤く見える鉄骨)を組み上げて、土が崩れないように

深く掘り進むにつれ、土留め(どどめ:赤く見える鉄骨)を組み上げて、土が崩れないように支えます。

平成30年4月

地下20mまで掘削を完了しました。掘削した空間に鉄筋コンクリートで床や壁を建設していきます。

地下20mまで掘削を完了しました。掘削した空間に鉄筋コンクリートで床や壁を建設していきます。

平成30年9月

流量調整池床部分の鉄筋を組み立て、コンクリートを流し込んでいます。

流量調整池床部分の鉄筋を組み立て、コンクリートを流し込んでいます。コンクリートの床厚は2.5mもあります。

流量調整池の断面図

令和2年3月

地下2階部分の鉄筋コンクリートの壁と天井が完成しました。

地下2階部分の鉄筋コンクリートの壁と天井が完成しました。

流量調整池の断面図

令和2年7月

地下1階部分の壁と柱の鉄筋を組み立て、コンクリートを流し込む準備をしています。

地下1階部分の壁と柱の鉄筋を組み立て、コンクリートを流し込む準備をしています。

流量調整池の断面図

令和2年9月

地下1階部分の壁と柱のコンクリート打設が完了しました。

地下1階部分の壁と柱のコンクリート打設が完了しました。
これから天井を施工するための準備に取り掛かります。

流量調整池の断面図

2.脱窒(だっちつ)ろ過池の整備

脱窒ろ過池とは、微生物のはたらきとろ過を用いて、下水に含まれる窒素と水の汚れの成分を、今まで以上に分解しきれいにする施設で、等々力緑地の地下に現在建設しています。
この施設で窒素を処理(高度処理)することで、東京湾で発生している赤潮などの被害を減らしていきます。

脱窒ろ過池完成予想断面図

地下に建設中の脱窒ろ過池の大きさ
鉄筋コンクリート造り地下3階構造
たて約 60メートル
よこ約 124メートル(最大)
深さ約 24メートル
1日の処理量約20万トン

脱窒(だっちつ)ろ過池建設工事のようす

令和1年7月

工事の準備をしています。

工事の準備をしています。
等々力緑地の地下に脱窒ろ過池を建設するため、これから、掘削工事や鉄筋コンクリートの床や壁を設置する工事を進めていきます。

令和2年2月

地上から土とコンクリートを混合する作業を進めています。

脱窒(だっちつ)ろ過池を地下に建設するためには、掘削時に土が崩壊しないよう周囲の地盤を固める必要があります。写真の重機を使って、地上から土とコンクリートを混合する作業を進めています。

令和2年7月

掘削が進み始めると、地下から掘削した土を引き上げるための作業台(桟橋)が必要となります。そのために、あらかじめ作業台の脚(橋脚)となる鋼材を地中に打ち込む作業を進めています。

掘削が進み始めると、地下から掘削した土を引き上げるための作業台(桟橋)が必要となります。そのために、あらかじめ作業台の脚(橋脚)となる鋼材を地中に打ち込む作業を進めています。

令和2年9月

作業台(桟橋)を設置するために、あらかじめ地中深くに打ち込んだ作業台の脚(橋脚)となる鋼材を露出させるための掘削を進めています。

作業台(桟橋)を設置するために、あらかじめ地中深くに打ち込んだ作業台の脚(橋脚)となる鋼材を露出させるための掘削を進めています。

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お問い合わせ先

川崎市 上下水道局中部下水道事務所工事課

電話:044-766-9632

ファクス:044-766-9104