解体工事の実施について上下水道局からのお願い
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解体工事に伴い、給水管等に関連するトラブルが毎年発生しております。そのトラブルは、市民生活に影響を及ぼすものであり、解体工事がストップする場合もあります。以下の留意事項をご理解いただき、トラブル回避に努めるようご協力をお願いいたします。
1 給水管等の破損事故防止について
(1) 建物解体工事前に埋設管の調査を実施してください。
- 解体工事において、施工場所付近の埋設管を調査せず、給水管等を破損させる事故が多数発生しています。
- 破損させた場合、漏水による二次被害だけではなく、近隣の世帯が断水となるケースもあり、市民に迷惑をかけることになります。また、修理完了までの間、解体工事が停止し、修理費用もご負担していただくこととなります。
- 破損事故防止するためにも、解体工事を実施する前には、ウェブサイト(給水装置情報の閲覧)を確認し、オンラインまたは上下水道局の情報提供窓口で埋設管をご確認ください。
- なお、提供する給水管の埋設情報は、申請又は届出がない限り更新できないため、現地の情報と一致しない場合がありますので、情報提供受けた図面等を元に、現地との照査や試掘などの調査を実施してください。
(2) 工事を実施する際には、慎重に作業を実施してください。
- 重機オペレータや作業員に給水管等の位置を周知し、破損事故を発生させないように慎重に施工してください。
- 給水管等の位置がわかるよう目印などを付け、近い場所で掘削をする場合は、手掘りで注意して施工をお願いします。
- 宅地内の給水管等は、意外と浅い位置に埋設されています。
(3) 給水管等を破損させた場合
- 工事実施前に、止水栓・メーターボックスの位置や止水器具が正常に機能するか確認し、万が一破損させた場合は、直ちに、止水栓(メーターボックス内や第1止水栓など)で速やかに止水をしてください。
- 破損個所の修繕は、直接、指定工事事業者に原因者である事業者が依頼してください。なお、その費用は原因者の負担となります。
- 指定工事事業者がすぐに手配ができない場合が多く、事前に、指定工事事業者を契約する等のご対応をお願いします。なお、指定工事業者はウェブサイトまたは上下水道お客さまセンターでご案内しています。
2 給水装置工事(仮設・移設・撤去)について
- 解体工事に伴い、給水装置工事が必要である場合は、川崎市上下水道局指定給水装置工事事業者規定第14条により、工事の申込者から委任を受けた指定工事事業者が工事を行うものとなります。
- 適切に申請が行われない場合、上下水道局が保有する給水管等の情報が更新されず、正確な給水管の位置がわからず、破損事故へとつながります。
- 工事を実施する際は、指定工事事業者を手配し、適切に申請等を行ってください。
3 取外した水道メーターについて
- 水道メーターは、上下水道局の所有物です。取外した場合は、亡失、破損及び盗難防止のために、工事現場等に放置することなく確実に保管してください。
- 水道メーターを亡失又は破損した場合は弁償金を請求、盗難された場合は警察に被害届を提出します。
- 取外した水道メーターを使用しない場合は、上下水道お客さまセンターへご連絡ください。
お問い合わせ先
川崎市上下水道局サービス推進部給水装置課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-3141
ファクス: 044-200-3997
メールアドレス: 80kyusui@city.kawasaki.jp
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