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先輩の声
川崎市の児童相談所で働く先輩職員に、川崎市を志望した理由やしごとのやりがい、プライベートなどをインタビューしています。

平成20年度入庁
「ありがとう」の言葉が支えになる仕事。仕事はやりがいがあります。
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しごとの内容
川崎区・幸区・中原区の3区が担当区域になります。その中で個別の地区を担当する職員もいますが、私は個別の地区を担当せず3区全体のバックアップや会議の運営を主にしています。虐待が疑われるなど緊急の一時保護対応が必要な際は、子どもとの面接や親御さんとの面接をすることもあります。
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職場の環境
事務室の机がフリーアドレスに変更となり、日によって横に座る職員が変わるため、いろいろな職員と話ができます。係を超えてざっくばらんに話せる環境が整っている点がいいですね。休みも取りやすい環境です。休日はサッカー観戦を楽しんでいます。
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福祉の仕事をめざした理由
誰かのために働きたいと思い、福祉の仕事を志しました。
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川崎市の職員を志望した動機、川崎市職員になって良かった事
川崎市出身のため、働くなら地元が良いと思い川崎市を志望しました。県内の他自治体に比べると市の面積が小さく、転勤の範囲が限られている点がいいですね。
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川崎市の魅力
川崎市は会社や商業施設などが多くあり、街全体に比較的活気があります。買い物や交通には困らないですね。北部地域には自然も残っており癒されます。東京都心や横浜みなとみらいにも行きやすいので便利ですし、サッカーチームが強いため応援しがいがあります。
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児童相談所で働く中で苦労したこと
一時的に子どもを家から引き離す「一時保護業務」は、とても気を遣います。一時保護は法律で原則2か月以内しか認められておらず、その間に援助方針を決める必要があります。子ども自身が家から離れたいときもありますし、親自身が離れたい場合もあります。両者の意志とは関係なく、児童相談所の判断で子どもを保護することもあります。その中でそれぞれの現状や気持ちを確認し、折り合いがつけばいいのですが、つかないこともあるので、そのときは悩みます。最終的には子どもの最善の利益を考えて組織決定をして支援しています。
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児童相談所で働くやりがい
2〜3年、同じ家族を担当しているなかで、徐々に課題が解決されていく経過をみていくのはとてもやりがいがあります。「ありがとう」と言ってもらえることで報われますね。
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今後チャレンジしたい事
自分が経験したことを次世代の職員に伝えていきたいです。そして、子どもたちへの適切な支援の継続につながっていければと思っています。
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児童相談所で働く事を検討している方へのメッセージ
近年、虐待が社会的に取り上げられることが増えてきました。多くのケースは支援によって改善できると思います。しかし残念ながら不幸な事件・事故はなかなかなくなりません。職員一人でできることは限られているので、一人で抱え込まず会議で話し合う時間をもうけ、組織決定したうえで支援に当たっています。
自分で声をあげることができない子どもに対して、子育てに悩み苦しんでいる親に対して、真摯に向き合うには丁寧な支援が必要不可欠です。一人でも多くの支援者が家族に寄り添って支援してくれることを望みます。すぐに結果が出る仕事ではないですが、根気強く働いてみませんか。
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