

Voices
先輩の声
川崎市の児童相談所で働く先輩職員に、川崎市を志望した理由やしごとのやりがい、プライベートなどをインタビューしています。

平成18年度入庁
自ら進んで幅広い職場を経験し、専門性が深められる環境です。
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しごとの内容
子どもと面接し相談にのることが主な仕事です。そのほかに保護者相談を受けたり、出張で関係機関への訪問をしたりしています。また療育手帳判定業務も大切な業務の一つです。
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職場の環境
一人で悩み考えないように職員同士で声をかけあい、連携を取りながら仕事をしています。出張で所外に出ることも多いですが、それぞれの案件にはチームで関わっているため、職員同士で顔を会わせたときは報告、連絡、相談をしコミュニケーションをとるように心がけています。最近はコロナ禍で機会が減りましたが、職場の人たちとサッカー観戦に行くこともあります。
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休日・休暇の過ごし方
基本、土日祝日が休みです。有給休暇は1日単位ではなくても、例えば半休や時間休という形で取得が可能で、仕事のスケジュールは自分で組み立てやすいです。
休みの日は、スポーツ観戦をしたり、ヨガなどで体を動かしたりしています。 -
福祉の仕事をめざした理由
学生時代のアルバイトでお子さんとかかわる機会があり、家庭についての相談を受けた経験から、より専門的知見をもって子どもの話を聞きサポートしたいと感じるようになりました。知人に児童相談所で働く人がおり、やりがいのある職場であるという話を聞いていたこともあり、この仕事を目指しました。
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川崎市の職員を志望した動機、川崎市職員になって良かった事
入庁以前、他自治体が不定期採用の中、川崎市は心理職を毎年連続して採用しており、心理職という職種を重視している歴史が感じられたため希望しました。児童分野に限らず精神保健分野等心理の専門性をいかせる様々な職場への異動が可能であり、自分の可能性や経験の幅を広げられる点も川崎市の特徴です。他の分野の職場に異動をして、専門性を深めたあと児童相談所に再異動するなど、幅広いジョブローテーションデザインが可能な点も魅力に感じています。
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川崎市の魅力
自然が豊かであり文化芸術が楽しめる施設も多いため、様々な人が暮らしやすい街だと感じています。また、藤子・F・不二雄ミュージアム近隣では、キャラクターの人形があったりテーマソングが流れたりする駅もあり、子どもにも親しみやすい工夫がされている街だと思います。
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働いてみた印象
とても大変な仕事というイメージがありましたが、それ以上にやりがいが大きい仕事だと感じています。入庁しなければ出会うことのなかった、たくさんの専門職の人たちに接するなかで、知見を深めることができました。
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仕事をする上で、心がけている事
様々な意見に耳を傾け、一つの見方や考えに偏らないように心掛けています。どんなことにもバランス感覚を大事にし、俯瞰した視点をもち、現状の中にある強みを探すこと。常に初心を忘れないこと。現場に役立てるために新しい知識を取り入れ、学び、研鑽していく気持ちを忘れないこと。周囲への感謝の気持ちを忘れないこと。様々な角度から日々、学び、心掛けています。
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児童相談所で働く中で苦労したこと
今できる最大限のことをしたいと思っていますが、子どもの意向に必ずしも沿えない場面もあり、悩みはつきません。周囲に支えてもらっていることが大きいですが、何より、子ども自身の力が大きいと思っています。この仕事は、どんなことがあっても「子どもを中心としたチーム」で成り立っています。このことをいつも心に留め、忘れないようにしています。
さらに相談の答えは相談者の中にあって、教えてもらう姿勢でいること、場合によっては、新たな視点を提案することもバランスよく取り入れながら、子どもと一緒に考えていくことを常に意識しています。 -
児童相談所で働くやりがい
子どもと家族が自分の中の答えに気付き、自分の道を選び歩んでいく姿を間近で見られたときに「やりがい」を感じます。また、子どもや家族の笑顔を見ると、とても励まされます。
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児童相談所で働く事を検討している方へのメッセージ
近年、児童相談所はメディアなどで話題になることが多く、様々なイメージがあると思います。確かに、大変なことや悩むことは多い職場ですが、それ以上に、子どもとともに泣いたり笑ったりできる、心が動く職場です。
児童相談所だけでなく川崎市の心理職は、人材育成にも力をいれており、私の周囲で働いている人たちも、皆さん努力家で教えてもらうことがたくさんあります。もし興味があるようでしたら、ぜひ職場のひとつとして考えていただけると嬉しいです。
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