川崎都市計画特別緑地保全地区の決定（菅生ヶ丘特別緑地保全地区ほか3地区）の告示内容

都市計画菅生ヶ丘特別緑地保全地区ほか3地区を次のように決定しました。

「位置及び区域は計画図表示のとおり」

　本市の新総合計画における「環境を守り自然と調和したまちづくり」の中で、「多摩丘陵の緑の保全と育成」が重要な施策に位置づけられ、市民の理解と協力を得ながら、まとまりのある緑の保全に努めています。また、緑の基本計画「かわさき緑の30プラン」を策定し、基本施策として「斜面緑地の保全」を掲げ、市域に残る斜面緑地のうち、無秩序な市街化を防止するための緑地、社寺林や鎮守の森、風致景観に優れている緑地、動植物の生息地として保全を図る緑地などについて、都市緑地法に基づく特別緑地保全地区、「川崎市緑の保全及び緑化の推進に関する条例」に基づく緑の保全地域などの手法を活用しながら、市域に残された貴重な斜面緑地の保全を進めています。
　本案のうち「菅生ヶ丘特別緑地保全地区」は、宮前区西部に位置し、菅生地区における貴重な斜面緑地となっています。地形的には南側の片側斜面地になっており、都市景観形成上重要な緑地として位置付けられると同時に、無計画な宅地開発から保全が急がれる地区でもあります。また、生田緑地・菅生緑地と連坦して本市の緑の骨格を形成しております。以上のことから、都市緑地法第12条第1項第3号イに該当し、かつ、住民の健全な生活環境を確保するために必要なものとして、都市計画決定しようとするものです。
　本案のうち「王禅寺源左衛門谷特別緑地保全地区」は麻生区東部に位置し、多摩丘陵を構成する緑地の1つとして近接する「王禅寺ふるさと公園」の緑と連担し合い、広域的な緑のネットワークを形成しています。また、当地区は周辺の里地景観を構成する要素の1つであり、多様な動植物の生育・生息空間となっています。 以上のことから、都市緑地法第12条第1項第3号ロに該当し、かつ、住民の健全な生活環境を確保するために必要なものとして、都市計画決定しようとするものです。
　本案のうち、「黒川腰巻特別緑地保全地区」は、麻生区西部に位置し、多摩丘陵を構成する緑地の一つとして、広域的な緑のネットワークを形成しています。また、当地区は周辺の里地景観を構成する要素の一つであり、優れた景観を形成するとともに、多様な動植物の生育・生息空間となっています。以上のことから、都市緑地法第12条第1項第3号ロに該当し、かつ、住民の健全な生活環境を確保するために必要なものとして、都市計画決定とするものです。
　本案のうち、「黒川七ツ谷特別緑地保全地区」は、麻生区西部に位置し、多摩丘陵を構成する緑地の一つとして、広域的な緑のネットワークを形成しています。また、当地区は周辺の里地景観を構成する要素の一つであり、優れた景観を形成するとともに、多様な動植物の生育・生息空間となっています。以上のことから、都市緑地法第12条第1項第3号ロに該当し、かつ、住民の健全な生活環境を確保するために必要なものとして、都市計画決定しようとするものです。

川崎市宮前区菅生ヶ丘地内

なし

なし

川崎市麻生区王禅寺地内

なし

なし

川崎市麻生区黒川地内

なし

なし

川崎市麻生区黒川地内

なし

なし