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いろいろねいろ活動記録 Vol.36 人材育成講座「障害のある人との音楽ワークショップファシリテーター養成講座」を開催しました!

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障害のある人との音楽ワークショップに関心がある音楽家や音楽大学の学生などを対象に、障害のある方とのコミュニケーションの取り方や、障害当事者の方も参加した実践的なトレーニングを行いました。
ファシリテーターは、英国のアート団体「ドレイク・ミュージック」に所属する、ベン・セラーズさんです。前日に川崎市内で開催したインクルーシブ音楽ライブ「いろいろねいろJAM2024」に引き続き、川崎で人材育成講座を開催していただきました。

会場は麻生区の特定非営利活動法人「ぶらりば」さんです。
この日は講座を受けるだけではなく、講習で学んだことを施設利用者さんが参加したワークショップで実践することにより、音楽家としてのスキルや自信を更に伸ばすことを目指します。

まず、午前中の前半では、ベンさんのこれまでの経験や、障害のある方とのワークショップで大切にしたい考え方などのお話がありました。
「できないことを考えるのではなく、できることを考える」、「参加者は何を楽しんでいるのか?」と考えることが大切、ということや「障害のある人が変わるのではなく社会を柔軟に変えていく」という考え方が社会的に必要、という考えを教えていただきました。

後半は、楽器や声を使ったワークにもチャレンジし、午後の実践ワークショップに向けてアイデアを膨らませます。

講座の様子1
講座の様子2

昼食休憩をはさんで、午後からはいよいよワークショップの始まりです。
今回のトレーニングに御協力いただいた施設利用者の皆さんが部屋に入ってきました。受講生全員が、音を鳴らしながら歓迎します。
まずは、利用者さんと受講生をグループに分けて、作詞に挑戦します。
自由に言葉を提案し、それにリズムを付け、サブファシリテーターの福本純也さんがメロディをつけます。
詞もメロディも唯一無二の曲が完成しました。
始めは緊張していた利用者さんも、積極的に曲作りに参加していました。

講座の様子3
講座の様子4

ワークショップ終了後は、ベンさんと受講者で今日の講座を振り返ります。
ベンさんからは、「完璧にできなかった時は落ち込むことがあるかもしれないけれど、『今日はうまくいかなかったけど次はうまくやろう』と考えると気持ちが楽でいられる」とのアドバイスがありました。
受講者からは、参考になったワークや、講座を終えて大切にし続けたい考えが確認できたという声が挙がり、多くの気づきを得られたことがわかりました。

障害のある人との音楽ワークショップファシリテーター養成講座について

会場:特定非営利活動法人ぶらりば
日時:2024年9月30日(月)
参加者:30人(受講生14人、ワークショップ参加者13人、視察者2人)
ファシリテーター:
ベン・セラーズ(ドレイク・ミュージック)
福本純也(ジャズピアニスト)
清水優(特定非営利活動法人ぶらりば理事長、打楽器奏者)

お問い合わせ先

川崎市市民文化局パラムーブメント推進担当

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-0529

ファクス: 044-200-3599

メールアドレス: 25para@city.kawasaki.jp

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