

Voices
先輩の声
川崎市の児童相談所で働く先輩職員に、川崎市を志望した理由やしごとのやりがい、プライベートなどをインタビューしています。

平成29年度入庁
子どもの「こうなったらいいな」に耳を傾け、サポートしていきたいです。
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しごとの内容
児童福祉司として子どもたちが地域で安心・安全に暮らせるように、家庭などから相談を受けています。保護者や子どもと直接話し、どんな生活をしていきたいか、より良く生活していくには何が必要かを一緒に考えていきます。子どもたちが地域で安心・安全に暮らせるようになるために、学校や区役所、その他地域の機関とこまめに情報のやり取りをし、役割をもって支援にあたります。
残念ながら、子どもの命と心を守るために、ときには子どもを家庭から離すこともあります。保護者や子どもたちと共に「どうすれば子どもの安心と安全を守れるのか」を考え、支援にあたっています。 -
職場の環境
私と同じ児童福祉司として働く職員が、所内には30名超います。それぞれの職員がこれまでの職歴などのバックグラウンドを活かし、各家庭の支援にあたっています。係問わず、互いの業務について相談し合えるので、支援の幅を広げられると感じています。
所内には児童心理司、保健師、弁護士、医師、保育士などがおり、様々な視点から助言があります。家庭や児童にとって大事な決定を行う際は、担当者だけで決めるのではなく、所内で十分に議論・検討しながら決定します。専門職からの意見を取り入れて支援に当たれるのは、児童相談所の強みだと思います。 -
休日・休暇の過ごし方
休日は基本的に土日と祝日です。家のことをする以外には、人と会う、美味しいものを食べる、韓国ドラマをみる、ちょっと体を動かす、ドライブをする、推し活をする、猫と遊ぶ、寝ると、とにかく自分のやりたいことをやる時間に使っています。午後のみ休暇をとって、平日限定の美味しいランチを食べに行くこともできる職場です。
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福祉の仕事をめざした理由
元々小学校教員を目指しており、教員免許取得に際して介護などの体験実習を受ける必要がありました。実習先の福祉施設の施設長さんから「ぜひ福祉の目をもった先生になってほしい」との言葉を受け、初めて福祉の存在を意識するようになったのです。「困難を抱える子どもやその家族と、福祉の面から関わっていきたい」と思い、公務員の福祉職を目指しました。
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川崎市の職員を志望した動機、川崎市職員になって良かった事
大学時代に採用説明会に参加した際、福祉職の先輩方から「ウェルカムな雰囲気」を強く感じました。入庁してもその印象は変わらず、1年目から継続して研修があったり、先輩職員との面接が必ず設定されていたりと、若手職員を受け入れ、支える仕組みがしっかりとあったので、安心して新任期を過ごせました。
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川崎市の魅力
美味しいカレーランチが食べられる点です。私の最近の趣味は、カレー屋巡りで、カレー屋さんがやっている「ナン食べ放題、サラダ、ドリンク付ランチ」に、よく行きます。とくにサグ(ほうれん草)カレーの食べ比べにハマっているんです。
食べ放題のナンのもちもち具合、甘味、塩味なども店舗ごとに特徴があり、お気に入りの1枚を探すため、出張先でもカレー屋さんをググる日々です。川崎市内で検索するとたくさん出てくるので、これは「新たな川崎名物かも?」と勝手に思っています。川崎市で働くと、美味しいカレーランチが食べられますよ! -
働いてみた印象
入庁前は、ニュースで取り沙汰されるような悲しい事件ばかりを扱うのか、とマイナスなイメージで構えていました。実際に保護者や子どもたちと接すると、保護者と一緒に子どもの成長を喜んだり、子どもたちの言動に笑わせられたりと、笑顔もたくさんある仕事でした。
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仕事をする上で、心がけている事
子どもの声をよく聞くことを心がけています。それは、保護者の声をないがしろにすることではありません。子どもたちは大人の想像以上に、物事を深く考え捉えていると、日々の業務を通じて感じることがあります。「こうなったらいいな」という子どもの声にきちんと耳を傾け、私たちが代弁者となることで、保護者と一緒に子どもにとって良い環境を考えていきたいです。
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児童相談所で働くやりがい
子どもの言動に対する悩みから、虐待に繋がりそうな家庭がありました。保護者が「子どもが成長したので、自分も良い対応が出来た」とお話しされたときは、子どもの成長を保護者と喜び合え、やりがいを感じました。子どもの成長だけでなく、保護者の成長もあったことを伝えた際、保護者の方が「そうですか」と表情を柔らかくしたのは印象的でしたね。関われてよかったと感じました。
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今後チャレンジしたい事
児童相談所の仕事に、奥深さを感じています。様々な家庭に関わりながら、児童福祉分野での自分の経験を広げていきたいです。
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児童相談所で働く事を検討している方へのメッセージ
児童相談所は専門性が高く、緊張感ある職場です。子どもの命と心を守るためには、必要な知識や技術をもって的確な判断が求められます。配属されて3年目ですが、毎日が勉強になり刺激になっています。児童福祉司としてだけでなく、福祉職として成長できる場であると感じています。
「しんどい」ときには、周囲の先輩職員がきっと支えてくれます。今も、周りで年上の職員さんたちが冗談を飛ばしあって笑っています。子どもたちに笑わせられることも多くあります。意外と笑顔の絶えない職場なんです。ぜひ一度、児童相談所のしごとにチャレンジしてみませんか!
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